仲良し家族、まとめて突然!異世界ライフ
エミール家の入学シーズンまでの日常
コンコン
「はい、どうぞ」
ドアが開き、
「失礼します」
「エミール様にヘクディー様でしたか」
エミールとヘクディーは、修了試験を受けまくって、既に2年生に進級している。
で、
「修了試験の予約を取りに来ました」
今度は2年生の修了試験を受けまくるのだ。
「…また、ですか」
「試験予約いっぱい取れましたねエミール様♪」
「そうだねヘクディ。試験は頑張らないとね」
予約をしこたま入れた2人は城へ帰るために馬車に乗るのであった。
城に帰るとエアハルトは勉強していた。
場所はこの前までエミールやヘクディーが勉強していた部屋。
部屋にはエアハルトの他に、家庭教師のミラとマヤの2人。
そう、エミールとヘクディーの2人がザガントリア王立学院に受かってもしばらくミラとマヤは2人の家庭教師を辞めず、そのうちにエアハルトが産まれたので2人は今度はエアハルトの家庭教師になったのである。
「真面目に勉強していますわね」
「邪魔しないようにそっとしておこう」
次に向かったのはアボシーの部屋。
「あ。エミール様にヘクディー様」
「あっぱっぷー」
「こんにちは」
「こんにちはー。元気にしてまちたかー」
アボシーの横には生まれたばかりの男の赤ちゃんが居る。エーレンフリートだ。
「エアハルトちゃん程ではないですけどこの子も母乳をドカドカと飲むんですよ」
「まぁー、元気があっていいでちゅねー」
「あぱあぱ」
ヘクディーは優しくエーレンフリートを抱っこする。
「ねぇアボシー、近々この子も精神世界に呼んでスキンシップの時間をいっぱい取りましょうか」
「そうですね。この子の成長速度は早いでしょうし、親としてスキンシップを取るならやはり精神世界が適しているでしょうね」
一通りエーレンフリートをあやした後は、今度はカルラの部屋へ。
「え、エミール様ヘクディー様ようこそいらっしゃいました」
「やあカルラ」
「お邪魔するわ」
もう1人の赤ちゃんコルネリアを見ると、お昼寝中だ。
「やっぱり赤ちゃんは可愛いわね」
「この子、起きているか母乳を飲んでいるかのどちらかなんですよ」
ヘクディーはコルネリアの顔を見ながら、
「ねぇカルラ、アボシーにも話したんだけど、近々この子も精神世界に呼んでスキンシップの時間をいっぱい取りましょうか」
「そ、そうですわね。成長速度の早いこの子に合わせてスキンシップの時間を取ると、やはり精神世界を使わないと足りないでしょうから、よろしくお願いします」
「はいはい。じゃぁ、エーレンフリートと一緒にね」
「はい」
コルネリアの顔を眺めて満足した2人はまた、城の中を移動して王家住居区画から離れ、とある1室へ。
「さぁ、今日も始めますか」
「そうですわね。早く終わらせてしまいましょう」
来たのはそう、あの、コンピューターを修理している部屋。
今日はサガンガ王国で仕事なので兄の風雅は来ていない。
2人で黙々と修理を進めていく。
「しかし、我が国ではこれでいいですけど風雅お義兄様はここが終われば他国でまた修理の仕事が。この国だけでお手伝いしてもお義兄様のご負担は然程減りませんわよね」
「そうだね。今のうちに僕とヘクディーが他国に出入りできるように話しを通しておかなきゃいけないね」
「それならお手伝いに行けますわね」
そして話し合って、明日の修理作業前にナサスティア王国とスペニシア王国に話しに行くことにするのであった。
数時間作業をしてから今日の修理は終わりにして2人は王家住居区画に戻り、廊下を歩いていると、
「お父様お母様」
「エアハルト、今日のお勉強は終わったの?」
「はい。それで部屋に戻るところです」
エアハルトが今日の勉強を終えて自分の部屋に戻るところであった。
エアハルトは最近部屋をもらった。ヘクディーの部屋の向かいの大個室であった。
「それなら私たちもエアハルトの部屋に行きましょう」
