【カクコン2020】レビューまとめ
056作目 わたしは自分の感情が嫌いだ。/宮澄あおい
わたしは自分の感情が嫌いだ。
作者 宮澄あおい
才能は多分、なにもかも吸収してしまうだろうから
★★★ Excellent!!! 詩一
——その、シューベルトの「ピアノ・ソナタ第二十一番変ロ長調」が響いたときに、わたしは、彼に殺された。享年、十八歳。死ぬのが、遅過ぎたかもしれない。
冒頭のこの一文に心臓が居抜かれました。
インパクトとミステリが同時に発生して、「どういうこと?」と先を読む牽引力になりました。
その先に見たのは、ブルーマウンテン、ピアノ、トマト煮込みたらこスパゲッティ……。
多くの人が一度は抱いたことがあるだろう、妬み嫉み。
それを書ききった作品だと思いました。ただ、それが嫌な思いのまま終わったりはしないので安心して主人公に共感して読んで頂きたいです。
【作品URL】<a href="https://kakuyomu.jp/works/1177354055468495466">https://kakuyomu.jp/works/1177354055468495466</a>
作者 宮澄あおい
才能は多分、なにもかも吸収してしまうだろうから
★★★ Excellent!!! 詩一
——その、シューベルトの「ピアノ・ソナタ第二十一番変ロ長調」が響いたときに、わたしは、彼に殺された。享年、十八歳。死ぬのが、遅過ぎたかもしれない。
冒頭のこの一文に心臓が居抜かれました。
インパクトとミステリが同時に発生して、「どういうこと?」と先を読む牽引力になりました。
その先に見たのは、ブルーマウンテン、ピアノ、トマト煮込みたらこスパゲッティ……。
多くの人が一度は抱いたことがあるだろう、妬み嫉み。
それを書ききった作品だと思いました。ただ、それが嫌な思いのまま終わったりはしないので安心して主人公に共感して読んで頂きたいです。
【作品URL】<a href="https://kakuyomu.jp/works/1177354055468495466">https://kakuyomu.jp/works/1177354055468495466</a>
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