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初老おっさんの異世界漫遊記・どうせ食べるなら美味しいものが喰いたいんだ!

克全

第84話ドワーフパーティー地下の嵐

「ちょっといいか」

「はい?」

「俺は地下の嵐っていうパーティーでリーダーをやっているノドてもんだが、あんたが噂のミノルさんか?」

「どんな噂かは知らないが、俺の名前がミノルなのは確かだ」

「狩りの相談があるんだが、時間を作ってくれないか?」

「この街には後2日ほどしかいない心算なんだが、それでもいいのか?」

「2日?! 修行に来たと言う話だったが?」

「ジャイアント・レッドベアーを買い取ってもらえたから、一旦故郷に帰って成果を渡したいと思ってね」

「そのジャイアント・レッドべアーが住む穴倉があるんだが、一緒に狩りに行かないか?」

「討伐依頼では無く狩りなのか?」

「10頭程度の群れで住み着いていてな、共同で狩る方が安全だろう、それとも単独で10頭狩れるのか?」

「そうだな、多分大丈夫だと思う」

「えらい自信だな」

「リーダー・ジャイアント・レッドベアーに率いられた100頭程度の群れまでは単独で狩った事があるからな。今日も買取してもらえるのなら、もう10頭ノーマル級ジャイアント・レッドベアーを売る心算で来たんだ」

「なんだって?!」

「一緒に着いて来るかい?」

「ああ、そうさせてもらえるか?」

朝のハムエッグセットをアグネスと白虎に作ってやって、ほのぼのとした時間を過ごした後で冒険者ギルドにやって来た。昨日の昼から行われたいるはずのオークションの売り上げ次第では、今日もジャイアント・レッドベアーを買い取ってもらえるかもしれないと期待しての事だった。

解体方法は俺もセイも覚えた心算だが、素材は売り払える時に売っておいた方がいい。色々な話を総合すると、ローファン王国とその周辺国以外では買い取ってもらえない可能性が高い。それに販路や資金を考えると、ビラン街の冒険者ギルドが1番高く買ってもらえると思う。

で、冒険者ギルドの建物に入った途端、筋骨隆々のいかにもドワーフと言う姿の戦士に声を掛けられたのだ。顔に刻まれた無数の傷と言い、纏っている気配と言い、歴戦の戦士である事はリサーチで調べなくても一目瞭然だった。

ノドと名乗ったリーダー以外にも、5人の戦士が一言も話さずノドの後ろに控えているが、1番弱いと感じる戦士でも、テトラ街の冒険者パーティー:明日の朝のリーダー・ノーラよりも強いのは一目瞭然だ。

俺は6人のドワーフ戦士を従えるように、受付に向かって歩いて行った。


「冒険者パーティー:地下の嵐」
ドワーフ戦士:ノド・レベル222・Wランク
ドワーフ戦士:イラ・レベル159・Pランク
ドワーフ戦士:ヘズ・レベル126・Mランク
ドワーフ戦士:アグ・レベル 94・Jランク
ドワーフ戦士:ドビ・レベル 83・Iランク
ドワーフ戦士:ボダ・レベル 79・Hランク

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