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初老おっさんの異世界漫遊記・どうせ食べるなら美味しいものが喰いたいんだ!

克全

第219話カレー粉

「そうだ、カレー粉を再現してくれないか、セイ」

「ふむ、あの辛い料理の事か?」

(うぉ~! カレーを作ってくれるのか!?)

(リュウの事は無視しろ)

「そうだ、すぐに全種類の代用食材を調べ集めることはできないだろうが、毎日少しづつ集めるようにして、この世界の材料でカレー粉を再現したいんだ」

「ふむ、それはかまわないが、カレー粉と言う物は、いくつもの組み合わせがあったのではないか?」

(うぬぬぬぬ、余を無視するではない)

「そうだな、メーカーによっても違うし、入れる具材によっても違う。何より家庭によって、違うメーカーのカレールーを組み合わせる場合もあるからな」

「そうか、だったらまずはこの近くで取れる代用食材を集めるが、我は料理の手伝いをしなくていいのだな?

(おい、こら、返事をしろ!)

「ああそれはかまわないのだが、セイにはアグネスとオードリーに、代用食材を探すのと集めるのを教えて欲しい」

(一緒に仕事をさせて、仲を取り持て言う事か?)

(そうだ、頼むよ)

(うぬぬぬぬ、余を無視するではないと言っているであろう!)

「ふむ、それはアグネスにリサーチ魔法を使わせて、魔法の練習をさせること。オードリーには、料理の食材を集める練習をさせる事なのか?」

「そうだ、これからは家族それぞれがやれる事を分担して、仲良く暮らして行きたいんだ」

「そうか、分かった」

(いいかげんに返事せんか! 返事をせねばそこに転移するぞ!)

(そんな事をしたら、前に言ったように、もう2度と料理を作らんからな)

(うぬぬぬぬ)

「それにな、何も全部完璧にそろわなくても、集められただけの代用食材を組み合わせて、ミックススパイスにすることもできるんだ」

「なるほど、だったら集められただけの代用食材を使って、新作料理が作れるのだな」

「ああそうだ」

(うぬぬぬぬ、ミノル、約束したミノルの故国料理にカレーを加えてくれ)

(構わないけど、エビチリやエビマヨ、ビーフシチューや厚切りベーコンエッグはいらないのか?)

(これからもなんでも手伝ってやる、だからミノルの故国料理を喰わせろ!)

(まあリュウが俺の従魔になると言うのなら、幾らでも食べさせてやるけど、本当にそれでいいのか?)

(原初の竜である余に、従魔になれと言うのか!)

(別に従魔になれと思っている訳じゃないけど、以前の話だと、セイのデュオである俺の料理を食べ続けたら、従魔契約が発動してしまうって話じゃなかったか?)

(その通りだな、以前にリュウ自身が言っていたが、格段に格下の白虎や開拓村の人間に料理を作らせても、それは使用人に作らせた状態ですむ)

(そうだな、そう言う説明だったな)

(圧倒的強者であるミノルが、白虎に料理を作ってやったら、それは餌を与えている状況となり、従魔契約が発動する)

(うん、それも聞いて理解している)

(原初の竜であるリュウと、原初と同格のミノルの間となると、精神的な優位さと長さが影響してしまう)

(今は俺の方が精神的に優位になっているのか?)

(どう見てもそうだろう)

(うぬぬぬぬ、余は誇り高き原初の竜である!)

(全然響かないな)

「カレー粉の要素」
辛味:カイエンペッパー・胡椒・ニンニク・ショウガ・唐辛子など。
味と香り:クミン・コリアンダー・クローブ・シナモン・カルダモン
:ナツメグ・オールスパイス・キャラウェイ・フェンネル
:フェヌグリーク・レモングラスなど
色:ターメリック・サフラン・パプリカ・食紅など
「市販カレールー」
味:塩と旨味が加わる

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