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初老おっさんの異世界漫遊記・どうせ食べるなら美味しいものが喰いたいんだ!

克全

第41話冒険者試験

「さて、まずはこの国の冒険者制度を説明しておきましょうか? それともご存知ですか?」

「辺境の孤立した開拓村育ちですので、知らない事も多いでしょうし、間違った話を信じている可能性もあります、出来れば子供に教えるように説明して頂けますか」

「分かりました、では冒険者の等級ですが、最初にAランク冒険者から初めてもらう事になります」

「はい」

「Aランク冒険者は、全くの新人が生活の為にパーティーの荷物持ちとして加わる場合や、訓練を受けて素材採取を行う場合に与えられます」

「はい、では狩りや戦闘は行わないのですか?」

「巻き込まれた場合は別ですが、基本狩りや戦闘をする能力がない者がAランクです」

「次にAランクの獣や魔物を狩れるとギルドが判断した者をBランクに進級させます」

「なるほど、ではCランクに進級している冒険者はBランクの獣や魔物を狩る力があると言う事ですね」

「その通りです、ミノル殿は狩人としての経験が長いと言う事ですし、アイテムボックスが使えるくらい魔力があると言う事ですから、特別に試験をして等級を判断させていただきます。まあなにより、50歳の人をAランクと言う訳にもいきません。冒険者の待遇は等級が大きくものを言います、今は私もミノル殿が冒険者ではないので丁寧な話し方をさせてもらっていますが、冒険者となれば等級で待遇を変えることになります」

「分かりました、その心算でいさせてもらいます」

(ミノル、どれくらいの力を示す心算だ?)

心配なのか?

(まあな、一応鑑定の魔法や鑑定魔道具を使われた場合を想定して、ミノルのステイタスは偽造しているし、鑑定を使われそうになったら魔法を無効にするつもりではいるが)

鑑定魔法を無効にしたらそれこそ大問題になるだろう?

(うむ、そうだな、ではどれくらいのステイタスに偽造仕直しておく?)

そうだな、アイテムボックスの件もあるし、50歳で辺境のベテラン猟師なんだ、Dランク位にしとかないと逆に疑われるんじゃないか?

(分かった、だがアイテムボックスの容量を多めに見せておいた方がいいから、Eランクになるようにレベル42にしておくぞ)

分かった頼むよ。

「さて、ここでベテランの冒険者と戦ってもらって、直接戦った冒険者と私でランクを判定します」

「はい、了解しました」

「では彼女と戦ってもらいます」

「よろしくな」

「お願い致します」

そこにはさっきゴーランに絡まれた俺を助けようとした女冒険者がいた!

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