貧乏領主の娘は王都でみんなを幸せにします
第40話キャシーとクレア
「10万ベース!」
ローズは驚くが…
「あら、そんなに安いのね!」
キャシーは値段に納得の様子だった。
へっ!
ローズがキャシーを信じられないと見つめる。
「ローズこれなんてどう?ローズにきっと似合うわ!ねぇあなたもそう思うわよね!」
キャシーはそんなローズの様子に構わずにクレアに話しかけている。
「はい、ローズ様にとってもお似合いのお色ですね、キャシー様はローズ様の事をよくわかっておりますね」
クレアがキャシーに笑いかけると…
「あ、あなた名前は!?」
キャシーがクレアに聞くと
「私、ローズ様のお付のメイドをさせていただいております、クレアと申します。キャシー様よろしくお願い致します」
「クレア…ね…まさかあのクレアさんかしら?まぁあなたとは話が合いそうだわ。よろしくね」
「そうですね…キャシー様とは趣味も合いそうです。これなんて…どうですか?」
クレアが1着のドレスを出して見せると…
「ローズにとっても似合うわ…」
キャシーが真剣に頷く。
「あ、あの?キャシー?クレアさん?私ドレスなんて貰えないよ?」
ローズが断ると…
「ローズあなた私に言ったわよね?物を大切にしてって…」
「えっ?ええ…」
「私この服はここに移動する前に捨てようと思ってた服なのよ…」
「えっ!これ全部!?」
「だってまだあるし…どんどん贈られて来るから…でもローズに言われて捨てるのをやめたの…」
「キャシー偉いわ!」
ローズが褒めると
「だからローズにも協力して減らして貰うわ!好きなだけ持っていってちょうだい!」
「で、でも…」
ローズがまだ渋ると…
「ローズが着てくれないならこの服達は可哀想だけど…雑巾になってもらう事になるわ…そうしてメイド達に配るの…それなら捨てる事にならないでしょ?」
「ぞ、雑巾…」
まだまだ着れそうなドレスを見つめると…
「ローズ様、キャシー様がここまで言ってくださっているのです。素直に好意を受け取ればいいじゃありませんか?それにこれから戦うのに戦闘服1着じゃ心許ないと思っていた所です」
クレアも後押しすると…
「キャシー…じゃあ何着かもらってもいいかな?」
ローズが申し訳なさそうに聞くと…
「勿論です!あっ!でも条件があります!」
「なんでもいって!私に出来ることならするわ、お金ならどうにか働いていつか返すから!」
「そんな!お金なんていりません、それよりも…」
キャシーが嬉しそうに笑うと
「ローズ様の服は私に選ばせて下さい!あと、サイズも見たいので全部着てもらいます!」
「えっ…」
「あっ全部っていってもあげる服を全部着てもらうって事ですからここの全部とは言いませんわ」
(まぁ…全部着せたいけど…)
キャシーが安心させるように微笑むと…
「あなた達!」
キャシーが手を叩くとどこからともなくメイドが数名、音もなく現れた!
「クレアさんまずはこれからなんてどうかしら?」
キャシーがドレスをクレアに見せると真剣な顔でドレスを見つめる。
「素晴らしいと思います」
「じゃあ先ずはこれからね!」
キャシーは笑顔でドレスをローズに見せると
「ローズ様、きっと大変お似合いですよ」
クレアが隣で同じような顔で微笑んでいる…
「あなた達、ローズにこれを着せて!」
キャシーが言うと…
「「「「はい!」」」」
メイドさん達によって一瞬で脱がされあっという間に着替えさせられる…
(こ、これを何回するのかしら…)
ちらっとキャシー達を見るともう既に次の服を決めていた。
(今日中に終わるわよね…)
ローズは力を抜くと…メイドさんのされるがままに身を任せた…
ローズは驚くが…
「あら、そんなに安いのね!」
キャシーは値段に納得の様子だった。
へっ!
ローズがキャシーを信じられないと見つめる。
「ローズこれなんてどう?ローズにきっと似合うわ!ねぇあなたもそう思うわよね!」
キャシーはそんなローズの様子に構わずにクレアに話しかけている。
「はい、ローズ様にとってもお似合いのお色ですね、キャシー様はローズ様の事をよくわかっておりますね」
クレアがキャシーに笑いかけると…
「あ、あなた名前は!?」
キャシーがクレアに聞くと
「私、ローズ様のお付のメイドをさせていただいております、クレアと申します。キャシー様よろしくお願い致します」
「クレア…ね…まさかあのクレアさんかしら?まぁあなたとは話が合いそうだわ。よろしくね」
「そうですね…キャシー様とは趣味も合いそうです。これなんて…どうですか?」
クレアが1着のドレスを出して見せると…
「ローズにとっても似合うわ…」
キャシーが真剣に頷く。
「あ、あの?キャシー?クレアさん?私ドレスなんて貰えないよ?」
ローズが断ると…
「ローズあなた私に言ったわよね?物を大切にしてって…」
「えっ?ええ…」
「私この服はここに移動する前に捨てようと思ってた服なのよ…」
「えっ!これ全部!?」
「だってまだあるし…どんどん贈られて来るから…でもローズに言われて捨てるのをやめたの…」
「キャシー偉いわ!」
ローズが褒めると
「だからローズにも協力して減らして貰うわ!好きなだけ持っていってちょうだい!」
「で、でも…」
ローズがまだ渋ると…
「ローズが着てくれないならこの服達は可哀想だけど…雑巾になってもらう事になるわ…そうしてメイド達に配るの…それなら捨てる事にならないでしょ?」
「ぞ、雑巾…」
まだまだ着れそうなドレスを見つめると…
「ローズ様、キャシー様がここまで言ってくださっているのです。素直に好意を受け取ればいいじゃありませんか?それにこれから戦うのに戦闘服1着じゃ心許ないと思っていた所です」
クレアも後押しすると…
「キャシー…じゃあ何着かもらってもいいかな?」
ローズが申し訳なさそうに聞くと…
「勿論です!あっ!でも条件があります!」
「なんでもいって!私に出来ることならするわ、お金ならどうにか働いていつか返すから!」
「そんな!お金なんていりません、それよりも…」
キャシーが嬉しそうに笑うと
「ローズ様の服は私に選ばせて下さい!あと、サイズも見たいので全部着てもらいます!」
「えっ…」
「あっ全部っていってもあげる服を全部着てもらうって事ですからここの全部とは言いませんわ」
(まぁ…全部着せたいけど…)
キャシーが安心させるように微笑むと…
「あなた達!」
キャシーが手を叩くとどこからともなくメイドが数名、音もなく現れた!
「クレアさんまずはこれからなんてどうかしら?」
キャシーがドレスをクレアに見せると真剣な顔でドレスを見つめる。
「素晴らしいと思います」
「じゃあ先ずはこれからね!」
キャシーは笑顔でドレスをローズに見せると
「ローズ様、きっと大変お似合いですよ」
クレアが隣で同じような顔で微笑んでいる…
「あなた達、ローズにこれを着せて!」
キャシーが言うと…
「「「「はい!」」」」
メイドさん達によって一瞬で脱がされあっという間に着替えさせられる…
(こ、これを何回するのかしら…)
ちらっとキャシー達を見るともう既に次の服を決めていた。
(今日中に終わるわよね…)
ローズは力を抜くと…メイドさんのされるがままに身を任せた…
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