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マリッジブルーは止まらない!!

AMO.

マリッジブルーは止まらない!! S02-08

靖子に「また連絡します」と別れを告げ、
タバコに火を灯して辺りを見渡すと、
日は落ち、辺りは暗く淋しく、冬の寒さのみがうろつく。

暖かいコーヒーを彼女ポケットに入れ、僕等は次の専門店へ。


僕にはわからない事だが、ドレスを脱いだり着たりするのは、
思いのほか大変らしく、彼女に疲れが目立つ。


その上靖子の空気汚染で僕等はすっかり
疲労困憊モード。



次のお店は、某所のビル1F。
正面口を入り、同じ様に

「すみませぇぇん・・・」
「あー!お待ちしておりましたぁ!」

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!


あぁ…もう僕達はあなたの様な女性を待っていた!

世の中辛い事ばかりじゃないのね。。
それも、少しハスキーな声に黒髪ロングストレートの美人。

はい、速球のストライクです。

俺、まだドレス見てないけれど、ここに決めたよ。
彼女が嫌がったら、俺がここでドレス着る。

「この度はオメデトウございます、私こう言う者です。」
あ、お約束文句なんだね。

コーディネーター真智子ね、よしよし。

「初めてですか?」
 と、真智子が聞くと彼女は
「あ、結婚初めてです」
 結婚1回目って質問か?質問の主旨違うくない?
「アハハハハハw」
あーやっぱこの人、良い人だ。

さっきの靖子なら絶対
「あ、はぁ・・」

って返してたはずだよ。
これだよね、人間のコミュニケーションは。

と、何度も、靖子を思い返す僕。


まぁこっからは大体さっきと同じだ。
ただ、真智子は良い人だ。

彼女の髪を雰囲気が出る様にセットまでしてくれた。


俺が待ってるのを見かねて
随分古いゼクシィを渡して来た。


<特集記事---結婚するならいつ?--->
真智子・・ニアミスだ。

でも許しちゃうから読む。


チェックシートがついてて
チェックの数が多いほど適齢期。

うん、わかってるんだよな?みんな。
そうだよ、チェック20問中、1個しか付かなかったよ

早々に本を閉じる。

「あ?面白くなかった?じゃぁ・・」
と、タキシードのカタログを。
本来、そっちが先だろ?真智子。。

あの手のカタログは何故、モデルは外国人なんだろう。
絵になるから…ってことか?
大抵のページのモデルは

スラリとした顔立ちに体。
目がパッチリで、眉毛がキリリ。
金髪のストレート、またはゆるいパーマ。

なぁ?自慢じゃないが、何箇所かは該当するよ?俺。

でも、もし新郎がこういう時どうするんだろう??↓
ズングリの顔立ちと体。
目がシャーペンの芯で、眉毛はストローの紙封を縮めた様で、
青黒い髪色のスチールウールの様な天然パーマ、な新郎。

このパンフを渡せるのかな?

などと考えていたら、彼女の何着かの試着完了。


結局ひいき目無しで、ここで決まりました。
俺が「キクラゲみたい」って感想を出したドレスに。



また後日、色ドレスと僕のタキシードを選びに行く約束を。

続く

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