悪役令嬢をすくい散らかす、日本の高校生に転生した最強神!

閃幽零×祝@自作したセンエースの漫画版(12話以降)をBOOTHで販売中

11話 ハーレム願望。


 11話 ハーレム願望。

「ほんまに……あたしが死なんと、将来、アウターゴッドが……」

「ああ。間違いなく召喚される。この世界をアウターゴッドに壊されたくなかったら自殺しろ」

「……」

「まあ、一つだけ、他にも、お前が助かる方法はあるけどなぁ」

 そう言いながら、ニィと黒く微笑む。

「……なんか……ろくでもなさそうやな……」

「なに、簡単さ。俺の性奴隷になって、毎日、奉仕しろ」

「……」

「ああ、言っておくが、お前ひとりだけじゃダメだ。俺はハーレム願望が強くてなぁ。たった一人の奉仕じゃ、とても満足できねぇ。せめて、紅院と、黒木と、茶柱にも、奴隷として、俺のシモの処理をしてもらう。それが、条件だ。理解できたか?」

「……自分、ものすごいクズやな……」

「理解してもらえて、非常に嬉しいよ。ははははははっ!」

 豪快に笑ってから、

「じゃあ、決心したら、紅院どもを引き連れて、俺の家にこい。まずは、俺のケツの穴から舐めさせてやる。じゃあな」

 そう言って、瞬間移動で、その場をあとにするセン。

 自室に移動した直後、
 センは、

「……ふぅ」

 と、ため息をついてから、

「瞬間移動させてくれたってことは、俺の行動にご満足いただけたという解釈でいいのか。ヨグ」

 図虚空の中にいるクソsiriに、そう声をかけた。

(見事だ。センエース。お前が持つ本来の性質が、あますことなく、しっかりとにじみ出ていた。あっぱれ。よっ、ロリコン性犯罪者。貴様こそ、真の鬼畜無双よ)

「……褒めてもらえて、嬉しいねぇ。涙が出るよ」

 歯ぎしりしながら、そうつぶやくセンに、
 ヨグは、たんたんと、

(よろこべ、センエース。貴様の奇行が認められ、貴様の携帯ドラゴンが召喚できるようになった。まだ、仮契約状態で、いくつかの機能がロックされている状態だが、しかし、戦闘面では、十分活躍できるだろう)

「え、マジで?」



(さあ、呼んでみろ。名前は――『チン〇ス』だ)



「……はい?」

(聞こえなかったのか? 貴様の仮契約携帯ドラゴンの名前は『チ〇カス』だ)

「……いや、もう、かわいそうすぎん? 俺もそうだし、携帯ドラゴンも……」

(ふむ、不満か……では、私の権限を最大限に駆使して名前だけでも変更してみよう。うむむむ……はぁっ!)

「……変わりましたか?」

(ああ。『バギー』に変わった)

「……そりゃまた、ずいぶんと変わったじゃないの。ちなみに、意味とかあるのか? まさか、赤っ鼻の道化じゃないだろうな」

(意味は、『バグだらけ』だ。だから、『バギー初代ポケ〇ン』とルビを振ってもいいかもしれない)

「……ゲームフリ〇クも、それに関しては、さすがに、文句の一つも言えないだろうぜ」

 と、ダルそうにそう言ってから、

「……出てこい、バギー」

 そう呼びかけると、

「……きゅぃ……」

 やる気のなさそうな、ふてくされ面の携帯ドラゴンが召喚される。

000000000000000000000000000000000000000

 登録名 『バギー(仮)』
 型番  『IS=GPQC/タイプE10‐PT198』

 《強化値》    【1%】
 《容量》     【10】

 [HP]     【1%】
 [MP]     【1%】

 「攻撃力」    【1%】
 「魔法攻撃力」  【1%】
 「防御力」    【1%】
 「魔法防御力」  【1%】
 「敏捷性」    【1%】
 「耐性値」    【1%】

 所有スキル、なし。

 111111111111111111111111111111111111111


「悪役令嬢をすくい散らかす、日本の高校生に転生した最強神!」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く