呪いで常識を失ったのでロリと旅に出る
第125話 フラフィーはいつもぼっち
「おいあかねそこ俺のベッドなんだが」
四人部屋に戻るとあかねは俺のベッドで寝ていた。四つあるうちにの一つという選択肢で俺のところを選ぶのはなかなかの確立だ。狙ってやったとしか思えない。そしてあかねは既にぐっすりだった。
「キミヒト、私のところでねよ?」
イリスが服を引っ張りながら上目使いという強力な攻撃を繰り出してくるがここはどうしてもあかねに現実を突き付けてやらなければならない。あかねは俺の事が好きだと言う。
そんな男のベッドに寝そべったらそれは覚悟完了の証と受け取る。気持ちを伝える。覚悟も決める。恋する女の子の辛いところだな。
「キミヒト、まさかあかねに手を……?」
「それなら流石に止める。キミヒトは私たちだけ見てればいい」
起きてきたクロエとイリスが止めてくるが別に手を出す気はない。俺は俺のベッドでねるだけだ。あかねとは戦友であり続けたい。つまり覚悟完了した乙女を放置するという鬼畜プレイをかますということだ。
「二人もこっちこい」
「なるほど」
イリスは理解したと言わんばかりに俺とあかねの間に入り接触を断つ。別にあかねに手を出す気はないがイリスが嫌だと言うのならやめておくのがいいだろう。こういうふざけた行為は認めてもらいたいが。
「しかたないわね」
クロエもなんだかんだ言って俺の事が大好きなのでイリスと反対側に陣取り俺に優しく抱き着いてくる。とてもふわふわで気持ちいいです。俺も大好き。
すやすやと眠るあかねの横で幼女を侍らすこの背徳感、たまりませんね。あかねが起きた時の反応が楽しみである。
好きな人のベッドで寝て準備万端にしてたら好きな人がロリ達と寝始めました。言葉にするとあんまりにもひどすぎるな。
この部屋のベッドは一人用にしては結構大き目に作られているので、女の子一人に男一人、幼女二人くらいだったら無理やり入る。たぶん大き目の冒険者達用につくられているのだろう。
今回はその恩恵にあずかり、疲れた体をいやすべく意識を手放していった。本気でロリ達と寝るつもりはありません。
しかしどのくらい寝たかはわからないが衝撃で目が覚めた。なんだ? と思った瞬間には顔の横に黒光りする包丁が叩きつけられた。
「キミヒトさん。なんでいつも私の事置いていってこういうことしてるんです?」
「なんでかなぁ」
ベッドの上には女の子が三人。うち二人の幼女はさっきまでとは違いかなりの薄着になっていた。当然それに合わせて俺の上着は剥ぎ取られれパンツ一枚になっていた。なんでやねん。
クロエとイリスはぐっすりと寝ている……ようにみえるけどあれ嘘寝じゃねえの? 笑ってる気配があるんだけど。え、俺笑い事じゃないよ? 一歩間違えたら死ぬよ?
