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奴隷魔法使い

克全

第170話常陸大公家22

「領内に残る家臣の内、1000兵を動員すれば同じだけ狩れるか?」

「いえ御代官様、大和様は部屋住みの子弟を抱え席として動員し、扶持無で狩取自由とすれば、大公家も家臣も幸せになれると言われてました。」

「お待ちください!」

「控えよ!」

「まあまあ、御代官様、疑問が有れば答えて差し上げましょう。」

「う~~む、組合長がそう言われるのであれば。」

「私のような軽輩の疑問に答えていただき有り難い、全ての家臣子弟が狩取自由でござるか?」

「先ほども申し上げたように、大公家と大和家にそれぞれ2割の税、合計4割の税は納めなければいけませんが。」

「家臣の身分に関係なく、平等に分配されるのでござるか?」

「公平ではございません、実力次第でございます、身分は関係ないです。」

「実力とはどう言うことでござる?」

「先ほどから見学なされていたように、魔獣魔竜を狩れるかどうかです。」

「弓術と投擲術でござるか?」

「そうですね、後は魔力念話で大和様の指図を聞けるかどうかですね。」

「それはどう言う意味でござる?」

「囮成功、狩り開始と狩り中止の念話が聞けなければどうにもなりません。」

「念話の出来る家臣は優遇されると言われるのでござるか?」

「はい、ま、部屋住みに子弟方は、大公家に執着する必要はないのですが。」

「大公家に執着とは! 無礼でござろう!!」

「いえいえ、大公家を軽く見たわけではございません、大和家では新たに陪臣士族を大量募集すると聞いております。」

「なんと!」

「実家は軽輩の卒族家であろうとも、実力さえあれば士族として仕官できます。」

「有り難い!」

「最初からそういう話で、国王陛下・大公様・大和様で話し合われて、国元の城代家老様にも連絡が有った筈ですが?」

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