話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

奴隷魔法使い

克全

第174話流鏑馬(やぶさめ)

「殿様、見事なものですね。」

「そうだね、ちょっと実践的に変えてもらってるけど。」

「そうなのですか?」

「うん。」

そうなのだ、本来の流鏑馬よりも難しくしてもらったのだ。
本来200mの間に3つの的を左側に置くものなのだが。
今回は400mの間に左右交互に6つ置いてもらった。
的(まと)の大きさは60cmの円形。
馬道から25mの距離・高さ2mの位置に置かせた。
衣装も本来の儀礼的なものから、狩りに使う鎧にさせた。
最低でも革鎧、本気を見せるなら鉄鎧を着るように通達した。

6連射を全て射貫く強者はまだ出てこないが。
4射を射貫き、的を打ち砕く者はいた。
それくらいの破壊力が無くては、魔竜魔獣を狩ることはできないだろう。

「殿様、平民の観衆が多いようですが?」

「商人の事だね、王国財務省が歳入策にしたのさ。」

「入場料を徴収したのですか?」

「うん、相当高値でね。」

「まあ、庶民の娯楽を優先にはしなかったのですね。」

「ここは、比較的格調の高い競技だからね。」

「あ、そうですね、もっと見世物的な競技もありましたね。」

「奴隷魔法使い」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く