話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

初老おっさんの異世界漫遊記・どうせ食べるなら美味しいものが喰いたいんだ!

克全

第4話夢の食事

さて!

まず最初に確認しておくことは、出前・デリバリーが使えるかどうかだ。節約生活をしていたから、見切り品の食材を使って自炊ばかりしていた。だから人様が作ってくる料理に餓(う)えてるんだよな、ぜひとも美味しいデリバリーを色々頼みたいが、まずはエビフライをタルタルソースで食べたい!

じっくり煮込んだ牛ほほシチュー :1800
イタリア産豚肉のロースト    :2900
キノコ入りガーリック醤油ステーキ:2300

ないな、とりあえず食べたい物をカートに入れておこう、次の店にないか?

ハンバーグとタンドリーチキン:1280
ポークジンジャーサラダ   :1058

う~ん、食べ切れないともったいないしな。

「アイテムボックスに入れておけば、時間も経(た)たないし何時でも簡単に取り出せるぞ」

「そうかありがとう、じゃあ取りあえず確定させるよ」

俺が注文を確定させると、ドローン配送の金額欄が少しだけ減った。それと同時に目の前にドローンが現れて、注文の料理を置いて素早く消えてしまった。これなら商品だけが現れる形を想像すればよかったのだが、無意識化で具現化された魔法だから仕方がない。とりあえず5つの料理が冷めないうちにアイテムボックスに収納しておくか。

「アイテムボックス」

俺が呪文を唱えると料理が眼の前から消えて、頭の中にアイテムボックス収納一覧表が現れた。

「アイテムボックス」

俺が呪文を唱えると共に、頭の中にじっくり煮込んだ牛ほほシチューとイタリア産豚肉のローストを思い浮かべると、それだけが眼の前に現れた。

「アイテムボックス」

確認の為に、呪文を唱えると共に頭の中にじっくり煮込んだ牛ほほシチューだけを思い浮かべると、それだけが眼の前から消えた。冷めないようにイタリア産豚肉のローストもアイテムボックスに収納し直して、エビフライ探しを続けよう。

4種チーズのフォカッチャ:290
チョリソーのホイル焼き :390
イベリコ入りミートボールのチーズオーブン焼き:553
ハモンイベリコ(45g) ~スペイン産生ハム~:858

ああああ、この店にもないよ!

でもまあ食べたいからカートに入れておこう、洋食の所にないのなら中華か弁当・ケイタリングを探すか?

海老の熟成黒豆板醤チリソース:790

エビフライじゃないけど、取りあえず海老を確保だ。

次の店だ。

肉ニラ炒め:980
ごちそうキャベツの回鍋肉:980
麻婆豆腐:900
スタミナレバニラ炒め:980

やった!

ぷりぷり海老のチリソース:1080

ここならエビマヨがあるかもしれない。

小海老の天ぷら:900
海老の特製マヨネーズ:980

よっしゃ~!

エビフライじゃないけど海老マヨ確保!

注文確定!

残高が190億4578万9000から190億4577万1061に減ると共に、眼の前に大型のドローンが現れて、注文した全ての料理を置いて行った。

「うっしゃ~、喰うぞ!」

俺は最初に小海老の天ぷらを貪り食い、イベリコ入りミートボールのチーズオーブン焼きを食べながら4種チーズのフォカッチャにもかぶりついた。2つの料理を食べ終えて空腹が癒えた事で、全てが食べ切れないとようやく思い至り、料理が冷めないように肉ニラ炒め以外をアイテムボックスに収納した。

「これこれ、収納するくらいなら余に喰わせるのだ!」

「初老おっさんの異世界漫遊記・どうせ食べるなら美味しいものが喰いたいんだ!」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く