マリッジブルーは止まらない!!

AMO.

マリッジブルーは続く S1-01

ちゃんと事の成り行きを…。

始まりは、2004年は9月の中頃に俺の
「美味いもの食べたい」から伊勢志摩に行きました。

2泊3日の電車とバスの旅。
プラっと観光がてらプラプラし、目に付いた美味そうな物を片っ端から食べて回るだけ。
ただ、地域性の問題か交通に多少難ありで、バスが来ない。
(1時間に1,2本だったり)

そんな待ち時間つぶしに入ったネットカフェ。

元々、僕の彼女は水族館が好きで、僕の横でネット検索。

検索キーワード「海遊館」で検索すると、
 TOP-PAGEには「海遊館で結婚式を挙げよう!」
 何となく、一人で勝手に結婚を意識している彼女は
 そのページに食いつき、僕にも読まそうとする。

所謂抽選で式場が無料と言った内容のページ。
 当選は4組。


「送ってみても良い?」
 「送るんは良いけれど、当たってもうたら挙げなアカンのんと違うん?」

「もし当たったらその時考えようや」
 「考える以前に無理やろう(笑)まぁ、好きにし。」

そんな会話を後に、僕等は旅行を楽しんだ。


そんな数日後…会社にて。


緊急事で無いと、仕事中の時間なんかにかけてこない彼女からの
  [着信アリ]

何気に掛けなおすと、第一声に
「当たったぁぁぁぁっ!!」
 「は?」
「だから当たってん!!」
  「何がぁ?」

「海遊館のぉん!!」
  「.....!!!!!!!!???」

ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォン…。


車で、チャリンコで飛び出した子供を交わすように
自分に言い聞かす。冷静に…冷静に…冷静に…


 「……いや…する気?」
「お母さんが泣いて喜んでくれてぇん!」


ドォォォォォォォォォォォォォン…。


報告してるやん。「結婚する」って報告してるやん。

コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品