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転生したから田舎でまったりしよう!

お餅サンド

魔道学院





「レイモンド様、私に魔法を教えてください!」


エブリンが土下座までしてお願いしてくる


エブリンがいくつか知らないけど、4歳児に土下座って、プライドとかそーゆーの良いのか?


「教えるって言っても、俺は使って慣れただけだからね、日常生活で使うために威力を抑える練習とか」


と言うより、もう魔法がないと生きていけないくらい、俺は魔法にズブズブだけどね


「日常で魔法を?」


「そんな事している人は見たことも聞いた事もありません」


はぁ、エルサーラさんが言ってたけど、本当に人族は普段は魔法を使わないんだ


「こんな便利な力がせっかくあるんだから、使わないと損じゃないか」


俺がそう言うと、皆が目を点にして俺を見る


「レイ、普通は魔法といえば攻撃の魔法だぞ?」


ま、ここの人の常識はそうなんだろうが、それじゃつまらないだろ


「常識に囚われてると損するよ?」


「それでレイモンド様、魔法を教えてくれないんですか?」


まだ諦めて無かったのか、めんどい


「まぁ、アドバイス程度でいいなら良いけど?」


「それで十分です!お願いします先生!いえ、師匠!」


「私もよろしくお願いします! 師匠!」




まぁ土下座までしてたからね、大人に土下座されたら流石に断れないよ




「師匠はやめてね!」




なんか魔法のコツを教えることになったけど、知識は全然ないけど大丈夫かな




「あ、そうだ!トーリー!魔道具の作り方って分かる?」


婆さんは知らなかったから、トーリーに聞く


「ん?魔道具の作り方?」


「先生、魔道具作りたいの?」




先生って…




「いやー、作れたらいいなーくらいだけどね」


魔道具が作れたら、できることの幅がかなり増えるからね


「魔道具は王都にある『王立魔道学院』でしか、学べないと思うぞ?」


学院? なんか嫌な言葉が聞こえたが、空耳だろう。


「魔道学院?何それ」


「魔法士になりたいヤツらが通う王都の学園だよ、魔法理論だったり、魔道具の仕組みや作り方を教えてるんだよ」


はぁ、空耳じゃ無かったか。


「魔道学院を卒業出来れば、エリート魔法士として、就職にめちゃくちゃ有利になるのよ! 」


「なるほどね」




やっぱり王都には、学び舎の1つや2つはあるか、


「そこって何年間通うの?」


それによって、行くかどうかのハードルがだいぶ違う


「決まりはないが、基本的には、12歳から15歳までの3年間だな!」


「そっか、3年間…長いな」


高2が成人になるのと同じ年月を、また教育機関で過ごす。   無理だな


「今年は、魔法貴族家の長女が、6歳で史上最年少入学したって騒ぎになってたな」


ニール兄さんとタメか、基本は12歳からって言ってたし、凄いことなんだろうな。わからんけど


それにしても、せっかく田舎に来たのに、学校に通うのはな、どうにか魔道具作り方を教われないだろうか


「でもよー、レイモンド様なら普通に入学出来そうだよな、あの魔法精度と、5つの適正、しかもその1つが氷魔法、正直引く手あまただろ」


「うーん、それでも学校は面倒だなー」


田舎でのんびりしてたいしな


「まぁ、おいおい考えればいいだろ、姉さん義兄さんと話し合って決めればいいさ!」


「それもそうだね」




でも、魔道具は作り方を覚えて損がないんだよな、どうしたものか。


俺は結構本気で悩んだが、結論は出なかった。




ーーーーーー


最後に町長の所に行き、収穫祭の準備は順調か確認に行く




「今の所準備は順調に進んでおりますよ」
 

そうじゃないと困るよ、俺は代理なんだから


「そうですか、父さんは数週間は帰って来ないけど、何かあったら言いに来てね?」


「ええ、その時は御屋敷に伺いますよ」


まぁ、収穫祭の直前で王都に行くことは分かってたから、準備も早めにしてたし大丈夫だと思うけど


「じゃあよろしくね!」


ーーーーーーーーーーーー


村長と別れ


軽く挨拶をして、俺は屋敷に戻る


「レイ、お前すごいな、ボードゲームだけじゃなく、あんな美味い料理を作り出しちまうなんてよ!」


そうだろうそうだろう、しかもあれらのグルメは簡単、安価、そして美味いの三拍子が揃ってるしね


「俺は少し使い方を捻っただけだよ、それに美味しいものが増えれば、それだけ生活の満足度が高くなるしね」


ま、俺が考えたわけじゃ無いから、そう言われるとちょっと罪悪感なんだけど
 

「それが難しいって話をしてんだよ」


「まあなんでもいいよ、俺は好きにする!」


「ハッハッハ!それはいい考えだ! 大人になると好きに出来なくなることも多い! 今のうちに色々やるといいぞ!」




町出もらった『デボン』という果物を食べながら、屋敷への道を2人で歩く




ーーーーーー


「ただいまー!」


「お帰りなさいませ、レイモンド様」


屋敷に着くと、アメリアが出迎えてくれる


「カトレアはどうしてる?」


「カトレア様はお部屋で休んでいます」


どうやら姉さんは、魔力の枯渇によるあの超絶にダルいやつを初めて経験したらしく、部屋で寝ているそうだ


「姉さん、めちゃくちゃ魔力練ってたもんね」


「あぁ、常に体全体に身体強化使ってたからな、だが、たまたまとはいえ覚えてしまったものは使いたくなるからな、身体強化の練習もさせんといかんなこれは」


まあ魔力操作の丁度いい訓練になるしね


「ま、今は静かにしてようか」


「そうだな、俺も夕飯まで寝るとしよう」




トーリーはポレオ町でだいぶ酒飲んでたからな




俺は厨房に行くと、ディランが夕食の準備を始める所だった


「お、坊ちゃん戻ったのかい」


「うんついさっきね、町の人からデボンの実を沢山貰ったから、ジュースでも作ろうと思ってね」


デボンは、りんご大のスイカみたな物だ


「ほぉ、でも自分で作るってことは、普通のジュースを作るわけじゃないんだろ?」


さすがディラン、よくわかってる!


「まぁそうだけど、氷魔法を使うから、うちでしか出せないと思うよ?」


「それは残念だね、まあ楽しみにしてるよ」


そう言ってディランは夕食作りに戻る




今回俺が作るのは、デボンのフローズンジュースだ!


魔力切れを起こすと、風邪をこじらせた時のようなダルさに襲われる、だが熱があるわけじゃないので、冷たい物を口にすると、スッキリとするのだった


これは実体験を元にしている。


まぁ要するに、魔力切れで寝ている姉さんにはピッタリの飲み物なのだ。


ま、俺が飲みたいだけだけどね!




まずは、ボウルにデボンの身と、少量の水、小さじ1位の砂糖を入れ、スプーンで身を崩しながら混ぜる。


ある程度混ざったら、3分の1くらいを別容器に分けておき、残った方を水魔法の応用で空中に持ち上げ、少しずつ凍らしながら混ぜていく




カチカチに凍ったら、氷魔法を応用して、コップに雪状に削っていく


ある程度削ったら、分けておいたジュースを少し混ぜてマドラーでかき混ぜれば出来上がり


とりあえず俺とディランの分を作り、試飲してみる




「これは美味い! デボンの果汁と氷のジャリジャリ感が面白いね!」


「うん!大成功だ!めちゃめちゃ美味い!」


スイカのフローズンジュース、スイカ嫌いじゃなければ不味いわけが無い!






夕食までは、部屋でフローズンジュースを飲みながら。本を読んで優雅に過ごした。









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