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奴隷魔法使い

克全

第46話サンドブレス対応

「彩、旧餌場に行こう」
「はい旦那様」

『魔境奥山境界線』
「木々が薙ぎ倒されてボロボロだな」
「ボスのサンドブレスでしょうか」
「恐らくそうだろう」
「予想通りか。何人もの冒険者が殺されたようだな」
「可哀想に」
「ボスのブレス射程を計算違いしたか、気付くのが遅れたのだろう」
「肉食魔竜が結構いる。素早く狩って逃げるが、彩はこの辺で待機していてくれ」
「支援させてください」
「もう少し彩の魔力が増えたら。今日はこの後で拠点造りをするから、魔力は温存していてほしい」
「はい御免なさい。頑張って鍛練いたします」

結構狩れたな。
ボスは来ないのかな。
戻るか。
を。
来たか。
射程ギリギリで遊弋だ。
迫力あるな。
来た。
サンドブレスだ。
被弾傾斜三角錐魔法壁展開。
ローブ魔法壁展開。
フルプレートメイル魔法壁展開。
よし。
一段目の魔法壁でも防御できるな。

「彩、砦に戻るよ」
「はい旦那様」

『冒険者村買取所』
「受付殿、買取お願いします」
「はい、尊殿。何時も通りの条件で宜しですか」
「結構です。ただ、ボスに殺された冒険者を見かけました。組合長代理に報告願います」
「え。それは誰か分かりますでしょうか」
「残念ながら、遺体は挽肉の様にズタズタで、遺品も原型がありません」
「そうなのですね。分かりました」
「リーゼ、組合長代理に報告してきて」
「はい!」

今日の収穫は以下だった。
プエルタサウルス:八十トン級:一頭
カマラサウルス :三十トン級:一頭
マメンチサウルス:二十トン級:一頭
サルタサウルス :十トン級 :二頭
エドモンサウルス:三トン級 :十一頭
カリミムス   :四百キロ級:三十頭
合計百九十五トン:一億九八七四万銅貨

「受付殿、ボスを倒すのに、鋼玉、黄玉、石英を研究したいので、貸出願いたいのですが」
「買取の為の見本品で、売ることも貸すこともできないんです。非常事態ですが、私では判断できかねますので、組合長代理に聞いてみます」
丁度組合長代理がやってきた。
「組合長代理。尊様と彩様が、冒険者の遺体を発見したと」
「ああ、リーゼから報告を受けた。尊様、彩様、明日にでも調査隊を送ります」
「それと代理、御2人がボス討伐研究の為、鋼玉、黄玉、石英をお借りしたいと言われておられるのですが・・・・・」
「うん、預り金を出して頂いて、御貸ししろ」
「本当に宜しいのですか」
「牢屋入りしている人たちの為にも、組合は全力で御二人を支援しないとな」
「はい」
「尊様、彩様。容疑者への証言、よしなに御願いいたします」
「分かりました、御約束いたしましょう」
「では、組合の応接室で手続きさせていただきます。御二人とも付いて来てください」

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