勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
第328話 ユハニからの連絡
すごいタイミングというのかな?
ユハニさんから連絡が。
「申し訳ございません。貴族と庶民を半々で、とのことでございますが、貴族のほうがいけませぬ。」
何がいけないのだろう?
「ええと、貴族に問題が?」
「家臣に、と随時面談をいたしておりますが、貴族の子息は駄目なのが多すぎて困っているのですよ。」
何が駄目なのでしょうか?それにこれはちょうどいい?
「ユハニさん、以前こういった話はしたかどうか覚えてませんが、僕や内元君の傍にいる侍女さん、彼女達も貴族の娘さんですよね。」
「無論そうでございます。勇者召喚の折、侍女として全員貴族の子女を侍女として待機させていたと聞き及んでおります。」
「そこでという訳じゃないんだけどね、彼女らの兄弟、一度面談できないでしょうか?」
「そういった事はできれば避けたいのでございますが。縁故でしょう。」
考えるまでもなく否定されました。
「まあそう言わずに。内元君の侍女さんからの提案なんだけどね、彼女らの実家から、領地経営?運営?に関しての人材を送ってくれそうなんだって。それと、一族をこの地に呼び寄せたいらしいんだけど、どうなの?それに、侍女さんの兄弟のうち、次男以下の兄弟のうち、誰だっけ?役に立ちそうなのをええと家臣にしたい?だっけ?まあうまく言えないんだけどさ、そんな感じの提案をしてるんだけどどうかと思ってね。」
間違ってないよね?
「ではこういたしましょう。内元伯爵様の妻のうち、侍女でございますが・・・・兄弟を推薦していただきます。侍女の責任の下、わたくし共で面談をいたします。これは常山公爵様も同様でございます。」
「ええと、どういう事かな?」
「推薦をする、という事は、その人材に責任を負います。」
それはどういう意味なんだろう?
「ええとつまり、下手な人を推薦できない?つまりは推薦する段階で既にふるいにかけてるんだね?」
「さようでございます。先だって申し上げたと思いますが、家臣に加えろと貴族の子息が大挙して押し寄せているのでございます。その大半は使えない人物でございます。」
確かまだそれはましなほうで、害になる人物もいたんだっけ?
「まあ、まだ試行錯誤が必要だけど、他の侍女さんにも確認しよう。ちょうど集まってもらうところだったんだ。」
・・・・
・・・
・・
・
結局集まる事の出来る侍女さんは全員来たようです。
ユハニさんが集まった侍女さん達に説明をしてくれてます。
「つまり、いくら自分の身内とはいえ、気持ちだけで推薦しても駄目という事です。性格、能力共に申し分のない人物のみ推薦するよう願います。もし、まだ無能ならいいですが、害にしかならないような人物を推薦した場合、今後推薦した貴族筋からの登用は一切できない、そう思って下さい。何せ貴族の子息、子女を常山公爵の所へ、という事案が多すぎて、そのくせ役立たずが多すぎて困っているのですよ。そして厄介なのはそんな中、ほんの一握りの優秀な人物が紛れていて、見分けがつきにくい状況となっているのですよ。」
半ば愚痴のような事を侍女さん達に、一方的にしゃべってますね。
よほど使えない人物が来てたんですね。
          
ユハニさんから連絡が。
「申し訳ございません。貴族と庶民を半々で、とのことでございますが、貴族のほうがいけませぬ。」
何がいけないのだろう?
「ええと、貴族に問題が?」
「家臣に、と随時面談をいたしておりますが、貴族の子息は駄目なのが多すぎて困っているのですよ。」
何が駄目なのでしょうか?それにこれはちょうどいい?
「ユハニさん、以前こういった話はしたかどうか覚えてませんが、僕や内元君の傍にいる侍女さん、彼女達も貴族の娘さんですよね。」
「無論そうでございます。勇者召喚の折、侍女として全員貴族の子女を侍女として待機させていたと聞き及んでおります。」
「そこでという訳じゃないんだけどね、彼女らの兄弟、一度面談できないでしょうか?」
「そういった事はできれば避けたいのでございますが。縁故でしょう。」
考えるまでもなく否定されました。
「まあそう言わずに。内元君の侍女さんからの提案なんだけどね、彼女らの実家から、領地経営?運営?に関しての人材を送ってくれそうなんだって。それと、一族をこの地に呼び寄せたいらしいんだけど、どうなの?それに、侍女さんの兄弟のうち、次男以下の兄弟のうち、誰だっけ?役に立ちそうなのをええと家臣にしたい?だっけ?まあうまく言えないんだけどさ、そんな感じの提案をしてるんだけどどうかと思ってね。」
間違ってないよね?
「ではこういたしましょう。内元伯爵様の妻のうち、侍女でございますが・・・・兄弟を推薦していただきます。侍女の責任の下、わたくし共で面談をいたします。これは常山公爵様も同様でございます。」
「ええと、どういう事かな?」
「推薦をする、という事は、その人材に責任を負います。」
それはどういう意味なんだろう?
「ええとつまり、下手な人を推薦できない?つまりは推薦する段階で既にふるいにかけてるんだね?」
「さようでございます。先だって申し上げたと思いますが、家臣に加えろと貴族の子息が大挙して押し寄せているのでございます。その大半は使えない人物でございます。」
確かまだそれはましなほうで、害になる人物もいたんだっけ?
「まあ、まだ試行錯誤が必要だけど、他の侍女さんにも確認しよう。ちょうど集まってもらうところだったんだ。」
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結局集まる事の出来る侍女さんは全員来たようです。
ユハニさんが集まった侍女さん達に説明をしてくれてます。
「つまり、いくら自分の身内とはいえ、気持ちだけで推薦しても駄目という事です。性格、能力共に申し分のない人物のみ推薦するよう願います。もし、まだ無能ならいいですが、害にしかならないような人物を推薦した場合、今後推薦した貴族筋からの登用は一切できない、そう思って下さい。何せ貴族の子息、子女を常山公爵の所へ、という事案が多すぎて、そのくせ役立たずが多すぎて困っているのですよ。そして厄介なのはそんな中、ほんの一握りの優秀な人物が紛れていて、見分けがつきにくい状況となっているのですよ。」
半ば愚痴のような事を侍女さん達に、一方的にしゃべってますね。
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