そして、エアハルトの部屋に行き、3人で精神世界へ、
「さぁ今日も魔法の勉強を進めてアボシーやカルラに追い付くわよ」
エアハルトに神代魔法を教え始めるのであった。
そうして日々は繰り返される。
エミールとヘクディーが4年生になったところでエアハルトがザガントリア王立学院の随時特別入学試験に合格。晴れて同じ学校の生徒に。
エアハルトも父や母のように修了試験を申し込み、学年を上げていって、次の入学試験シーズンには初等部の卒業認定をもらうまでになった。
エミールとヘクディーも初等部の卒業認定をもらっており、入学シーズンにはエミールにヘクディー、エアハルトが揃って中等部へ上がることになった。
エーレンフリートとコルネリアもすくすくと成長し、エミールとヘクディー、ミラとマヤに勉強を習って入学試験シーズンに、普通にザガントリア王立学院の一般入学試験を受けることになっている。どんどん修了試験を受けるやり方は、入学してから教えようと思っていた。
神代魔法の方はアボシーとカルラの勉強に、追い付いたエアハルトが合流し、3人がエミールやヘクディーに追い付くと、次はアボシーとカルラがエーレンフリートとコルネリアに教え、受験シーズンにはエミール、ヘクディー、アボシー、カルラ、エアハルト、エーレンフリートにコルネリアは同じところまで勉強が進むのであった。
コンピューターの修理の方は、入学試験シーズンまでにはバーハーグト大陸内は終わっていた。
懸案だったインダスニカル大陸からの最新型コンピューターの輸入は、バーハーグト大陸の国の上層部ががもたもたしている間にニムテズ大陸の国々が導入を決定。先にニムテズ大陸に送ることに。その関係でニムテズ大陸のコンピューターの修理は急ぐ必要が無くなり風雅も日程に余裕ができて休日を取ることが出来るようになった。
そんなこんなの日常があり、やがて入学シーズンを迎えることになるのであった。
「はい、どうぞ」
ドアが開き、
「失礼します」
「エミール様にヘクディー様でしたか」
エミールとヘクディーは、修了試験を受けまくって、既に2年生に進級している。
で、
「修了試験の予約を取りに来ました」
今度は2年生の修了試験を受けまくるのだ。
「…また、ですか」
「試験予約いっぱい取れましたねエミール様♪」
「そうだねヘクディ。試験は頑張らないとね」
予約をしこたま入れた2人は城へ帰るために馬車に乗るのであった。
城に帰るとエアハルトは勉強していた。
場所はこの前までエミールやヘクディーが勉強していた部屋。
部屋にはエアハルトの他に、家庭教師のミラとマヤの2人。
そう、エミールとヘクディーの2人がザガントリア王立学院に受かってもしばらくミラとマヤは2人の家庭教師を辞めず、そのうちにエアハルトが産まれたので2人は今度はエアハルトの家庭教師になったのである。
「真面目に勉強していますわね」
「邪魔しないようにそっとしておこう」
次に向かったのはアボシーの部屋。
「あ。エミール様にヘクディー様」
「あっぱっぷー」
「こんにちは」
「こんにちはー。元気にしてまちたかー」
アボシーの横には生まれたばかりの男の赤ちゃんが居る。エーレンフリートだ。
「エアハルトちゃん程ではないですけどこの子も母乳をドカドカと飲むんですよ」
「まぁー、元気があっていいでちゅねー」
「あぱあぱ」
ヘクディーは優しくエーレンフリートを抱っこする。
「ねぇアボシー、近々この子も精神世界に呼んでスキンシップの時間をいっぱい取りましょうか」
「そうですね。この子の成長速度は早いでしょうし、親としてスキンシップを取るならやはり精神世界が適しているでしょうね」
一通りエーレンフリートをあやした後は、今度はカルラの部屋へ。
「え、エミール様ヘクディー様ようこそいらっしゃいました」
「やあカルラ」
「お邪魔するわ」
もう1人の赤ちゃんコルネリアを見ると、お昼寝中だ。
