病弱を演じる妹に婚約者を奪われましたが、大嫌いだったので大助かりです
第27話:派兵
「今度の皇国からの派兵命令をブレンダはどう思いますか」
「私は好機だと思いますが、裏もありそうですね」
「やはりそう思いますか。
カチュアは皇国の思惑をどう考えているのですか」
「皇国内の大掃除。
皇国に溜まった旧権力の一掃。
反皇帝派の粛清。
キャメロン嬢の取り込み。
ベテューヌ王国で内乱を起こさせる」
「やはりそこまで考えているのですか」
「間違いない。
皇国内だけの粛清ならキャメロン嬢いらない。
余計な兵糧が必要。
キャメロン嬢の兵力、ベテューヌ王国の反対に動かす。
強欲ブリトニーが馬鹿オーガスト動かす。
王家殺し合う。
最後ブリトニーがオーガスト殺す」
私とカチュアの意見が一致してしまいました。
これは間違いなくベテューヌ王国で内乱が引き起こされますね。
国をちゃんと治められない王家が滅ぶのも、オーガストがブリトニーに殺されるのも、胸が痛むことはありませんが民が苦しむのは嫌ですね。
「カチュア、民が戦の犠牲にならない方法はありませんか」
「だいじょうぶ、ベテューヌ王国にはレミーいる。
あの大きな騎士もいる。
内乱始まる前にブリトニー殺せる」
それが一番安全な方法ですかね。
私としてはこの手で報復したい気持ちも少しはあるのですけど。
「キャメロン嬢自分で復讐したい。
だったら捕まえてここまで連行すればいい。
ブリトニー殺されるよりも見せ物にされる方がつらい。
王国と皇国で見せ物にされてキャメロン嬢に見下される、一番悔しい」
そうですね、ブリトニーの性格なら私に殺されるよりもその方がミジメに思ってつらく悔しい思いをするでしょうね。
ブリトニーへの復讐としてはその方がいいでしょうね。
「オーガストもキャメロン嬢に殺されるよりもブリトニーに殺され方がつらい。
愛する者に裏切られ騙されていたと知る、もの凄くつらい。
これが一番の復讐」
確かにカチュアの言う通りでしょうね。
オーガストの性格だとブリトニーにだまされ操られていると分かった方が悔しいでしょうね。
ブリトニーの性格なら、最後にオーガストにだましていたと明かして大笑いするでしょうから、知らずに殺される心配はなにでしょうね。
「では領民のうち二十万人を皇国の討伐軍に参戦させます。
従軍期間がどれだけの長さになるか分かりませんが、その間の兵糧は皇国が負担してくれますから、用意していた食糧は全て備蓄に回してください。
指揮官と軍の編成はブレンダとカチュアに任せます」
「「はい」」
「ミリアムは動物達を私の側に集めておいてね。
みんな忙しくなったら話し相手がいなくなって寂しいですからね」
「私は好機だと思いますが、裏もありそうですね」
「やはりそう思いますか。
カチュアは皇国の思惑をどう考えているのですか」
「皇国内の大掃除。
皇国に溜まった旧権力の一掃。
反皇帝派の粛清。
キャメロン嬢の取り込み。
ベテューヌ王国で内乱を起こさせる」
「やはりそこまで考えているのですか」
「間違いない。
皇国内だけの粛清ならキャメロン嬢いらない。
余計な兵糧が必要。
キャメロン嬢の兵力、ベテューヌ王国の反対に動かす。
強欲ブリトニーが馬鹿オーガスト動かす。
王家殺し合う。
最後ブリトニーがオーガスト殺す」
私とカチュアの意見が一致してしまいました。
これは間違いなくベテューヌ王国で内乱が引き起こされますね。
国をちゃんと治められない王家が滅ぶのも、オーガストがブリトニーに殺されるのも、胸が痛むことはありませんが民が苦しむのは嫌ですね。
「カチュア、民が戦の犠牲にならない方法はありませんか」
「だいじょうぶ、ベテューヌ王国にはレミーいる。
あの大きな騎士もいる。
内乱始まる前にブリトニー殺せる」
それが一番安全な方法ですかね。
私としてはこの手で報復したい気持ちも少しはあるのですけど。
「キャメロン嬢自分で復讐したい。
だったら捕まえてここまで連行すればいい。
ブリトニー殺されるよりも見せ物にされる方がつらい。
王国と皇国で見せ物にされてキャメロン嬢に見下される、一番悔しい」
そうですね、ブリトニーの性格なら私に殺されるよりもその方がミジメに思ってつらく悔しい思いをするでしょうね。
ブリトニーへの復讐としてはその方がいいでしょうね。
「オーガストもキャメロン嬢に殺されるよりもブリトニーに殺され方がつらい。
愛する者に裏切られ騙されていたと知る、もの凄くつらい。
これが一番の復讐」
確かにカチュアの言う通りでしょうね。
オーガストの性格だとブリトニーにだまされ操られていると分かった方が悔しいでしょうね。
ブリトニーの性格なら、最後にオーガストにだましていたと明かして大笑いするでしょうから、知らずに殺される心配はなにでしょうね。
「では領民のうち二十万人を皇国の討伐軍に参戦させます。
従軍期間がどれだけの長さになるか分かりませんが、その間の兵糧は皇国が負担してくれますから、用意していた食糧は全て備蓄に回してください。
指揮官と軍の編成はブレンダとカチュアに任せます」
「「はい」」
「ミリアムは動物達を私の側に集めておいてね。
みんな忙しくなったら話し相手がいなくなって寂しいですからね」
「病弱を演じる妹に婚約者を奪われましたが、大嫌いだったので大助かりです」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
2.1万
-
7万
-
-
6,575
-
2.9万
-
-
166
-
59
-
-
61
-
22
-
-
1.2万
-
4.7万
-
-
5,014
-
1万
-
-
5,076
-
2.5万
-
-
9,628
-
1.6万
-
-
8,096
-
5.5万
-
-
2,414
-
6,662
-
-
3,136
-
3,384
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
9,298
-
2.3万
-
-
3,522
-
5,226
-
-
6,119
-
2.6万
-
-
1,285
-
1,419
-
-
2,845
-
4,948
-
-
6,617
-
6,954
-
-
6,028
-
2.9万
-
-
3万
-
4.9万
-
-
319
-
800
-
-
6,162
-
3.1万
-
-
65
-
152
-
-
1,857
-
1,560
-
-
3,631
-
9,417
-
-
11
-
4
-
-
105
-
364
-
-
2,605
-
7,282
-
-
2,931
-
4,405
-
-
9,140
-
2.3万
-
-
1,259
-
8,383
-
-
600
-
220
-
-
2,389
-
9,359
-
-
4,871
-
1.7万
-
-
565
-
1,076
-
-
76
-
147
-
-
2,787
-
1万
-
-
139
-
227
「文学」の人気作品
-
-
1,114
-
180
-
-
142
-
265
-
-
115
-
59
-
-
37
-
42
-
-
19
-
39
-
-
17
-
13
-
-
16
-
24
-
-
14
-
43
-
-
14
-
2
コメント