仲良し家族、まとめて突然!異世界ライフ
ヨーネスティンとの結婚披露宴
「ジロウ君、開けても良いかね?」
「はい。どうぞ」
ジルベチア王国国王、エレンハイム・アントワリッチお義父さんが入ってきた。目が点になった。
「ジ、ジロウ君、そちらの方々は?」
「国元より親族を連れて来ました。こちら、このジルベチア王国の国王、エレンハイム・アントワリッチ様です」
「おぉ、これは国王よ、私はザガンガ王国の国王、アバン・ルイジアンヌと申すで、こちらが…」
挨拶合戦が始まった。
「み、皆、式場の準備はできておる。来賓客はもう式場に入っている故、案内致すので付いて参れ」
王自らこちらの親族を式場まで案内してくれた。
程なくして、
「会場の準備ができました。ジロウ様、ついて来て下さい」
二郎は式場に移動し、
「新郎新婦が到着しました。温かい拍手でお出迎え下さい」
二郎は入場するのであった。
二郎の入場後、新婦のヨーネスティン・アントワリッチさんが父、エレンハイムに手を引かれながら入場し、二郎の隣に着席。
ボーイたちが食事を並べながら、司会が略歴を述べようとしたところで、固まっていた。
(やばい。俺、略歴話してない)
それを見たエテラーシアが、すかさず司会のマイクを奪い、略歴を話し始める。
(エテラーシア、俺の略歴、憶えていたのか。助かった)
そしてマイクを司会に帰し、司会はヨーネスティンさんの略歴を話し始めた。
ヨーネスティンさんの略歴が、話し終わる頃、
「ジロウ君にはヨーネスティンをやると共に、城下町に屋敷と、あと、名誉伯爵の爵位を授けることにした」
ジンジョルノ王の発表と共に、「おぉー」という歓声と共に、拍手が起こった。これは拒否できない。言ったもん勝ちであった。
「それでは乾杯の音頭を取らせていただきます。グラスをお持ち下さい」
グラスが行き渡り、
「2人の結婚を祝して、 乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
そうして、穏やかな音楽が流れ始め、出席者たちは食事を始めた。
「舞台の後ろは、黒、か」
二郎は食事をしながら、ヨーネスティンと、相談し、舞台にヨーネスティンの過去映像を流し始めた。「おぉー」と歓声が静かに上がった。
食事も終え、お色直しへ。新郎新婦は着替えに控え室に戻った。二郎はアイテムボックスにしまったおいたダンス衣装に着替え、背広はまたアイテムボックスにしまった。
合図があったので、また、式場の扉の前へ。ヨーネスティンの手を取り、会場の中へ。
2人は席に座り、ダンスタイムが始まった。
準備する時間も無かったので、全て、ジルベチア王国のダンスミュージックの生演奏だ。
さすがにミネルバとカッテリーナは踊れないので、今回も壁際で談笑していた。
薫はというと、ミネルバとカッテリーナに花菜香と風雅を預け、ダンスを踊っていた。
「それでは名残惜しいですが、最後の曲になりました。ミュージック、スタート!」
最後の楽曲が終わり、式はお開きとなった。
残ったのは、ジルベチア王国の王族に、二郎が連れて来た、ザガンガ王国の面々だ。
「ザガンガのアバン王よ、今回の式への出席、感謝する」
「いきなりで戸惑ったが、こうなるのも二郎君の運命か。近い国同士、これから仲良くしようぞ」
「その辺りの話はまた後日、日を改めて。それでは近いうちに」
「近いうちに」
エレンハイム王と、アバン王の話も落ち着き、二郎はザガンガ王国の面々を、ザガンガ王国へ送っていった。
そして、また、ジルベチア王国に来て、
「ヨーネスティンさんの部屋に案内してもらえるかな?」
二郎はヨーネスティンを連れて、彼女の部屋へ行き、持っていく物をアイテムボックスにしまって、
「それではエレンハイム王よ、私はヨーネスティンさんを連れて、国元に戻ります」
「ちょくちょく顔を見せるんだぞ」
そう言われて、二郎たちはザガンガ王国の自宅へ戻るのであった。
応接室に全員集めて、
「さぁ、みんなで自己紹介!」
自己紹介を始めてもらった。
「私はタンザナティア王国の第二王女、エテラーシア・アソウです。よろしく」
「タンザナティアの? 私はジルベチア王国の第一王女、ヨーネスティン・アントワリッチ… ではなくて、ヨーネスティン・アソウよ。よろしくね」
この2人からはちょっと険悪そうな雰囲気が… でも、まぁ、一緒に暮らしていたら、険も取れるだろう。
その日は皆、疲れていたので、そのままぐっすりと眠った。
次の日、二郎が宮廷魔道士の仕事部屋に行くと、
「王がお待ちだ。行ってくれ」
と、言われ、会議室に行くと、
「ハスピリーネ山脈の向こうへ行くとは聞いていなかったのだか?ちゃんと説明してくれたまえ」
その後、ジルベチア王国について、アバン王と、リチャードお義父様に根掘り葉掘り聞かれるのであった。