「やっぱり赤ちゃんは可愛いわね」
「この子、起きているか母乳を飲んでいるかのどちらかなんですよ」
ヘクディーはコルネリアの顔を見ながら、
「ねぇカルラ、アボシーにも話したんだけど、近々この子も精神世界に呼んでスキンシップの時間をいっぱい取りましょうか」
「そ、そうですわね。成長速度の早いこの子に合わせてスキンシップの時間を取ると、やはり精神世界を使わないと足りないでしょうから、よろしくお願いします」
「はいはい。じゃぁ、エーレンフリートと一緒にね」
「はい」
コルネリアの顔を眺めて満足した2人はまた、城の中を移動して王家住居区画から離れ、とある1室へ。
「さぁ、今日も始めますか」
「そうですわね。早く終わらせてしまいましょう」
来たのはそう、あの、コンピューターを修理している部屋。
今日はサガンガ王国で仕事なので兄の風雅は来ていない。
2人で黙々と修理を進めていく。
「しかし、我が国ではこれでいいですけど風雅お義兄様はここが終われば他国でまた修理の仕事が。この国だけでお手伝いしてもお義兄様のご負担は然程減りませんわよね」
「そうだね。今のうちに僕とヘクディーが他国に出入りできるように話しを通しておかなきゃいけないね」
「それならお手伝いに行けますわね」
そして話し合って、明日の修理作業前にナサスティア王国とスペニシア王国に話しに行くことにするのであった。
数時間作業をしてから今日の修理は終わりにして2人は王家住居区画に戻り、廊下を歩いていると、
「お父様お母様」
「エアハルト、今日のお勉強は終わったの?」
「はい。それで部屋に戻るところです」
エアハルトが今日の勉強を終えて自分の部屋に戻るところであった。
エアハルトは最近部屋をもらった。ヘクディーの部屋の向かいの大個室であった。
「それなら私たちもエアハルトの部屋に行きましょう」
そして、エアハルトの部屋に行き、3人で精神世界へ、
「さぁ今日も魔法の勉強を進めてアボシーやカルラに追い付くわよ」
エアハルトに神代魔法を教え始めるのであった。
そうして日々は繰り返される。
エミールとヘクディーが4年生になったところでエアハルトがザガントリア王立学院の随時特別入学試験に合格。晴れて同じ学校の生徒に。
エアハルトも父や母のように修了試験を申し込み、学年を上げていって、次の入学試験シーズンには初等部の卒業認定をもらうまでになった。
エミールとヘクディーも初等部の卒業認定をもらっており、入学シーズンにはエミールにヘクディー、エアハルトが揃って中等部へ上がることになった。
エーレンフリートとコルネリアもすくすくと成長し、エミールとヘクディー、ミラとマヤに勉強を習って入学試験シーズンに、普通にザガントリア王立学院の一般入学試験を受けることになっている。どんどん修了試験を受けるやり方は、入学してから教えようと思っていた。
神代魔法の方はアボシーとカルラの勉強に、追い付いたエアハルトが合流し、3人がエミールやヘクディーに追い付くと、次はアボシーとカルラがエーレンフリートとコルネリアに教え、受験シーズンにはエミール、ヘクディー、アボシー、カルラ、エアハルト、エーレンフリートにコルネリアは同じところまで勉強が進むのであった。
コンピューターの修理の方は、入学試験シーズンまでにはバーハーグト大陸内は終わっていた。
懸案だったインダスニカル大陸からの最新型コンピューターの輸入は、バーハーグト大陸の国の上層部ががもたもたしている間にニムテズ大陸の国々が導入を決定。先にニムテズ大陸に送ることに。その関係でニムテズ大陸のコンピューターの修理は急ぐ必要が無くなり風雅も日程に余裕ができて休日を取ることが出来るようになった。
そんなこんなの日常があり、やがて入学シーズンを迎えることになるのであった。
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