話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

マリッジブルーは止まらない!!

AMO.

マリッジブルーが加速する S03-03

年末の31日は、あいにくの仕事で、
勤務が終わり23時過ぎに電車に乗る。

原付移動で年を越し、翌朝1日も仕事に向かった。


少しも年末年始の正月らしくなくとも世間は正月。
俺の家族も、両親の実家に帰ってしまう。

彼女の実家の隣の家には、彼女の母方の両親宅。
つまり彼女の祖父祖母にあたる人が住んでいるのだ。

所謂『未来の親戚』達は帰省し、両親の家に。

帰省した先に住む、
姪っ子の旦那になる男を一足先に見ようと…
彼女の両親達は一足先に見せようと、席を設けた。


席を設けてもらったその日は
年末年始の街として、バーゲン真っ只中。

僕と彼女は神戸へ。服装はいつも通り。

その後親戚達と会うにしても
生真面目のフリも出来ないと見越して…

基本的に、彼女は何をさせてもトロイ。

電車に乗り込み時計を見ると
神戸を出た時間=祖父宅集合時間・・

「もぉ。。遅刻やん」
 「大丈夫やって、ウチみんないい加減やから。まだみんな来てないん違う?」

「ホンマに?てかどんな人達なん?」
 「わからん、色々」
「そらそうやろ・・」

…と、言うわけで集合時間に遅刻して彼女の祖父宅へ。



遅刻はするわ、服装はPUNXやわ両手にはバーゲン品やわ。
ロクなもんじゃない。

彼女の祖父宅の玄関は結構立派。
少し緊張を覚えて、サザエさんの玄関を開ける音と
全く同じ効果音を出しながら
ガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
「おじゃましまぁす。」

返事無し??



あけた玄関先は明かりも薄暗く、外より少し寒い。
真っ直ぐに伸びた廊下。右手には2階へ続くであろう階段。
廊下の左手には「ふすま」が並び、其処から人の気配。

彼女が率先して、そのふすま扉に入って行き会話を交わしている。


ひょこっと義理父さんが顔を出し
「おぉっ入っておいでや」

「あ、はい…おじゃましまぁぁす。」

俺も顔から覗かせるようにその部屋に入ると





おーっ!!!

いや、何の「おー!」や。てか人数多いな…しかし。

手前側には、恐らく彼女の従兄弟に当たる若い顔ぶれ。
奥の席には義理母の兄弟夫婦と、義理祖父義理祖母。

義理父さんが言う。
「皆さん、彼がフィアンセの恭平君です」

フィアンセって言うの?最近。。と思いながら会釈。
手前の、未来の義理従兄弟の娘達がヒソヒソ話。
彼女の弟が俺に手を振る。

俺は手を振りながら、招かれるまま一番奥の、主賓席へ。


席に着き、すぐに乾杯。
全員の自己紹介開始。

はい、全然覚えれません。
俺の右手隣にはお爺さんお婆さん。そのまま彼女の両親夫婦。

左手に彼女を置き、更にその先には
叔父さん叔母さんの2セット。


お酒を注がれ、話し始めた頃にはもうガヤガヤ。
近くのお爺さんから自己紹介を兼ねて世間話。


俺「お幾つなんですか?」
爺「それ美味しいぞ」
俺「お爺さん、日本酒飲むんですね?」
爺「わしは今日日本酒飲んでる」

なぁぁんか。。会話にならないんだねぇぇ。


続いて、次々に親族と話をして行き、飲まされる俺。

右手のお爺さんは日本酒を注いでくれ、
左手の叔父さんは、焼酎を。

更にその先のおじさんは、何故か泡盛を。
義理父さんはビールを。

だれかワインでも口にしてたら、俺は究極のチャンポン。

そう、飲み比べになっていった。

いぇ、負けません事よ。
まず、泡盛叔父さん撃沈。

お爺さん、トイレに行ったっきり帰って来ず。
焼酎おじさんは…最後まで生き残りったが、
最後のほうには、なぜか俺に「ゴルフを教える!」と
張り切って頂いて…

俺ゴルフするんや。。まぁ酔っ払いの会話なんで。


途中、彼女は従兄弟達のゲームに混じり、
まさに正月風景。

俺がゴルフ話を聞いている間に、義理父さん撃沈。

え~…最終的には、
およそ総量10Kg近い…義理母さんの昔の結婚写真。
義理叔母さんの結婚写真。従兄弟達の入学式。
冠婚葬祭、記念の日々はそれぞれがそれぞれの
写真を保存されてる膨大な数のアルバムを。
更には、おばあさんの若い頃…モノクロ写真。


を!一人で飲んでるもんだから、お婆ちゃんが
一杯持って着てくれて、昔話に花咲かせました。

続く。。。

「マリッジブルーは止まらない!!」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「エッセイ」の人気作品

コメント

コメントを書く