「弁解の機会と死ぬ機会と私と朝までする機会どれがいいですか?」
「じゃあ弁解で」
「なんでですか! 私とするのが一番いいじゃないですか! 慰めてくださいよ!」
これだからである。確かにフラフィーは可愛いがことあるごとに俺の意思を尊重したつもりでいやらしい行為に及ぼうとしてくる。俺がすすめた童貞を殺す服は誘い受け一択の代物だぞ。
完全に自分から誘うのは清楚とは違うんだ理解しろ。いや理解したら理解したで俺が太刀打ちできなくなるからダメだけど。フラフィーが良くも悪くも素直で良かったと思うよ。
「あかねが俺のベッドで寝てるだろ? だから俺も俺のベッドで寝るだろ? クロエとイリスも一緒に寝るだろ? これだけだよ?」
「問題しかないですよね? え? この部屋ベッド四つあるんですけど? 昨日はクロエさんもイリスさんも違うベッドで寝てましたよね?」
「そこに気付くとは」
フラフィーの強い要望で全員バラバラのベッドで寝ていたが実は夜中に三人で一緒に寝ていたことは黙っておこう。フラフィーはいつもぼっちで可愛いな。
「ほら今回は俺も疲れてたし何もしてないから。な? それにフラフィーだけ新しい装備手に入るんだし大目に見てあげよう? 一番お姉さんだろ?」
「いえ……たぶん私一番年下ですけど……」
「……」
だよね。俺もそう思うよ。このロリは見た目こそ小学生だけど年齢は絶対俺達より上。俺も精神年齢だったら結構高い方だしそう考えるとフラフィー一番ロリじゃねぇか。
俺のロリの定義は見た目がすべてだから関係ないが。仕方ないからちょろいフラフィーのために抱きしめてやるか。
「よしよし。ちょっと嫉妬しちゃったんだよな。フラフィーの事もちゃんと好きだからな。そんなに怒るなよ」
「うぅぅ」
フラフィーは包丁を強く握りしめたまま俺の言葉に耳を傾ける。最近はずっと身をひそめていたがこの包丁まじであぶねえな。俺にしか対象が向かないし本当に武器として使えよ。絶対強いだろこれ。
「今度デートしてやるから、な?」
「……どうせ教会の掃除の癖に」
「なんなら今から行くか?」
「……行きます」
教会にはあかねも連れて行きたかったがフラフィーのご機嫌取りも重要だ。一緒に装備の素材取りに行けなかったこともあるしきっとかなりやきもきしただろう。少しは優しくしてやらないとな。
ゴーレムとの戦闘の話もしたし自分のために危険を犯した俺に対して悪いとも思っているんだろう。だから今回は控えめに包丁を顔の真横に刺すだけでとどめてくれたんだろうな。
本当だったら背中からぐさっだったからな。うんうん、精力剤使った話は絶対に出来ないな。
「あのー、ちょっとよろしいかしら……?」
フラフィーと出かけようとしていると扉がノックされサッキュンが顔を出してきた。そういやいたねサッキュン。見張りで残してたのに随分経ってしまって申し訳ないことをしたよ。
「ショウさんの様子が落ち着いてきたのでお話を聞けるとおもうのですけどいかがいたしますか?」
ほう、ショウの様子が落ち着いたならそれが一番優先する事柄だな。狸寝入りしているロリ二人とあかねを起こしてショウの元に向かおうじゃないか。
四人部屋に戻るとあかねは俺のベッドで寝ていた。四つあるうちにの一つという選択肢で俺のところを選ぶのはなかなかの確立だ。狙ってやったとしか思えない。そしてあかねは既にぐっすりだった。
「キミヒト、私のところでねよ?」
イリスが服を引っ張りながら上目使いという強力な攻撃を繰り出してくるがここはどうしてもあかねに現実を突き付けてやらなければならない。あかねは俺の事が好きだと言う。
そんな男のベッドに寝そべったらそれは覚悟完了の証と受け取る。気持ちを伝える。覚悟も決める。恋する女の子の辛いところだな。
「キミヒト、まさかあかねに手を……?」
「それなら流石に止める。キミヒトは私たちだけ見てればいい」
起きてきたクロエとイリスが止めてくるが別に手を出す気はない。俺は俺のベッドでねるだけだ。あかねとは戦友であり続けたい。つまり覚悟完了した乙女を放置するという鬼畜プレイをかますということだ。
「二人もこっちこい」
「なるほど」
イリスは理解したと言わんばかりに俺とあかねの間に入り接触を断つ。別にあかねに手を出す気はないがイリスが嫌だと言うのならやめておくのがいいだろう。こういうふざけた行為は認めてもらいたいが。
「しかたないわね」
クロエもなんだかんだ言って俺の事が大好きなのでイリスと反対側に陣取り俺に優しく抱き着いてくる。とてもふわふわで気持ちいいです。俺も大好き。
すやすやと眠るあかねの横で幼女を侍らすこの背徳感、たまりませんね。あかねが起きた時の反応が楽しみである。
好きな人のベッドで寝て準備万端にしてたら好きな人がロリ達と寝始めました。言葉にするとあんまりにもひどすぎるな。
この部屋のベッドは一人用にしては結構大き目に作られているので、女の子一人に男一人、幼女二人くらいだったら無理やり入る。たぶん大き目の冒険者達用につくられているのだろう。
今回はその恩恵にあずかり、疲れた体をいやすべく意識を手放していった。本気でロリ達と寝るつもりはありません。
しかしどのくらい寝たかはわからないが衝撃で目が覚めた。なんだ? と思った瞬間には顔の横に黒光りする包丁が叩きつけられた。
「キミヒトさん。なんでいつも私の事置いていってこういうことしてるんです?」
「なんでかなぁ」
ベッドの上には女の子が三人。うち二人の幼女はさっきまでとは違いかなりの薄着になっていた。当然それに合わせて俺の上着は剥ぎ取られれパンツ一枚になっていた。なんでやねん。
クロエとイリスはぐっすりと寝ている……ようにみえるけどあれ嘘寝じゃねえの? 笑ってる気配があるんだけど。え、俺笑い事じゃないよ? 一歩間違えたら死ぬよ?
