魔法武士・種子島時堯

克全

第180話忠臣蔵勅使饗応料理・種子島親子の前後官職(興味のない方は飛ばして下さい)

勅使の前に、まず三つの三方が出る、ここから会席の始まりである。
三方の一つには敷紙に長熨斗。
一つには雑煮椀、梅干盛、田作盛。
三番目の三方は蓋置きである。
その三方がすべて片付けられ、いよいよ三汁十一菜の本膳料理となる。

「本膳」
膾(鯛・よせ赤貝・白髭大根・木耳せん・栗生姜・金かん)
香の物(奈良漬瓜・守口大根・粕漬茄子・味噌漬人参・味噌漬なた豆・塩山椒)
煮物(ひらき鴨・色紙麩・つみせり)
汁(つみれ・しめじ茸・葉大根・薄皮牛蒡・めうど)
ご飯

「二の膳」
杉箱(結えい・花形山吹・穂くわい・広岩茸・八重成・敷みそ)
小桶(のしもみ)
汁(鯛背切・木の芽)
酒浸(塩引鮭・もみしめ貝・黒くらげ・よりかつお・山川酒)

「三の膳」
差し味(鯉子付・かき鯛・えんす・海そうめん・くねんぼ・わさび)
煎酒
汁(わかめ)
茶碗(花みる貝・土筆・かけしお)

「与の膳」
向詰(小鯛・かけしお)

「五の膳」
洲浜台(大坂かまぼこ・みの焼あいなめ・あんかけたいらぎ)
平皿(甘鯛ふわふわ・みの笠茸・鍵わらび)

以上が、五の膳の三汁十一菜である

はんだ郷土史研究会参照

「種子島大宰帥恵時」
従二位・大宰帥・右近衛権中将
薩摩・日向・肥後・筑後・肥前・筑前・豊前・豊後の国司
から ↓
従二位・大宰帥・左近衛権大将
薩摩・日向・肥後・筑後・肥前・筑前・豊前・豊後の国司


「種子島権大納言時堯」
従三位・弾正尹・権中納言・参議・大宰大弐・右近衛権中将・左衛門督・検非違使別当
多禰・大隅・隠岐・対馬・壱岐・伊勢の国司
から ↓
正三位・弾正尹・権大納言・参議・大宰大弐・右近衛権大将・左衛門督・検非違使別当
多禰・大隅・隠岐・対馬・壱岐・伊勢・若狭の国司

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