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チート幼女とSSSランク冒険者

紅蓮也

第弐拾伍話 友達が出来ました

アイラさんと話しながら心の中で、アホなことをしていた私だったが、正気に戻り、ギルド酒場に向かった。

「アオイちゃん、さっきのなんだったん?」

「い、いいや、さっきのは疲れてたというか、なんというか。気にしないでほしい。お願いします。」

私は、アイラさんに土下座した。

「わかった、わかった。ええから頭上げえな。」

「感謝します。」

私は土下座やめ席に着いたのだが、アイラさんが引きぎみだな。
そりゃそうか、四歳児がいきなり土下座されるとか、周りから見たらイメージ最悪だもんな。
年も近いし、仲良くなりたいんだよね。

「ところで、アオイに報酬貰ってきたん?」

「いえ、私は明日でいいかなと、疲れすぎて動きたくなかったので、少し休んでから帰ろかと」

「なるほどな。今日、初めてあったのに、こんな話しするのもどうかと思うんやけど、年近いみたいやから仲良くなりたいし、話しとこ主ってな。うちも明日でもよかったんやけど、うち母親が病気でこの前まで医療ギルドの病院に入院しとったんよ。」
「治癒魔法では、痛みを和らげることしかできず、病気自体は治せんから薬での治療になるやけどな。退院して、家には戻ってきてるんやけど、完全に治ってないから、薬代やら痛みを和らげてもらうために治癒師に治癒魔法かけてもらうのにお金がかかってな。」
「冒険者になろう思ったのも、年齢制限ないから頑張れば、成人前に本登録できるやろ、治癒魔法だけでなく、他の魔法もだけどギルドの本登録時に受ける魔法適性検査に適性ありの者しか使ってはならんって、決まりがあって、魔法適性検査受け取らんのに使ってあんねん。 医療ギルドではコネだったり、才能がありそうなら弟子入りが許され、仮登録時に魔法適性検査受けられて、特例で本登録前から治癒魔法使えるらしんやけど、うちにはコネはないし、才能もあるかもわからんし、それなら冒険者になって、早く魔法適性検査受けて、魔法適性ありで治癒魔法の適性が私にあれば、私が痛み和らげてあげればお金も浮くし、もし魔法適性なしや魔法適性ありやけど治癒魔法適性がない場合は、それまで以上に冒険者として稼いで、賄えばいいと思ったから冒険者になったんだ。」
「アオイは、四歳で仮登録とか親はいない感じか?」

かなり、ぶっちゃけてくれたな。ここまで教えてもらったら転移や記憶持ちとかは隠すけど、嘘を交えて私が冒険者になった理由を説明しよう。
あと本登録になってからヒューイットさんにランクを改めて聞くって決めているので、ヒューイットさんのことも話さないでおこう。
きっとヒューイットさんの名前を出せば、ギルドに仮登録とはいえアイラはヒューイットさんのランク知っているだろうからね。

「うん。親は二人とももういないよ。冒険者になったのは、犯人は誰かわからないけど拐われちゃって気がついたら森の中にいてね。そこで魔獣に襲われそうになっているのを冒険者さんに助けてもらったの。
それで、私の家がある王都まで連れてきてもらったけど、四歳だから身分証なくってね、身分証どうしようかと思っていたら、冒険者なら年齢制限ないから仮登録できてギルドカードが身分証になるって、教えてもらったからと親がいないから稼がなきゃならないと思ったから冒険者になったんだよ。」
「稼がなくちゃいけないって、点では私もアイラさんと一緒だね。」

「そうなんや。お互い苦労しとるね。」
「森で、魔獣に襲われそうになったって言うとったけど、どんな魔獣かわかる?」

「うん。赤い体毛に被われている熊だった。助けてくれた冒険者さんがレッドグリズリーとか言ってたかな。」

「!!」
「レ レレレレレ レッドグリズリー!! アオイ、助けてくれた冒険者に感謝しなさいよ~。」

「もちろん、感謝しているよ。」

そんな興奮して怒鳴るように言わなくても助けてもらったのだ当たり前ではないかと思った。

「その顔は何か。ピンッときてないようね。レッドグリズリーは、ブラックグリズリーの上位種でAランクに指定されていて、Aランク冒険者だったら単独討伐できるけど、Bランク冒険者の複数パーティーでやっと倒せるどうかってレベル魔獣よ。」

「!!」

マジかよ。私は戦っているところを見たことのある冒険者は、ヒューイットさんしかないので、ヒューイットさんにも逃げなかった事は怒られたけど、サクッと倒してしまったので、レッドグリズリーの危険度はわからないが、A・Bランクの冒険者はランクの上位の部類なのは理解している。
ヒューイットさんは、私を怖がらせないためにきっと説明しなかったのかな。
そんなヤバい魔獣だったとは、ダメ神許すまじ(怒)(怒)(怒)

「マジですか?」

「マジよ。まったく、助かってなかったら今こうして出会えてなかったんやから、うちもその冒険者に感謝しなきゃやな。」
「お母さん心配やし、私行くわ。あとうちの方が年上だけど、アイラって呼んでや。友達になったんやからええやろ。友達やんな?」

「はい。アイラは、友達に今日なりました。これからもよろしくね。」

「そやな。よかったわ。新しい友達出来て、ほなまたね。」

アイラを見送り、私もそろそろ帰ることにした。
アイラが友達と言ってくれたこと、異世界で初めての友達ができた嬉しさを噛み締め、ニヤニヤしながら帰っていたので、すれ違う道行く人から変な視線を向けられていたのだが、アオイは気づきもしなかったのである。

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