マリッジブルーは止まらない!!

AMO.

マリッジブルーが加速する S03-05

招待状奮闘紀

彼女から「正しい」住所録を受け取り、場面は再び自宅PC前へ

的確な「大阪府の大阪府」と言うような、謎な住所も無く
明確に入力を終えた後、次は自分の親族。

僕の母親方の親族はあまりに少ないが、問題は親父方。
現実フルに名前を覚えれていない現状。

早速、親父に尋ねる。
「なぁ2?りゅうおじさんの嫁さんの名前は?」
 「おー」
「………」

話にならない事をすぐに察した息子暦25年のキャリア。

母親に尋ねると、去年母方の両親が無くなった時に作った
香典返しのリストがあると言う。
さっそくそれを探し出してみると…良い感じだ。

それを元にコツコツ入力していくが、
あぁ・・・俺はこういう運命なんだろうな。

「○○あきら〒○○○-・・・・・・・
○○県・・・・・・・
嫁名前不明…」

不明ってさ・・・
調べようよ。親族だろ?
むしろわからないなら記入するなよ。
わざわざ不明って。


中には、岡山県。で終わってる方々も数名。
香典返し、郵便局員は根性論になるじゃない?

聞けば、母の兄が管理していると、言う事なので
さっそく連絡し、MAILで送ってもらい、住所録完了。


後学の為に覚えておいてくれ。
よっぽど酷くない限り…魚がぐたぁぁってなってる
招待状で無い限り、手作りなんてするもんじゃない。


外側からまず
「宛名」。裏面には「差出人」
返信葉書は普通の葉書それには「自分の住所」
招待状本文は、モチロンの事
案内図の用意。
上記が招待状と言われる封筒の中身だ。

これらを全て作成。たまったもんじゃない。


次に手をかけた「招待状本文」の作成。
さぁ、、文章だぜ?

PCのキーボードに両手を添えて、一時停止。
…………


「拝啓、おげんきですか?」
あかんあかん、行けそうやけれど
次に繋がる文章は「僕は元気です」しか思いあたらへん。

「どーも。」
ブログじゃないから全く却下。

「お久しぶりです」
毎日顔合わせてる会社の上司もおるな。

結局ネットに配信されている文章をの頭文字をコピー。
お堅い文章もどうかと思うが、これはあってないようなもの。

だいたい先にアポイント取ってから送る招待状。
硬く行こう…。

結局、深夜は5時まで本文制作に時間をかけて完成。


めくる次の日に、会社の兄貴分に「どうですか?」とみせると
「お前、2月日って書いてあるけれど、2月26日やろ?」
と、言い訳でき無いような指摘をされる。

続く

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