「弁解の機会と死ぬ機会と私と朝までする機会どれがいいですか?」
「じゃあ弁解で」
「なんでですか! 私とするのが一番いいじゃないですか! 慰めてくださいよ!」
これだからである。確かにフラフィーは可愛いがことあるごとに俺の意思を尊重したつもりでいやらしい行為に及ぼうとしてくる。俺がすすめた童貞を殺す服は誘い受け一択の代物だぞ。
完全に自分から誘うのは清楚とは違うんだ理解しろ。いや理解したら理解したで俺が太刀打ちできなくなるからダメだけど。フラフィーが良くも悪くも素直で良かったと思うよ。
「あかねが俺のベッドで寝てるだろ? だから俺も俺のベッドで寝るだろ? クロエとイリスも一緒に寝るだろ? これだけだよ?」
「問題しかないですよね? え? この部屋ベッド四つあるんですけど? 昨日はクロエさんもイリスさんも違うベッドで寝てましたよね?」
「そこに気付くとは」
フラフィーの強い要望で全員バラバラのベッドで寝ていたが実は夜中に三人で一緒に寝ていたことは黙っておこう。フラフィーはいつもぼっちで可愛いな。
「ほら今回は俺も疲れてたし何もしてないから。な? それにフラフィーだけ新しい装備手に入るんだし大目に見てあげよう? 一番お姉さんだろ?」
「いえ……たぶん私一番年下ですけど……」
「……」
だよね。俺もそう思うよ。このロリは見た目こそ小学生だけど年齢は絶対俺達より上。俺も精神年齢だったら結構高い方だしそう考えるとフラフィー一番ロリじゃねぇか。
俺のロリの定義は見た目がすべてだから関係ないが。仕方ないからちょろいフラフィーのために抱きしめてやるか。
「よしよし。ちょっと嫉妬しちゃったんだよな。フラフィーの事もちゃんと好きだからな。そんなに怒るなよ」
「うぅぅ」
フラフィーは包丁を強く握りしめたまま俺の言葉に耳を傾ける。最近はずっと身をひそめていたがこの包丁まじであぶねえな。俺にしか対象が向かないし本当に武器として使えよ。絶対強いだろこれ。
「今度デートしてやるから、な?」
「……どうせ教会の掃除の癖に」
「なんなら今から行くか?」
「……行きます」
教会にはあかねも連れて行きたかったがフラフィーのご機嫌取りも重要だ。一緒に装備の素材取りに行けなかったこともあるしきっとかなりやきもきしただろう。少しは優しくしてやらないとな。
ゴーレムとの戦闘の話もしたし自分のために危険を犯した俺に対して悪いとも思っているんだろう。だから今回は控えめに包丁を顔の真横に刺すだけでとどめてくれたんだろうな。
本当だったら背中からぐさっだったからな。うんうん、精力剤使った話は絶対に出来ないな。
「あのー、ちょっとよろしいかしら……?」
フラフィーと出かけようとしていると扉がノックされサッキュンが顔を出してきた。そういやいたねサッキュン。見張りで残してたのに随分経ってしまって申し訳ないことをしたよ。
「ショウさんの様子が落ち着いてきたのでお話を聞けるとおもうのですけどいかがいたしますか?」
ほう、ショウの様子が落ち着いたならそれが一番優先する事柄だな。狸寝入りしているロリ二人とあかねを起こしてショウの元に向かおうじゃないか。
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