話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

奴隷魔法使い

克全

第176話副業

「殿様、売店が出ておりますが、商人に出展料を取っているのですか?」

「うん、縄張りを決めて士族卒族に貸与してるんだよ。」

「え? あれは士族家や卒族家の利益なのですか?」

「うん、又貸しになるね。」

「直接出店している方もおられるのですか?」

「建前上、士族卒族は商いを出来ない、だから、下男下女にやらせてる。」

「まあ、利益を出せるのでしょうか?」

「提案はして置いたけどね。」

「どのような提案ですの?」

「大掛かりな資金投入や仕入はしないこと、扶持で頂いた玄米を換金するのに手数料取られるよりは、この機会に握り飯・餅団子・雑炊・茶漬けで商いすれば好いてね。」

「まあ、ではあの団子屋は士族家でしょうか?」

「そうだね、働いている女中が行儀作法を心得てるし、人数も多い。」

「あっちの店は卒族家ですか?」

「うん、御婆1人で茶漬けと自家製漬物を売り物にしてるからそうだろうね。」

「あの野点で、抹茶と練り菓子を出しているのは、可也の家柄でしょうか?」

「だろうね、どの家も財政が苦しいようだから。」

「奴隷魔法使い」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く