呪いで常識を失ったのでロリと旅に出る
第103話 あやふやな何か
重いと言われても俺の素直な気持ちなのでそこは受け取ってもらうしかない。手紙の作法はこんな感じでよかったかわからないが気持ちが大事。
「でも前もそうだったけど感謝ありがとー。ランクアップで鼻高々だよー」
「こちらこそ感謝以外にすることが出来ませんよ。本当に感謝してます」
女神様はだらっとしているが神々しさはちゃんとある。ほんと不思議な女神様だよ。やる気ないだけなのかもしれないけど。あと俺の感謝だけでランク上がってるのって前は相当低かったんだろうか。
「あー、それなら感謝ついでにちょっと頼まれごとしてほしいんだけど」
「何かあったんですか?」
神からの頼みごととか神託じゃないのか。良いのか俺なんかにそんな頼みごとして。ロリが関係しているなら自分から首突っ込まざるを得ないけどそんな良い事はおきないよね。
「んー、なんかこの世界でまた勇者召喚しようとしてるみたいなんだよねぇ。まぁさせないけど。予定は数か月以上先なんだけどどうしてそんなことになってるのかなーって。知ってる?」
「知らないです。この前というか数か月前にしたばっかりですよね? そんな早い周期で召喚してるんですか?」
「それが普通は数十年に一度とかそんなはずなんだよねー。だから何かあったのかなって。もし暇だったら調べておいてほしいんだー。期限は数十年後ってことで」
「ずいぶん気の長い使命ですね……」
数十年って実質調べなくてもそのうち情報入ってくるだろ。そういえば女神様はこっちの世界で起きてることとかほとんど把握してないっぽいことを前言ってたな。
感謝が届かないのもよくわからないとか言ってたし。
「私と話せる珍しい存在だし、わからなければそれでもいいから君に一任しちゃっていいかな?」
「それはありがたいんですが、勇者が全部死んでたとかだったらどうします?」
勇者召喚は魔王を倒すために行われる。つまり新しく召喚するなら勇者いなくなったんじゃね? と考えるのが筋だと思うがどうなんだろう。
王都が召喚しているならだが。
「あーその可能性があるのかー。じゃあ別にいいや、この話無しで」
「それでいいんですか女神様」
いいのか本当にそれで。自分の統括している世界だから一応考えてみたけどめんどくさそうだからやっぱなしって流石女神様すぎる。
でもこのくらいテキトウにやってくれた方がこっちも自由にしていいよなって気持ちになるからありがたいと言えばありがたいのかもしれない。
いや待て。この話無しってどこから無しだ? 召喚は出来ればやめてほしいんだけど。犠牲者増えちゃうし。
「女神様、召喚は止めてくれるとありがたいんですが」
「うん。それは止めるよ。魂の割合偏っちゃうし」
ならばよし。無駄に犠牲者が増えるのを知ってしまうのは非常に嫌な気分になるし知ってしまったなら少しはどうにかしたいと考えてしまう。
なら最初から呼ばないようにお願いするのがいいよねっていう。
「そういえば女神様ってこの世界に興味ないんですか?」
「こっちに被害出さなければ何しても干渉しちゃいけないってなってるから興味ないかな。召喚された勇者には加護あげるだけって決まりがあるし召喚後の面倒を見るのも禁止かなー」
なるほど。となると洗脳されていようが殺されていようが女神的には何も問題はない感じが。大変だししゃーなしだな。新しい命を作ってるし文句を言える立場に俺はいない。
というか俺の立場はガチで感謝以外にするものがない。
みんなが不遇の状態だったのにもかかわらず自力でなんとか抜け出せたし、さらにはくっそ可愛いロリ達と一緒に冒険出来ることになったし最高かよ。
他の勇者たちには悪いけど俺はラッキーだったと思うんだ。でも一応助けるために活動もしてるから許してくれ。
というか面倒みちゃだめとか言いながら俺にスキルくれたよね。あれは面倒をみたんじゃなくてサービスとかそういうあやふやな何かということなんだろうな。
「女神にも決まりが多そうですね。女神様はいいって言いましたけど、勇者について何かわかったら報告させていただきますよ。真面目に調べる気はないので女神様も期待しないでくださいね」
「はーい。ああそうだ、ランクアップしたから少し休める時間も増えたんだー。だから今日はそのまま帰って大丈夫。この前は寝かせてもらったしありがとねー」
「こちらこそありがとうございます」
女神様結構だらしないけど普通に良い人だよな。ランクが上がって休み時間が増えるってかなり嫌な労働環境だと思わせられるけど。
でも女神様の言っていた勇者召喚がまたすぐ行われるってどういうことだろうか。本当に勇者たち全員死んだとかないよな? だとすると俺の異世界ライフの目的無くなるんだけど。
ロリ達と甘~くエッチに過ごす方法を見つけるだけになるんだけど。それでも全然良いな。たぶん生きてるとは思うけど、王都からいなくなってるとしたら情報が流れてこないのもうなずけるな。
……少しあかねに相談してみるか。俺一人じゃどうにもできん。
というわけで宝石に魔力を流しあかねを呼び出すことしばし、十秒ほど待ったが返信はなかったので取り込み中なんだろうか。
