呪いで常識を失ったのでロリと旅に出る
第74話 なんでだめなんだ?
「ドキドキします……キミヒトさんでいっぱいになっています」
フラフィーはとろけ切った目でこちらを見てそんな事を言ってくる。いつもならふざけて一蹴するところだが、今のこの状況では抗いがたい魅力である。
「俺もだよ」
だから俺は正直な気持ちになってフラフィーの体を強く抱き寄せる。少し引き気味で抱きしめ合っていたが完全に抱き寄せて体を全て密着させる。胸の感触、体温、呼吸、心音が全てダイレクトに伝わって来る。
激しく波打つような鼓動を感じ、どちらともなく顔を近づけ口づけをする。する瞬間に目を閉じふるふると震える耳に愛おしさが倍増していた。
フラフィーにとっての初めてのキスだが、あまりの乙女っぷりに嗜虐心にも似た感情が沸き上がって来る。ついばむようなキスをしてくるが、俺は構わず舌を絡ませていく。
「んっ!?」
驚いたような顔をして口を放そうとしてくるが逃がさずそのまま押し倒す形になり貪り続ける。逃げ場の無くなったフラフィーは苦しそうにしながらもどこか恍惚とした表情になってきていた。
数十秒、数分近くそうやっているとフラフィーの体から力が抜け抵抗の意志は完全になくなっていた。
「はっはっ……はぁ……苦しいですよ……」
「可愛くてついな」
「えへへ……可愛いって言われちゃいました……いつも言ってくれないからどう思ってるのか気になってたんですよ。ん! また……!」
可愛いことを言い始めたので口を口で塞ぐ。また少し抵抗しようとしているようだがさせない。というか本気で抵抗しているわけじゃないからそれすらも俺が調子に乗る要因の一つになる。
口づけをしながらフラフィーの耳をもてあそぶように触る。とても柔らかく沈み込むような感触が俺の嗜虐心をさらに刺激する。
「くすぐったいです……」
顔を真っ赤にして抗議するフラフィーが可愛すぎていじわるしたくなってきてたまらない。なので耳を乱暴になで繰り回す。
「だ、だめですってば!」
必死にいやいやと頭を振って逃げようとするが俺の手の中から逃れる事は出来ない。片手でなんとか対抗しようとしているが俺は両手で行っているので無駄な抵抗だった。
「なんでだめなんだ?」
可愛い抵抗に俺の理性は少しだけ戻って来る。欲望も充分にたまってはいるがこういうじゃれ合いをしていると純粋に可愛がりたいという気持ちが強くなっていく。
俺の質問にフラフィーは顔を真っ赤に染めて、俺の目を見ると両手で顔を隠してしまった。そしてとても小さい声でその胸の内を明かしてくれる。
「……から、です」
「ちゃんと聞こえるように言わなきゃわかんないよ」
顔を隠している手を優しくつかみ、恥ずかしがっているフラフィーの身も元で囁く。もぞもぞと動き脱出しようとしているのか、それとも思わず動いてしまっているのか、とても良い反応に楽しくなってくる。
「気持ちよくなっちゃうから! ……です」
「じゃあもっと気持ちよくしてやるからな」
「え!? あ! ちょっと!」
楽しくなってしまった俺はその後フラフィーをひたすらに苛め抜いてやった。その甲斐あってか状態異常はなくなった。
『フラフィー:猫獣人の少女。欲求不満』
追加されてしまった状態異常を解くためにそこからさらに苦労したのはまた別の話ということでいいだろう。
フラフィーはとろけ切った目でこちらを見てそんな事を言ってくる。いつもならふざけて一蹴するところだが、今のこの状況では抗いがたい魅力である。
「俺もだよ」
だから俺は正直な気持ちになってフラフィーの体を強く抱き寄せる。少し引き気味で抱きしめ合っていたが完全に抱き寄せて体を全て密着させる。胸の感触、体温、呼吸、心音が全てダイレクトに伝わって来る。
激しく波打つような鼓動を感じ、どちらともなく顔を近づけ口づけをする。する瞬間に目を閉じふるふると震える耳に愛おしさが倍増していた。
フラフィーにとっての初めてのキスだが、あまりの乙女っぷりに嗜虐心にも似た感情が沸き上がって来る。ついばむようなキスをしてくるが、俺は構わず舌を絡ませていく。
「んっ!?」
驚いたような顔をして口を放そうとしてくるが逃がさずそのまま押し倒す形になり貪り続ける。逃げ場の無くなったフラフィーは苦しそうにしながらもどこか恍惚とした表情になってきていた。
数十秒、数分近くそうやっているとフラフィーの体から力が抜け抵抗の意志は完全になくなっていた。
「はっはっ……はぁ……苦しいですよ……」
「可愛くてついな」
「えへへ……可愛いって言われちゃいました……いつも言ってくれないからどう思ってるのか気になってたんですよ。ん! また……!」
可愛いことを言い始めたので口を口で塞ぐ。また少し抵抗しようとしているようだがさせない。というか本気で抵抗しているわけじゃないからそれすらも俺が調子に乗る要因の一つになる。
口づけをしながらフラフィーの耳をもてあそぶように触る。とても柔らかく沈み込むような感触が俺の嗜虐心をさらに刺激する。
「くすぐったいです……」
顔を真っ赤にして抗議するフラフィーが可愛すぎていじわるしたくなってきてたまらない。なので耳を乱暴になで繰り回す。
「だ、だめですってば!」
必死にいやいやと頭を振って逃げようとするが俺の手の中から逃れる事は出来ない。片手でなんとか対抗しようとしているが俺は両手で行っているので無駄な抵抗だった。
「なんでだめなんだ?」
可愛い抵抗に俺の理性は少しだけ戻って来る。欲望も充分にたまってはいるがこういうじゃれ合いをしていると純粋に可愛がりたいという気持ちが強くなっていく。
俺の質問にフラフィーは顔を真っ赤に染めて、俺の目を見ると両手で顔を隠してしまった。そしてとても小さい声でその胸の内を明かしてくれる。
「……から、です」
「ちゃんと聞こえるように言わなきゃわかんないよ」
顔を隠している手を優しくつかみ、恥ずかしがっているフラフィーの身も元で囁く。もぞもぞと動き脱出しようとしているのか、それとも思わず動いてしまっているのか、とても良い反応に楽しくなってくる。
「気持ちよくなっちゃうから! ……です」
「じゃあもっと気持ちよくしてやるからな」
「え!? あ! ちょっと!」
楽しくなってしまった俺はその後フラフィーをひたすらに苛め抜いてやった。その甲斐あってか状態異常はなくなった。
『フラフィー:猫獣人の少女。欲求不満』
追加されてしまった状態異常を解くためにそこからさらに苦労したのはまた別の話ということでいいだろう。
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