「はい。どうぞ」
ジルベチア王国国王、エレンハイム・アントワリッチお義父さんが入ってきた。目が点になった。
「ジ、ジロウ君、そちらの方々は?」
「国元より親族を連れて来ました。こちら、このジルベチア王国の国王、エレンハイム・アントワリッチ様です」
「おぉ、これは国王よ、私はザガンガ王国の国王、アバン・ルイジアンヌと申すで、こちらが…」
挨拶合戦が始まった。
「み、皆、式場の準備はできておる。来賓客はもう式場に入っている故、案内致すので付いて参れ」
王自らこちらの親族を式場まで案内してくれた。
程なくして、
「会場の準備ができました。ジロウ様、ついて来て下さい」
二郎は式場に移動し、
「新郎新婦が到着しました。温かい拍手でお出迎え下さい」
二郎は入場するのであった。
二郎の入場後、新婦のヨーネスティン・アントワリッチさんが父、エレンハイムに手を引かれながら入場し、二郎の隣に着席。
ボーイたちが食事を並べながら、司会が略歴を述べようとしたところで、固まっていた。
(やばい。俺、略歴話してない)
それを見たエテラーシアが、すかさず司会のマイクを奪い、略歴を話し始める。
(エテラーシア、俺の略歴、憶えていたのか。助かった)
そしてマイクを司会に帰し、司会はヨーネスティンさんの略歴を話し始めた。
ヨーネスティンさんの略歴が、話し終わる頃、
「ジロウ君にはヨーネスティンをやると共に、城下町に屋敷と、あと、名誉伯爵の爵位を授けることにした」
ジンジョルノ王の発表と共に、「おぉー」という歓声と共に、拍手が起こった。これは拒否できない。言ったもん勝ちであった。
「それでは乾杯の音頭を取らせていただきます。グラスをお持ち下さい」
グラスが行き渡り、
「2人の結婚を祝して、 乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
そうして、穏やかな音楽が流れ始め、出席者たちは食事を始めた。
「舞台の後ろは、黒、か」
二郎は食事をしながら、ヨーネスティンと、相談し、舞台にヨーネスティンの過去映像を流し始めた。「おぉー」と歓声が静かに上がった。
食事も終え、お色直しへ。新郎新婦は着替えに控え室に戻った。二郎はアイテムボックスにしまったおいたダンス衣装に着替え、背広はまたアイテムボックスにしまった。
合図があったので、また、式場の扉の前へ。ヨーネスティンの手を取り、会場の中へ。
2人は席に座り、ダンスタイムが始まった。
準備する時間も無かったので、全て、ジルベチア王国のダンスミュージックの生演奏だ。
さすがにミネルバとカッテリーナは踊れないので、今回も壁際で談笑していた。
薫はというと、ミネルバとカッテリーナに花菜香と風雅を預け、ダンスを踊っていた。
「それでは名残惜しいですが、最後の曲になりました。ミュージック、スタート!」
最後の楽曲が終わり、式はお開きとなった。
残ったのは、ジルベチア王国の王族に、二郎が連れて来た、ザガンガ王国の面々だ。
「ザガンガのアバン王よ、今回の式への出席、感謝する」
「いきなりで戸惑ったが、こうなるのも二郎君の運命か。近い国同士、これから仲良くしようぞ」
「その辺りの話はまた後日、日を改めて。それでは近いうちに」
「近いうちに」
エレンハイム王と、アバン王の話も落ち着き、二郎はザガンガ王国の面々を、ザガンガ王国へ送っていった。
そして、また、ジルベチア王国に来て、
「ヨーネスティンさんの部屋に案内してもらえるかな?」
二郎はヨーネスティンを連れて、彼女の部屋へ行き、持っていく物をアイテムボックスにしまって、
「それではエレンハイム王よ、私はヨーネスティンさんを連れて、国元に戻ります」
「ちょくちょく顔を見せるんだぞ」
そう言われて、二郎たちはザガンガ王国の自宅へ戻るのであった。
応接室に全員集めて、
「さぁ、みんなで自己紹介!」
自己紹介を始めてもらった。
「私はタンザナティア王国の第二王女、エテラーシア・アソウです。よろしく」
「タンザナティアの? 私はジルベチア王国の第一王女、ヨーネスティン・アントワリッチ… ではなくて、ヨーネスティン・アソウよ。よろしくね」
この2人からはちょっと険悪そうな雰囲気が… でも、まぁ、一緒に暮らしていたら、険も取れるだろう。
その日は皆、疲れていたので、そのままぐっすりと眠った。
次の日、二郎が宮廷魔道士の仕事部屋に行くと、
「王がお待ちだ。行ってくれ」
と、言われ、会議室に行くと、
「ハスピリーネ山脈の向こうへ行くとは聞いていなかったのだか?ちゃんと説明してくれたまえ」
その後、ジルベチア王国について、アバン王と、リチャードお義父様に根掘り葉掘り聞かれるのであった。
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