気づいたら返信をくれるだろうし気長に待ちますかね。
「でも前もそうだったけど感謝ありがとー。ランクアップで鼻高々だよー」
「こちらこそ感謝以外にすることが出来ませんよ。本当に感謝してます」
女神様はだらっとしているが神々しさはちゃんとある。ほんと不思議な女神様だよ。やる気ないだけなのかもしれないけど。あと俺の感謝だけでランク上がってるのって前は相当低かったんだろうか。
「あー、それなら感謝ついでにちょっと頼まれごとしてほしいんだけど」
「何かあったんですか?」
神からの頼みごととか神託じゃないのか。良いのか俺なんかにそんな頼みごとして。ロリが関係しているなら自分から首突っ込まざるを得ないけどそんな良い事はおきないよね。
「んー、なんかこの世界でまた勇者召喚しようとしてるみたいなんだよねぇ。まぁさせないけど。予定は数か月以上先なんだけどどうしてそんなことになってるのかなーって。知ってる?」
「知らないです。この前というか数か月前にしたばっかりですよね? そんな早い周期で召喚してるんですか?」
「それが普通は数十年に一度とかそんなはずなんだよねー。だから何かあったのかなって。もし暇だったら調べておいてほしいんだー。期限は数十年後ってことで」
「ずいぶん気の長い使命ですね……」
数十年って実質調べなくてもそのうち情報入ってくるだろ。そういえば女神様はこっちの世界で起きてることとかほとんど把握してないっぽいことを前言ってたな。
感謝が届かないのもよくわからないとか言ってたし。
「私と話せる珍しい存在だし、わからなければそれでもいいから君に一任しちゃっていいかな?」
「それはありがたいんですが、勇者が全部死んでたとかだったらどうします?」
勇者召喚は魔王を倒すために行われる。つまり新しく召喚するなら勇者いなくなったんじゃね? と考えるのが筋だと思うがどうなんだろう。
王都が召喚しているならだが。
「あーその可能性があるのかー。じゃあ別にいいや、この話無しで」
「それでいいんですか女神様」
いいのか本当にそれで。自分の統括している世界だから一応考えてみたけどめんどくさそうだからやっぱなしって流石女神様すぎる。
でもこのくらいテキトウにやってくれた方がこっちも自由にしていいよなって気持ちになるからありがたいと言えばありがたいのかもしれない。
いや待て。この話無しってどこから無しだ? 召喚は出来ればやめてほしいんだけど。犠牲者増えちゃうし。
「女神様、召喚は止めてくれるとありがたいんですが」
「うん。それは止めるよ。魂の割合偏っちゃうし」
ならばよし。無駄に犠牲者が増えるのを知ってしまうのは非常に嫌な気分になるし知ってしまったなら少しはどうにかしたいと考えてしまう。
なら最初から呼ばないようにお願いするのがいいよねっていう。
「そういえば女神様ってこの世界に興味ないんですか?」
「こっちに被害出さなければ何しても干渉しちゃいけないってなってるから興味ないかな。召喚された勇者には加護あげるだけって決まりがあるし召喚後の面倒を見るのも禁止かなー」
なるほど。となると洗脳されていようが殺されていようが女神的には何も問題はない感じが。大変だししゃーなしだな。新しい命を作ってるし文句を言える立場に俺はいない。
というか俺の立場はガチで感謝以外にするものがない。
みんなが不遇の状態だったのにもかかわらず自力でなんとか抜け出せたし、さらにはくっそ可愛いロリ達と一緒に冒険出来ることになったし最高かよ。
他の勇者たちには悪いけど俺はラッキーだったと思うんだ。でも一応助けるために活動もしてるから許してくれ。
というか面倒みちゃだめとか言いながら俺にスキルくれたよね。あれは面倒をみたんじゃなくてサービスとかそういうあやふやな何かということなんだろうな。
「女神にも決まりが多そうですね。女神様はいいって言いましたけど、勇者について何かわかったら報告させていただきますよ。真面目に調べる気はないので女神様も期待しないでくださいね」
「はーい。ああそうだ、ランクアップしたから少し休める時間も増えたんだー。だから今日はそのまま帰って大丈夫。この前は寝かせてもらったしありがとねー」
「こちらこそありがとうございます」
女神様結構だらしないけど普通に良い人だよな。ランクが上がって休み時間が増えるってかなり嫌な労働環境だと思わせられるけど。
でも女神様の言っていた勇者召喚がまたすぐ行われるってどういうことだろうか。本当に勇者たち全員死んだとかないよな? だとすると俺の異世界ライフの目的無くなるんだけど。
ロリ達と甘~くエッチに過ごす方法を見つけるだけになるんだけど。それでも全然良いな。たぶん生きてるとは思うけど、王都からいなくなってるとしたら情報が流れてこないのもうなずけるな。
……少しあかねに相談してみるか。俺一人じゃどうにもできん。
というわけで宝石に魔力を流しあかねを呼び出すことしばし、十秒ほど待ったが返信はなかったので取り込み中なんだろうか。
気づいたら返信をくれるだろうし気長に待ちますかね。
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