「溺愛」「婚約破棄」「ざまあ」短編集
第23話
「ああ、エドアルドさま、愛しています、愛しているのです!」
「うう、僕もだよ、パオラ。
僕も心からパオラを愛しているよ!」
エドアルド様の愛が激しいです!
特に一緒に戦いだしてから、毎夜激しく愛してくださいます。
私も激しく燃えるようになりました。
同じ部屋で見届人が見ているので恥ずかしいですが、これは仕方がありません。
王族や高位貴族の宿命です。
日中は魔王魔族と戦い、夜は激しく愛し合います。
睡眠時間が足らなくて不覚を取りそうで、最初は少し不安でした。
ですが、逆に調子がいいのです。
愛が激しければ激しいほど、翌日の戦いで身体の切れがいいのです。
それに、不安があって日中の戦いを一日休んでも、その時間に激しく愛し合ってしまいますから、戦いを休んでも意味がありません。
「ああ、幸せです。
私は幸せです、エドアルド様
「ううう、私もだ。
私も幸せだ、パオラ!」
こうして、身体一杯にエドアルド様を感じていると、ふとレベッカとマルセル様の事が気になってしまいます。
余計なお世話と言われればそれまでですが、レベッカとマルセル様が愛し合ってくれていれば、私は安心できるのです。
身勝手な考えなのは重々承知していますが、エドアルド様の興味がレベッカに向いてしまうのが怖いのです。
エドアルド様のように素敵な男性は、滅多にいません。
恐らくこの世界でエドアルド様ただ一人です。
そんなエドアルド様に助けられて、レベッカの心がエドアルド様に恋しないわけがないのです。
その事は、エドアルド様に助けていただいた私自身が誰よりも知っているのです。
エドアルド様も自分の魅力を重々承知されておられるのだと思います。
だからこそ、マルセル様を戦いに加えられたのだと思います。
共に命を預けて戦う事で、戦友の絆から親愛の情、親愛の情から愛情にまで育て上げようとされているのだと思います。
ですがそれは、エドアルド様も同じなのです。
元々恩人で恋心を抱いているエドアルド様と共に戦えば、レベッカの心がエドアルド様に釘付けになる事もあり得るのです。
国王陛下と王妃殿下は、どちらでもいいと考えておられるのだと思います。
レベッカを王族に加え、次代の王族を産んでくれるのなら、エドアルド様の側室でも、マルセル様の正室でも構わないのでしょう。
私も王妃殿下と同じ立場だったら、そう思いますから。
「ああああああ!
エドアルド様!
エドアルド様ぁぁぁぁ!」
「ううう!」
今、子が宿りました!
間違いありません!
エドアルド様の種が、私に宿ったのです!
「うう、僕もだよ、パオラ。
僕も心からパオラを愛しているよ!」
エドアルド様の愛が激しいです!
特に一緒に戦いだしてから、毎夜激しく愛してくださいます。
私も激しく燃えるようになりました。
同じ部屋で見届人が見ているので恥ずかしいですが、これは仕方がありません。
王族や高位貴族の宿命です。
日中は魔王魔族と戦い、夜は激しく愛し合います。
睡眠時間が足らなくて不覚を取りそうで、最初は少し不安でした。
ですが、逆に調子がいいのです。
愛が激しければ激しいほど、翌日の戦いで身体の切れがいいのです。
それに、不安があって日中の戦いを一日休んでも、その時間に激しく愛し合ってしまいますから、戦いを休んでも意味がありません。
「ああ、幸せです。
私は幸せです、エドアルド様
「ううう、私もだ。
私も幸せだ、パオラ!」
こうして、身体一杯にエドアルド様を感じていると、ふとレベッカとマルセル様の事が気になってしまいます。
余計なお世話と言われればそれまでですが、レベッカとマルセル様が愛し合ってくれていれば、私は安心できるのです。
身勝手な考えなのは重々承知していますが、エドアルド様の興味がレベッカに向いてしまうのが怖いのです。
エドアルド様のように素敵な男性は、滅多にいません。
恐らくこの世界でエドアルド様ただ一人です。
そんなエドアルド様に助けられて、レベッカの心がエドアルド様に恋しないわけがないのです。
その事は、エドアルド様に助けていただいた私自身が誰よりも知っているのです。
エドアルド様も自分の魅力を重々承知されておられるのだと思います。
だからこそ、マルセル様を戦いに加えられたのだと思います。
共に命を預けて戦う事で、戦友の絆から親愛の情、親愛の情から愛情にまで育て上げようとされているのだと思います。
ですがそれは、エドアルド様も同じなのです。
元々恩人で恋心を抱いているエドアルド様と共に戦えば、レベッカの心がエドアルド様に釘付けになる事もあり得るのです。
国王陛下と王妃殿下は、どちらでもいいと考えておられるのだと思います。
レベッカを王族に加え、次代の王族を産んでくれるのなら、エドアルド様の側室でも、マルセル様の正室でも構わないのでしょう。
私も王妃殿下と同じ立場だったら、そう思いますから。
「ああああああ!
エドアルド様!
エドアルド様ぁぁぁぁ!」
「ううう!」
今、子が宿りました!
間違いありません!
エドアルド様の種が、私に宿ったのです!
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