Bluetoothで繋がったのは学校1の美少女でした。
第61話 同じ依頼
「どうした? そんな焦った顔して」
「な、なんでもない」
俺は穴に手を突っ込む事で祐奈の臀部を触ってしまっていたようだ。
ここで俺が焦ると風磨にこの穴の存在に気づかれかねない。
この穴の正体を風磨が知ってしまったら興味本位でで手を突っ込んでしまうかもしれない。
風磨にこの穴の存在を知られないよう平然を装った。
俺が祐奈の臀部を触った事実を祐奈に知られてしまっては俺は祐奈と友達のままでいられないだろう。
この事件は墓場まで持っていこう。
その後、穴の存在を風磨に知られることもなく俺たちは風呂から上がった。
濡れた髪をドライヤーで乾かす風磨の姿は男の俺から見ても色っぽい。
俺が女だったら風磨のことを好きになっているだろうなとそう思わせるほどにイケメンな風磨が羨ましかった。
俺だって好きで女の子との関わりを避けているわけではない。
自分が容姿端麗で口が上手ければ積極的に女性と会話をしていると思う。
アニメ好きでも、風磨ほどのイケメンならそこまで気にならないのだろう。
実際、花宮はヨネダ珈琲で風磨がアニメ好きであるという事実を知ったわけだが、それでも風磨のことが好きなのだからイケメンとは得なものである。
とはいえ風磨のことをアニメオタクに仕立て上げたのは何を隠そうこの俺。花宮から後で憎まれても仕方がないな。
「牛乳でも飲むか? 奢るぜ」
「お、いいのか? じゃあお言葉に甘えるとするよ」
そう、風磨は見た目だけでなく中身も完璧。女好きではあるが、誰かを愛したが最後他の女には手を出さない気がする。多分だけど。
腰に左手を当て、右手に持ったコーヒー牛乳の瓶を一気に下に向け飲み干す。
「ぷはーっ。やっぱ最高だな。風呂上りの牛乳は」
「ありがとな。またなんか奢るよ」
コーヒー牛乳を飲み終えた俺たちは2人で部屋に戻った。
部屋に到着したが祐奈と楓はまだ風呂から戻っていないようだ。
女性の風呂は時間がかかる。長い髪を洗ったり乾かしたり。体を洗う面積も俺たちより多いかも……。
時刻はすでに21時前。風磨は風呂の荷物を置いてからロビーへと向かった。
風磨を見送り、俺もその跡をつけてロビーへと向かう。
今から告白されるこの男を俺は複雑な気持ちで見送っていた。
花宮の告白は成功してほしいが、風磨には好きな人がいない。花宮の気持ちを汲んで風磨が告白に良い返事をすることも考えられるが、それは風磨の幸せではない。
まあ風磨に俺が好きな人がいないか聞いたときは好きな人を隠していたということもあり得る。
実際は花宮のことが好きってこともあり得なくはない。
そして風磨が付き合ってしまったら俺は風磨と遊ぶ機会が激減してしまうのでは?
