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奴隷魔法使い

克全

第91話接待料理

「上使様、鈴木代官殿と色々相談したのですが、このような冒険者村では、王国の使者様に出せるような食事を作るのは不可能でございました、田舎料理に成りますが用意させていただきました、御口汚しに成りますお食べ頂ければ幸いです。」

「うむ、御配慮痛み入る、王国の使者として役目で参っておる、お気になさるな。」

「は! 有り難き幸せ。お出ししろ。」

俺は、鈴木代官と朝野奴隷千人頭代理に相談して、人数が激減して仕事が暇になった奴隷千人砦賄衆(どれいせんにとりでまかないしゅう)に料理を作ってもらった。現金や宝飾品を渡せば賄賂となり、敵対勢力がいれば付け込まれる可能性がある、だが高価な食事を供するのは接待のうちで大丈夫と判断した。とはいえ、ここには有名な料理屋など無い、それ故他では絶対食べれない高価な魔竜を食材として供することにした。

「今日は翼竜ケツァルコアトを主に御用意させていただきました。」

「なんと! 竜を頂けるのか!!」

「王都の美味を御用意できませんので、砦ならではの珍味となります。」

「先ずは本膳の、翼竜胸肉の澄まし汁・翼竜腿大蒜生姜醤油焼き・翼竜皮と軟骨の膾(なます)・薇(ぜんまい)塩漬け・白米でございます。」

「ほう、初めて食べるが、皆も頂こうか。」

『は!』

体裁を整えようとしてるが、貪るように食ってるよ。
初めて竜を喰うんだから仕方ないか。
頃合いかな。

「二の膳が、翼竜心臓の山椒煮・翼竜腿肉の白味噌汁・清酒を用意させていただきました、一緒に三の膳も出させていただきます、馬鹿貝の赤味噌汁・鯉の洗・翼竜肝の甘煮でございます、与の膳として翼竜胸肉カツレツでございます、引き物膳として、全てを少しづつ詰めさせていただきました、宿舎でお食べください。」

酒が入り、カツレツを食べた時点で彼らの自制心の箍(たが)が外れた

明日は早くから現場巡視が有るのだが・・・・・・・・彼らは酔い潰れるまで騒ぎ続けた。

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