仲良し家族、まとめて突然!異世界ライフ
ラジオを作ろう
その後もジョージア・リーガンズと花菜香、風雅とステファニー・フリーテージの両カップルは、王都を散策したり、屋敷でお話をしたりと親睦を深めていくのであった。
そんな中でも考えたり確かめなければならないこともある。後期に受けておいた方が良い授業はないかどうかとか、アハントルト王国王城の宮廷魔道士部屋の書類の溜まり具合だとか。
それらを気にして、たまにアハントルト王国王城の宮廷魔道士部屋へ行っては書類仕事をする。そんな生活を送る花菜香と風雅であったが、予定のない日は暇であった。
そんな、花菜香と風雅が2人揃った日、風雅が、
「この国にも暇なときに暇つぶしできるものがあればいいね。ラジオとかテレビとかネットとか」
そんなことを言い出した。
「その中だったら手軽さでいえばラジオかな。念話を拾って受信機に流す感じで」
「私たちではコンテンツは作れないけど仕組みくらいは作れるかもね」
そんな軽い話から念波ラジオの受信機の制作が始まった。
花菜香と風雅がああでもないこうでもないと言いながら、仕様を決めていく。
それに従って、魔力補充用の魔晶石、魔力が通りやすいような板に書く魔法陣、複数受信できるようにダイアル、音量調整用のつまみなどを作って組み立てていく。
「第1号完成!さぁ、試してみよう!」
念波ラジオに念話を送って受信できるかテストしてみる。すると、念波ラジオから音が鳴り始めた。
「とりあえず、基本的な仕組みはできたかな?」
改良しながら第2号、第3号の念波ラジオを制作していく。
念波ラジオが複数あったときの受信状況、受信できる距離などを実験していく。
ある程度データが溜まったところで成果を発表したいと思った。今まで集めたデータを紙に書き出し、論文を作る。
できた論文を、知り合いがいいので魔法発掘学の教授や魔法創造学の教授に見せに行った。
「ふむ。これは魔道具学の専門だな。しかし画期的な物を作ったな」
魔道具学の教授の部屋を聞き、訪ねてみた。
「これはすごい!今までにない魔道具だ!書き方を教えるのですぐに第一発見者登録をしなさい」
第一発見者登録とは、いわゆる特許である。教授に聞きながら第一発見者登録の書類をまとめ、王城に出しに行った。
「はい。これで、この道具の第一発見者があなたがた2人だと登録しました。第一発見者登録は、国をまたぎますので、この登録でこの大陸中での第一発見者登録が行なわれたことになります」
どうやら国ごとに申請をしないといけないような面倒なことにはならないようだ。
登録が終わったところで知り合いの店に念波ラジオを売り物として置いてもらう。
花菜香と風雅、交替でで毎日1時間、音楽番組を流してみる。ついでに商店街の宣伝も入れておく。
ジョージア・リーガンズさんにもステファニー・フリーテージさんにも1つずつ念波ラジオをプレゼントした。
念波ラジオは口コミで徐々に売れ始めた。
これから難しい話が出てきそうなので、二郎を話に巻き込んでみた。
念波ラジオの製造をしたいという会社が出てきたので二郎を混ぜて、契約をして、念波ラジオの製造はその会社に任せた。
念波ラジオを買った人の中から番組を流し出す人が出始めた。
念波ラジオの番組は増えていき、段々と賑やかになった。もう音楽番組をして宣伝する必要も無くなったので、2人は音楽番組を終わらせるのであった。
その後は勝手に広がっていった。念波ラジオを買い求める人も、番組を放送する人もあっという間に増えていった。
そして、それは文化になった。
今ではどこの家庭にも1台ラジオがあり、仕事終わりの生活に彩りを加えるのである。
そして、花菜香と風雅はまた暇になった。
「ねぇねぇ次、何をする?」
「そうだな。テレビとネット、どっちがいいかな?電話もあった方が便利だよね?」
「作らないといけないものが多いわね。分かるところから始めましょう」
そして、話し合いの末、電話を作ることにした。未来を見据えていくらは将来ネットに対応できるような電話網だ。
