奴隷魔法使い

克全

第164話常陸大公家16

「俺が付けるの?」

『はい、頂ければありがたいです』

「殿様、二人とも美人だし、美しい名字をつけてあげてください。」

「うん? 勇ましのを考えていたけど、美しい名字ね?」

「はい、殿様。」
2人だし、いずれ椿(つばき)か杜若(かきつばた)て故事が有ったか?

「弘美が椿にしよう、椿弘美だ。」

「ありがとうございます!」

「智子は杜若智子だ。」

「ありがとうございます!」

「さあ、4人で狩りをしよう」

俺達4人は、常陸大公軍が到着するまで狩りをした。
ここのボスを誘き寄せ、その実力、特にブレス射程を正確に確認しなければ。

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