仲良し家族、まとめて突然!異世界ライフ

ぷい16

エトワール学院に入学

「それでは全員入学ということでいいのか」

「はい」


 ここは精神世界。

 ここに、エミール、ヘクディー、アボシー、カルラ、エアハルト、エーレンフリートとコルネリア、スキカが集まっている。

 エミールがスキカに7人全員がエトワール学院に入学することを伝えた。


「あい分かった。それでは入学式に参るぞ」

「えっ!これから入学式ですか?」

「左様。それでは飛ばすぞ!」


 スキカの魔法で7人は飛ばされるのであった。


「新入生の方ですね?」


 学校関係者であろうか。女の人に声をかけられた。


「はい」

「何名様ですか?」

「7名です」

「かしこまりました。控え室でお待ちください」


 しばし待って、7人は式場に案内されるのであった。



 入学式が終わって次に案内されたのは、教室であろうか?椅子と机のセットかいっぱいあって、その正面には何やらスクリーンがある。

 生徒らしき人が徐々に集まってくる。

 やがて生徒同士で雑談が始まる。

 程なくして、先生らしき人が。


みな、注目!まずは入学おめでとう!私はこのエトワール学院のこの1年A組を担当するブリュノ・オランドだ。君らの担任になる。よろしく」


 どうやら担任の先生らしい。


「まず最初に学生証を配る。この学校にやって来るのに必要なので、無くさないように」


 そして、生徒が順番に呼ばれ、手渡される。


 それが終わるとこの学校について。

 この学校には時間に作用する魔法がかかっており、1日分のカリキュラムは体感時間一定なものの、登校時間は定まっておらず、好きな時間に来ればその日の最初の授業から受けられるらしい。

 これは、各惑星で1日の時間や、1日の初まりの時間が様々なので、それを吸収するためにこのような大規模な魔法がかかっているらしい。

 そして、1年生2年生は各学部専門の授業はせず全生徒共通の授業で、学部・学科専門の授業を受けるのは3年生になってからであり、学部・学科の申請もこの頃らしい。


「それでは説明は以上です。授業の開始は明日からになります。今日はこれまで」

「「「「「「ありがとうございました」」」」」」


 こうしてエトワール学園での最初の1日は終わるのであった。

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