そうして2人はまた文化を作っていくのであった。
そんな中でも考えたり確かめなければならないこともある。後期に受けておいた方が良い授業はないかどうかとか、アハントルト王国王城の宮廷魔道士部屋の書類の溜まり具合だとか。
それらを気にして、たまにアハントルト王国王城の宮廷魔道士部屋へ行っては書類仕事をする。そんな生活を送る花菜香と風雅であったが、予定のない日は暇であった。
そんな、花菜香と風雅が2人揃った日、風雅が、
「この国にも暇なときに暇つぶしできるものがあればいいね。ラジオとかテレビとかネットとか」
そんなことを言い出した。
「その中だったら手軽さでいえばラジオかな。念話を拾って受信機に流す感じで」
「私たちではコンテンツは作れないけど仕組みくらいは作れるかもね」
そんな軽い話から念波ラジオの受信機の制作が始まった。
花菜香と風雅がああでもないこうでもないと言いながら、仕様を決めていく。
それに従って、魔力補充用の魔晶石、魔力が通りやすいような板に書く魔法陣、複数受信できるようにダイアル、音量調整用のつまみなどを作って組み立てていく。
「第1号完成!さぁ、試してみよう!」
念波ラジオに念話を送って受信できるかテストしてみる。すると、念波ラジオから音が鳴り始めた。
「とりあえず、基本的な仕組みはできたかな?」
改良しながら第2号、第3号の念波ラジオを制作していく。
念波ラジオが複数あったときの受信状況、受信できる距離などを実験していく。
ある程度データが溜まったところで成果を発表したいと思った。今まで集めたデータを紙に書き出し、論文を作る。
できた論文を、知り合いがいいので魔法発掘学の教授や魔法創造学の教授に見せに行った。
「ふむ。これは魔道具学の専門だな。しかし画期的な物を作ったな」
魔道具学の教授の部屋を聞き、訪ねてみた。
「これはすごい!今までにない魔道具だ!書き方を教えるのですぐに第一発見者登録をしなさい」
第一発見者登録とは、いわゆる特許である。教授に聞きながら第一発見者登録の書類をまとめ、王城に出しに行った。
「はい。これで、この道具の第一発見者があなたがた2人だと登録しました。第一発見者登録は、国をまたぎますので、この登録でこの大陸中での第一発見者登録が行なわれたことになります」
どうやら国ごとに申請をしないといけないような面倒なことにはならないようだ。
登録が終わったところで知り合いの店に念波ラジオを売り物として置いてもらう。
花菜香と風雅、交替でで毎日1時間、音楽番組を流してみる。ついでに商店街の宣伝も入れておく。
ジョージア・リーガンズさんにもステファニー・フリーテージさんにも1つずつ念波ラジオをプレゼントした。
念波ラジオは口コミで徐々に売れ始めた。
これから難しい話が出てきそうなので、二郎を話に巻き込んでみた。
念波ラジオの製造をしたいという会社が出てきたので二郎を混ぜて、契約をして、念波ラジオの製造はその会社に任せた。
念波ラジオを買った人の中から番組を流し出す人が出始めた。
念波ラジオの番組は増えていき、段々と賑やかになった。もう音楽番組をして宣伝する必要も無くなったので、2人は音楽番組を終わらせるのであった。
その後は勝手に広がっていった。念波ラジオを買い求める人も、番組を放送する人もあっという間に増えていった。
そして、それは文化になった。
今ではどこの家庭にも1台ラジオがあり、仕事終わりの生活に彩りを加えるのである。
そして、花菜香と風雅はまた暇になった。
「ねぇねぇ次、何をする?」
「そうだな。テレビとネット、どっちがいいかな?電話もあった方が便利だよね?」
「作らないといけないものが多いわね。分かるところから始めましょう」
そして、話し合いの末、電話を作ることにした。未来を見据えていくらは将来ネットに対応できるような電話網だ。
そうして2人はまた文化を作っていくのであった。
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