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初老おっさんの異世界漫遊記・どうせ食べるなら美味しいものが喰いたいんだ!

克全

第57話スクランブルエッグ

俺達はそれぞれ腹一杯の食事をしたが、どこで寝るのかと言う問題があった。セイは宙に浮く鉢植えだから何も考える必要がないし、白虎はどこでも平気で寝ることが出来る。だが俺にはどうしても快適な寝室と寝具が必要なのだが、生憎(あいにく)この森にはトレーラーハウスを取り出せる広場がない。

そこで前日と同じように、天蓋付きベッドに蚊帳バリヤを展開させて、安心安全快適な睡眠環境を整えた。

「ミャミャミャ」

アグネスが俺の天蓋付きベットを見て入りたいと訴えてくる。

プールでもトランポリン部分が大好きだったので、ベットのスプリングがトランポリンと同じ効果を出す事を分かっているのだろうか?

まあ俺とすれば、可愛いアグネスと一緒に寝れるのだから何の文句もないのだが、アグネスがハシャギ過ぎて安眠妨害になるかもしれない。

結果的にはアグネスが大人しく眠ってくれたので、朝までセイと3人? で熟睡することができた。白虎は朝まで酒盛りをしていたようで、朝ベットから出るとホロ酔い気分で御機嫌だった。

朝起きて1番最初にすべきは歯磨きなのだろうが、俺は歯磨きした後で食事をするのが苦手で、腹一杯食べてから歯磨きしたいのだ。

朝食のメニューなのだが、やはり卵は外せない。昨日がプレーンオムレツだったから、今日のメインはスクランブルエッグにしたい。忙し時はフライパンにサラダ油を引いて、そこに溶いた卵を入れて半熟に炒めて終わりなのだが、今回はアグネスと白虎にも食べさせてあげるから、少々手間をかけることにした。

手間とは言っても、卵を溶く時にマヨネーズ・塩・粉チーズ・とろけるピザ用チーズを入れること。

フライパンにタップリのバターを引いて、中火でバターが焦げないように熱し、溶き混ぜた卵液をフライパンに注いで泡だて器で混ぜながらゆっくり加熱する。

ゆっくりと過熱していると、卵液が徐々に固まりフライパンの表面が見えるようになる。そうなれば完成なのだが、最終的な固め具合は好みが有るので好き好きだ。俺自身はゆるい固まり具合が大好きだ。

後は付け合わせなのだが、色々と作るのは面倒なので、昨日と同じように残り物をアイテムボックスから取り出して、食べたい物を好きなだけ食べれるようにした。

プレーンオムレツ:卵5個分
グレーボアのレバーシチュー:1人前
ホーンラビット腿肉塩胡椒唐揚:1本
ホーンラビット腿肉ニンニク醤油唐揚:1本
ホーンラビット腿肉カレー粉唐揚:1本
小海老の天ぷら付け合わせサラダ:1人前
フライドポテト:1人前
人参グラッセ:1人前
バターコーン:1人前
ほうれん草バター:1人前
牛乳:200cc

「ミャア!」

アグネスも同じ物を食べたそうだから、朝食は特別に俺用の食材を好きなだけ食べさせてあげることにした。昼以降は白虎が世話してくれるから、オークやコボルト料理を食べさせてくれるだろう。

(主! 俺にも卵を食べさせてくれ)

「いいぞ、50個でいいんだな?」

「ああ頼む」

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