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奴隷魔法使い

克全

第48話原料収集

俺も彩も魔力の三分の一強を残して地下住宅を完成強化させた。

「彩、魔境の境界線外に原材料収集に行こう」
「旦那様。旦那様らしくありません。魔力が三分の一しかありません」
「うん。確かに普通ならやらないんだけど、万全の地下住宅が完成したし、魔力が完全充魔された魔晶石が腐るほどあるからね」
「でも・・・・・」
「ボスのサンドブレスも、被弾傾斜三角錐魔法壁なら防げるのが確認できたし、ボスが魔境から出れないのも確認できた。魔境には入らないし、狩りもしないよ」
「分かりました。御供させていただきます」
「うん。頼りにしてるよ。対人と対獣の警戒と攻撃を、彩に任せる」
「はい。旦那様の為なら、躊躇なく殺して見せます」
「うん。頼んだよ」

『旧餌場』

「彩、覚え置いて」

俺は、鋼玉・黄玉・石英を順番に魔力で収集した。
想像していた通り、サンドブレスには可也の量の宝石成分が含有されていたようで、十分宝石として生成できそうだ。
ついでに、魔界内の樹木も魔力で伐採運搬して魔法袋に詰め込んだ。
俺達はボスが来る前に、さっさと地下住宅に帰還した。

『地下住宅』

まず家の一枚目魔法壁を展開して防御をした。
一枚目に衝撃があれば、二枚目三枚目の魔法壁が自動展開する仕組みだ。
地下3階の倉庫兼用ワンルームに魔樹を置けるだけ置いて、鋼玉の材料を窯に入れて試験運転してみた。

「彩、飯にしよう。今日は自炊だよ」
「私が作ります」
「一緒に作ろう」
「でも、炊事は妻の仕事です」
「うん。でも僕たちは、夫婦であると同時にパーティーの相棒だよ。一緒に仕事をした日に自炊する場合は、一緒に作ろう」
「はい。嬉しいです。幸せです。旦那様」

非常用に袋に入れていた白飯を出して、厚切り豚ロース・コーン・ニンジン・ジャガイモ・玉葱・椎茸などの野菜を、岩盤板バーベキューで焼きながら食事にした。
俺は一枚目二枚目三枚目の豚は塩胡椒で食べた。
四枚目五枚目六枚目はバーベキューのタレで食べた。
七枚目八枚目九枚目は生姜醤油で食べた。
食欲の権化と化して、貪り喰った。
台所のコンロでは、明日の朝食用の蛤澄まし汁を作っている。
オーブンでは、塩鯖を一匹分焼いている。

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