精霊貴族に転生~精霊の力を使って最強を目指します~

ReiNiaras

近衛騎士団3

「それでは試合開始」
俺と副隊長との一騎打ちが始まった。
俺は副隊長が剣を振り上げた瞬間に身体能力のみで接近し、後ろに回り込んだ。


距離はもともと5mぐらいだったがそれを0.5秒以内で移動した
おそらくここにいるほとんどのものは見えていないだろう
見えているとしたら父さん、ライル、そして近衛騎士さんの中でもおそらく上位の騎士の何人かだけだ


そして俺は相手の首に剣を当てた
すると副隊長は今気づいたのか青ざめていた


するとライルが
「やめ」
そういって試合を止めた


周りはどよめいていた
「嘘だろ見えなかったんだけど」
「俺もだ、何をしたんだ」


ライルは
「お疲れさま、でも凄い身体能力だね。身体強化使っていなくてそれだけならうちでも上位騎士以上だね」
そういうとさらに周りはどよめいていた




しかし、中には認めないものもいて
「団長、そいつは何かずるをしたに違いありません」
「そうですそんな奴が男爵だなんておかしい」
そういっているものもいた


その中にはあのパッソーノもいた
(はぁまたあいつかよ)
するとライルが
「ならお前たち対ルイトで戦え


ルイト、複数対一でも問題ないか?」
そういった
俺はライルに
「あぁ、三桁までなら問題ないよ」
そういうと


苦笑しながら
「文句あるやつは出てこい
ルイトが直々に叩きのめしてくれるそうだぞ」


そういうとぞろぞろと前に出てきた


およそ40人というところか
しかし驚いたことに実力のある人はほとんど参加していない
さっきの試合で満足してくれたようだ


ほとんどは貴族のものたちだ
いくらか一般のものもいるがどう考えても脳筋のやつらだけだ


そうして試合を始めようとするとなぜか俺は敵に囲まれていた。
「なぁライル、これってどういうこと?」
するとライルも困った顔で
「僕に聞かれても知らないよ。そいつらがかんがえてやってるから」
そういわれた


そこで俺はライルに
「こいつらケガしても俺の責任じゃないよな?」
そう確認した


すると
「うん、あ
でもさすがに魔法はやめてほしいな
ここだと君の魔法には耐えられないから
それ以外なら問題ないよ」
そう明言してくれた


そこで俺は体中に魔力をまとわせた
すると
「なんだ今頃仕込みかぁ
へ、この人数にかもまれているんだあきらめな」
そうガラナの悪そうなやつが言ってきた


そして、「はじめ」ライルの合図で試合が始まった

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