色々な感情が頭を埋め尽くし、頭が爆発しそうだ。
そうこう考えている間に風磨はロビーに到着。
俺はロビーにある水の流れる石のオブジェの裏に隠れてその行く末を見守った。
ロビーにはすでに花宮がいて、花宮と風磨が合流する。
「あれ、咲良も先生に呼ばれたのか?」
「……違うよ」
あぁなんか胸がキュンキュンするな。どうなるんだあの2人は。
すると、風磨と花宮を見守っている俺は急に肩を叩かれる。
あぁもう誰だよ邪魔くさいなぁ。
ツンツンする人の方向は向かないまま無視をした。
しかし、その後もう一度ツンツンされる、
「今良いところなんですけど」
そう言って肩をツンツンする主の方向を向くと、そこには祐奈がいて、祐奈の後ろには祐奈にくっつくようにして楓がいた。
「こんばんは」
「あ、こんばんは」
どういう状況。
「な、なんでもない」
俺は穴に手を突っ込む事で祐奈の臀部を触ってしまっていたようだ。
ここで俺が焦ると風磨にこの穴の存在に気づかれかねない。
この穴の正体を風磨が知ってしまったら興味本位でで手を突っ込んでしまうかもしれない。
風磨にこの穴の存在を知られないよう平然を装った。
俺が祐奈の臀部を触った事実を祐奈に知られてしまっては俺は祐奈と友達のままでいられないだろう。
この事件は墓場まで持っていこう。
その後、穴の存在を風磨に知られることもなく俺たちは風呂から上がった。
濡れた髪をドライヤーで乾かす風磨の姿は男の俺から見ても色っぽい。
俺が女だったら風磨のことを好きになっているだろうなとそう思わせるほどにイケメンな風磨が羨ましかった。
俺だって好きで女の子との関わりを避けているわけではない。
自分が容姿端麗で口が上手ければ積極的に女性と会話をしていると思う。
アニメ好きでも、風磨ほどのイケメンならそこまで気にならないのだろう。
実際、花宮はヨネダ珈琲で風磨がアニメ好きであるという事実を知ったわけだが、それでも風磨のことが好きなのだからイケメンとは得なものである。
とはいえ風磨のことをアニメオタクに仕立て上げたのは何を隠そうこの俺。花宮から後で憎まれても仕方がないな。
「牛乳でも飲むか? 奢るぜ」
「お、いいのか? じゃあお言葉に甘えるとするよ」
そう、風磨は見た目だけでなく中身も完璧。女好きではあるが、誰かを愛したが最後他の女には手を出さない気がする。多分だけど。
腰に左手を当て、右手に持ったコーヒー牛乳の瓶を一気に下に向け飲み干す。
「ぷはーっ。やっぱ最高だな。風呂上りの牛乳は」
「ありがとな。またなんか奢るよ」
コーヒー牛乳を飲み終えた俺たちは2人で部屋に戻った。
部屋に到着したが祐奈と楓はまだ風呂から戻っていないようだ。
女性の風呂は時間がかかる。長い髪を洗ったり乾かしたり。体を洗う面積も俺たちより多いかも……。
時刻はすでに21時前。風磨は風呂の荷物を置いてからロビーへと向かった。
風磨を見送り、俺もその跡をつけてロビーへと向かう。
今から告白されるこの男を俺は複雑な気持ちで見送っていた。
花宮の告白は成功してほしいが、風磨には好きな人がいない。花宮の気持ちを汲んで風磨が告白に良い返事をすることも考えられるが、それは風磨の幸せではない。
まあ風磨に俺が好きな人がいないか聞いたときは好きな人を隠していたということもあり得る。
実際は花宮のことが好きってこともあり得なくはない。
そして風磨が付き合ってしまったら俺は風磨と遊ぶ機会が激減してしまうのでは?
色々な感情が頭を埋め尽くし、頭が爆発しそうだ。
そうこう考えている間に風磨はロビーに到着。
俺はロビーにある水の流れる石のオブジェの裏に隠れてその行く末を見守った。
ロビーにはすでに花宮がいて、花宮と風磨が合流する。
「あれ、咲良も先生に呼ばれたのか?」
「……違うよ」
あぁなんか胸がキュンキュンするな。どうなるんだあの2人は。
すると、風磨と花宮を見守っている俺は急に肩を叩かれる。
あぁもう誰だよ邪魔くさいなぁ。
ツンツンする人の方向は向かないまま無視をした。
しかし、その後もう一度ツンツンされる、
「今良いところなんですけど」
そう言って肩をツンツンする主の方向を向くと、そこには祐奈がいて、祐奈の後ろには祐奈にくっつくようにして楓がいた。
「こんばんは」
「あ、こんばんは」
どういう状況。
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