初老おっさんの異世界漫遊記・どうせ食べるなら美味しいものが喰いたいんだ!
第76話焼肉をしようと思ったけど
セイの解体術は、素人の俺が見ても見事と分かるくらい早く正確だ。ホルモンを丁寧に洗う事は、経験者の白虎にやらせると言う、モンスター使いの巧みさを見せている。まあ立ってる者は親でも使えと言うくらいだし、そもそもコープレイを狩って来て食べたいと言った白虎を遊ばせておくのもおかしい。
瞬く間に解体が終わりそうだから、俺は焼肉を準備することにした。白虎くらい大喰らいならバーベキューの方がいいのだろうが、俺はじっくり焼肉で食べたい。味付けは塩胡椒が1番好きなんだが、味変に各種焼肉のタレをアイテムボックスから取り出したが、急遽大根と葱をドローン配送で取り寄せた。
俺が1番好きなタンは塩胡椒か葱塩以外は認めないし、ポン酢に大根おろしを混ぜたタレを、焼き肉のタレと交互に食べることも大切だ。今直ぐ食べるから熟成されてはいないが、鮮度のいい肉も個人的には美味しいと思う。
だが、生々しい肉の塊から、段々食欲をそそる食材に近づいてくると、ステーキで食べたいと言う思いが湧いてきた。俺も結構な年だから、焼肉はそれなりに食べた事がある。だが高級ステーキハウスとなると、どうも敷居が高く感じてしまい1度しか行ったことがない。
1度そう言う思いを抱いてしまうともう我慢できない!
ステーキにして美味しい部位を見分けることが出来るのか、美味しく焼き上げることが出来るのか、リサーチの魔法でセイが切り分けているコープレイの部位を、1つ1つ丁寧に調べてみた。
そうすると俺でも知っているサーロインステーキやテンダーロインステーキーの他にも、ランプステーキやモモステーキ・ロースステーキが出たのだが、テンダーロインステーキの中でもシャトーブリアンが1番美味しいとあった。
色々と調べていると他にもあって、ミスジステーキ・リブ芯ステーキ・トウガラシステーキ・タン芯ステーキなどなど、ステーキに出来る部位が色々と分かった。
「ミャァミャミャミャァ~」
「よしよし、お腹がすいたんだね、直ぐに焼いてあげるからね」
「あるじ~」
「セイ、白虎にも食事をさせてやってくれ」
「いいのか?」
「俺の焼くのを見て、真似して焼いてもらえれば白虎の分を作らなくてすむ」
「なるほど、白虎は自分で焼くんだぞ!」
「あるじ~」
「今回は自分で焼け、どうしても俺が料理しないといけない時は料理してやるが、今回は自分が美味しいと思う焼き加減で食べてみろ」
「そうか、分かった」
さて、最初は赤身の美味しいシャトーブリアンから食べて、次に脂身の美味しいサーロインステーキを食べる。肉の大様とまで表現される部位だから、アグネスも喜んで食べてくれるだろう。
「ミャァ~ア」
気に入ってくれたようだ、だが俺が1番好きなのはやはりタンだ!
タンの中でも1番柔らかく食べ応えもあるタン芯を焼く、厚みは10mm少しまでにしておいて、表面を強火でキツネ色になるまで焼いて裏返し、裏面は中火で焼く。タン芯だけを切り出して焼いているから、同じタンでも他の部位と違って固くなりにくいが、それでも多少固くなるのは仕方がない。牛タンステーキの場合、中まで火を通したほうが美味しいと思うので、丁寧に焼き上げる事が大切だ。
いや、柔らかく食べるためには、下ごしらえの包丁仕事が大切だ!
瞬く間に解体が終わりそうだから、俺は焼肉を準備することにした。白虎くらい大喰らいならバーベキューの方がいいのだろうが、俺はじっくり焼肉で食べたい。味付けは塩胡椒が1番好きなんだが、味変に各種焼肉のタレをアイテムボックスから取り出したが、急遽大根と葱をドローン配送で取り寄せた。
俺が1番好きなタンは塩胡椒か葱塩以外は認めないし、ポン酢に大根おろしを混ぜたタレを、焼き肉のタレと交互に食べることも大切だ。今直ぐ食べるから熟成されてはいないが、鮮度のいい肉も個人的には美味しいと思う。
だが、生々しい肉の塊から、段々食欲をそそる食材に近づいてくると、ステーキで食べたいと言う思いが湧いてきた。俺も結構な年だから、焼肉はそれなりに食べた事がある。だが高級ステーキハウスとなると、どうも敷居が高く感じてしまい1度しか行ったことがない。
1度そう言う思いを抱いてしまうともう我慢できない!
ステーキにして美味しい部位を見分けることが出来るのか、美味しく焼き上げることが出来るのか、リサーチの魔法でセイが切り分けているコープレイの部位を、1つ1つ丁寧に調べてみた。
そうすると俺でも知っているサーロインステーキやテンダーロインステーキーの他にも、ランプステーキやモモステーキ・ロースステーキが出たのだが、テンダーロインステーキの中でもシャトーブリアンが1番美味しいとあった。
色々と調べていると他にもあって、ミスジステーキ・リブ芯ステーキ・トウガラシステーキ・タン芯ステーキなどなど、ステーキに出来る部位が色々と分かった。
「ミャァミャミャミャァ~」
「よしよし、お腹がすいたんだね、直ぐに焼いてあげるからね」
「あるじ~」
「セイ、白虎にも食事をさせてやってくれ」
「いいのか?」
「俺の焼くのを見て、真似して焼いてもらえれば白虎の分を作らなくてすむ」
「なるほど、白虎は自分で焼くんだぞ!」
「あるじ~」
「今回は自分で焼け、どうしても俺が料理しないといけない時は料理してやるが、今回は自分が美味しいと思う焼き加減で食べてみろ」
「そうか、分かった」
さて、最初は赤身の美味しいシャトーブリアンから食べて、次に脂身の美味しいサーロインステーキを食べる。肉の大様とまで表現される部位だから、アグネスも喜んで食べてくれるだろう。
「ミャァ~ア」
気に入ってくれたようだ、だが俺が1番好きなのはやはりタンだ!
タンの中でも1番柔らかく食べ応えもあるタン芯を焼く、厚みは10mm少しまでにしておいて、表面を強火でキツネ色になるまで焼いて裏返し、裏面は中火で焼く。タン芯だけを切り出して焼いているから、同じタンでも他の部位と違って固くなりにくいが、それでも多少固くなるのは仕方がない。牛タンステーキの場合、中まで火を通したほうが美味しいと思うので、丁寧に焼き上げる事が大切だ。
いや、柔らかく食べるためには、下ごしらえの包丁仕事が大切だ!
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