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奴隷魔法使い

克全

第21話暗躍

「タケゾウどうするよ? 横井がえらく怒ってたけど、ありゃ千人頭から発破かけられてるぞ」

「ほっとけ、毎日報告だけキッチリすればいい」

「どうしてよ、タケゾウ? きっちり働かないと、あたしらもやばくない?」

「ハナ、キツヤスよく聞け。あの二人は危険だ。上手く立ち回らないと、俺達が死ぬことになる」

「おいおい、そりゃ買い被りだよ」

「キツヤス、お前昨日の狩り見てたろ! 二つの魔法を同時起動して時間差攻撃だぞ! あれが俺たちに向かってきたら防ぎようがない。即死だ!」

「でもよ、俺たちのバックには千人頭たちがいるんだ」

「馬鹿やろ! 森で襲われて埋められたら、どうにもならん。俺たち自身が、そうやて沢山の奴隷を殺してきたろ!」

「う、確かにそうだった」

「いいか、もう一度確認しとくぞ! 今までのやり方は通じないんだ! 麻酔薬や毒薬は魔法で見破られる。高価な武具を買わして借金漬けにしての転売は、タケルに邪魔された。イカサマ博打も無理。相思相愛のようだから、色仕掛けも無理。奇襲や強襲や寝込みを襲うのも、全部逆襲されて俺達が死ぬことになる。だから、しっかり無理な理由を報告するんだ。下手したら千人頭も、一族ごと処分されると匂わせるんだ! そうしないと俺達が生き残れない!」

「分かった」
「分かったわ」

「じゃ、尾行を続けるぞ」

『多摩奴隷千人砦 千人頭室』

「千人頭様、御無沙汰しております」

「いえいえ、こちらこそ御用人様には何時もお世話になっております」

「早速ですが、荷の方が期日を過ぎても送られてこないのですが?」

「今回の獲物は狡猾でして、罠にかかりませんで」

「困りましたな。御頭様には十分なお礼をしてきたつもりですが?」

「いやいや、値の問題ではございません。御用人様も御存じのように、今回の獲物は魔獣、いや魔獣と魔竜が群れておりまして、手持ちの狩人の腕と数では時間がかかるのです」

「では、こちらの狩人をだしますかな?」

「いや、この魔竜がとても狡猾でしてな。平民冒険者を護衛に雇っているのです。その所為で、代官の管轄と重複してしまいました。下手な手を使うと、代官所から内務大臣に報告が行きます。そうなると、我々が今までやってきたことが、全て露見する恐れが有ります。二人が王国奴隷から平民に成った後でないと、我々に火の粉が飛んでくるのです」

「ふむ、それは面倒ですな」

「2人は強力で、直ぐに平民に成るでしょう。これが最近の奴らの成果です」

一日目
雇用冒険者二十人

2日目
クロサイ一頭:三千九百二十キログラム
水牛四頭  :四千九十キログラム
鰐一頭   :百九十キログラム
合計    :十六万四千銅貨
雇用冒険者 :三十八人

三日目
クロサイ一頭:四千九十キログラム
水牛五頭  :四千四百九十キログラム
鰐一頭   :二百九キログラム
合計    :十七万五千七百八十銅貨
雇用冒険者 :四十二人

四日目
クロサイ一頭:四千百十キログラム
水牛五頭  :四千五百八十キログラム
鰐一頭   :二百十キログラム
合計    :十七万八千銅貨
雇用冒険者 :四十三人

五日目
クロサイ一頭:四千五キログラム
水牛五頭  :四千七百十キログラム
鰐一頭   :二百キログラム
合計    :十七万八千三百銅貨
雇用冒険者 :四十四人

六日目
クロサイ一頭:四千百八キログラム
水牛五頭  :四千球百十キログラム
鰐一頭   :二百十四キログラム
合計    :十八万四千六百四十銅貨
雇用冒険者 :四十六人

七日目
クロサイ一頭:四千八十キログラム
水牛五頭  :四千九百八十キログラム
鰐一頭   :二百一キログラム
合計    :十八万五千二百二十銅貨
雇用冒険者 :四十六人

八日目
クロサイ一頭:四千百十キログラム
水牛五頭  :四千九百十キログラム
鰐一頭   :二百六キログラム
合計    :十八万四千五百二十銅貨
雇用冒険者 :四十六人

九日目
クロサイ一頭:四千九十キログラム
水牛五頭  :四千九百三十キログラム
鰐一頭   :二百二十キログラム
合計    :十八万四千八百銅貨
雇用冒険者 :四十六人

十日目
クロサイ一頭:三千九百九十キログラム
水牛五頭  :四千九百九十キログラム
鰐一頭   :二百三キログラム
合計    :十八万三千六百六十銅貨
雇用冒険者 :四十六人

「ふむ、では御頭様、二人が平民に成れば大丈夫ですな?」

「はい、確保出来次第お届けさせていただきます。」

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