勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしい

第128話 食事ですが、同時に緊急会議

今僕達は・・・・森江さんをはじめ、古手さん、矢坂橋さん・・・・それにあれ?何人か増えている?

それと侍女さん達。

内元君と揚村さんも同席してる。

で・・・・現在ここにいる全員、同じクラン所属になってます。あれ?見慣れない女性はいつの間に?
「あ、クランですよね?順平さんの意識が無かったので、私でもできるので、登録しました。」
何故分かるのですか?才村さんはエスパーですか?
「嫁なら当然です。」
・・・・まだ嫁になってないですよね?しかも嫁になったからと言って、そんな能力ないと思うけど。

僕が何か喋ろうとすると、森江さんが先に喋りはじめます。

「常山さん、びっくりしましたよ。才村さんから、常山さんが倒れたので、部屋で安静にする必要があると聞かされて・・・・」
「そうよ!何故私達に同席させてくれなかったのよ!」
古手さんが興奮気味に言います。
「ああ、色々ごめんなさい。心配かけました。スキルの使い過ぎ・・・・と思います。僕って、どうやら大量のスキルを所持してるようですが、肉体的には何の変化もないので、いきなり大量のスキル、しかも魔力を沢山使ったはずなので、耐えられなかったのでしょう・・・・それと古手さん、あの王族・・・・もう才村さんから聞いたのでしょうか?あれはたまたまの展開で、僕も並行世界で経験しなかったんですよ。なので・・・・色々ごめんね。」

「そんな風に謝られると怒れなくなっちゃうじゃない!ずるいわよ!」

古手さんはなんだかんだ言って・・・・言葉使いはあれだけど、そう男前!根は・・・・優しい。

「ええと、順平さん、何か話があるんですよね?まさかの全員プロポーズではなさそうなので・・・・ってそんな怖い顔しないでよ?」

相変わらずの矢坂橋さんです。
「何度も言ってるけど、みずかと呼んでね?もちろん呼び捨てで♪」
・・・・まあ今はいいでしょう。

そして、中々こう言った場で発言しない女子高生2人が挙手をする。

「あ、なんでしょう、伊知地さん。」
「ええと、私達もこの場に居てもいいのかなって?」
・・・・どうしたのでしょう?
「むしろ優先的に居てほしいのですが?もしかして何処かへ行きたい?」
「いえいえ!そうではなくって・・・・」
すると吉安さんが割って入ります。
「あのね常山さん、私達まだ高校生、だけど常山さんの周りには私達より経験豊富な女性が、それも容姿に恵まれている・・・・そんな中私達みたいな子供が混じってていいのかな、なんて。」
・・・・そんな事を考えていた?
子供って言うけれど・・・・もう立派な大人と思うけれど?容姿は・・・・好みもあると思うけど、まだ幼さがあるからね・・・・だけどね、2人は将来美少女から美女になるよ、うん。

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