異世界転生って、まだ死なせてくれないんですか?〜老衰から誕生へ〜
第1章 第2話 魔法属性
あの一言からアークとアリスの特訓は毎日のように行われた
剣術と魔法の練習を繰り返す毎日だ
そんな日々を送るなかわかったことがある
アリスの適性属性である水と氷の魔法は私にも使えるということだ
この世界では生まれた時から適性属性が決まっているらしい。
火、水、風、土、草、氷、光、雷の8種類の属性がある
ここ風の国ウィングルークでは国民の半分が風魔法の使い手だ
ちなみにこの世界は8つの国がある
ここ風の国 ウィングルーク、火の国 東和、水の国 アイリス、土の国 華港、草の国 アーセル、氷の国 セイラード、光の国 ルーン、雷の国 スパーズだ
基本的に国ごとにそれぞれの属性の魔法が主流なわけである
遺伝で魔法の属性が決まるためこのようになるらしい
もちろん国境を超えて結婚する人たちもいる
そのような人たちの子供は両親の両方の属性を使える場合もあるし、あるいは片方の親だけの魔法しか使えない場合もあるという
アリスの母親は氷の国セイラードの出身、父親は水の国アイリス出身であるためアリスは水と氷の属性を使うことができる
ちなみにアークは火と風の属性であるが魔力が生まれつき少なく魔法は全然使えないらしい
おそらく私はアリスの氷と水の魔法を受け継いだのだろう
「アース、魔法のイメージ力がたりてないわ、もっと集中して」
「はい」
魔法の基本は詠唱とイメージだ、しかしその中でもイメージは格別に大事である
もしイメージ力が足りなかった場合魔法の威力は格段に落ちてしまうのだ
「もっと指先に魔力が集中するようにイメージするのよ」
魔力を指先に・・・
いまいちイメージがわかない
どうすれば・・・
いや
100年以上の人生を思い返せ
何かイメージに使えるものがあるに違いない
そのとき病室の風景が頭に浮かんだ
静かで真っ白な部屋
聞こえるのは自分の心音
右手のつながっているのは点滴
それがポツポツと落ち血管に入り、血流で流されていく
そうだ血管よりさらに深く血液の中に含まれる魔力をこの指先に・・・
カチッと歯車の噛み合う音がする
いける・・・
「水の精霊よ岩をも打ち砕く水の力を与えたまえ 『ウォーターショット』」
身体中から集中させた魔力が水の弾丸となり的へと発射された
バンっと音がなり的が粉々になる
「・・・あらあら、もう中級魔法まで使えるようになるなんて」
「アース・・・、ウォーターショットで上級魔法でも耐えることのできる魔法訓練用の的を粉々に砕ききるなんて相当な魔力量じゃないとできないぞ・・・」
そうだ言い忘れていた
どうやら初回の魔法訓練以降判明したが、私の魔力量はとてつもないらしい
この歳にして元一級魔法士のアリスと同等かそれ以上らしい
「本当にこの先成長したらどんな魔力量になるのかしら・・・」
アリスもアークも驚いている様子だ
「そうだアーク中級魔法が使えるようになったんだ、教会で魔法属性の鑑定を受けてきたらどうだ?」
「そうね氷と水の適性だとは思うけれど、一応受けにいきましょう」
魔法属性鑑定か楽しそうな言葉が並んでいるな
「おもしろうだから受けに行くよ!!!」
「そうと決まれば明日にでも行こうか!!!」
こうして魔法属性鑑定を受けに行くことになった
剣術と魔法の練習を繰り返す毎日だ
そんな日々を送るなかわかったことがある
アリスの適性属性である水と氷の魔法は私にも使えるということだ
この世界では生まれた時から適性属性が決まっているらしい。
火、水、風、土、草、氷、光、雷の8種類の属性がある
ここ風の国ウィングルークでは国民の半分が風魔法の使い手だ
ちなみにこの世界は8つの国がある
ここ風の国 ウィングルーク、火の国 東和、水の国 アイリス、土の国 華港、草の国 アーセル、氷の国 セイラード、光の国 ルーン、雷の国 スパーズだ
基本的に国ごとにそれぞれの属性の魔法が主流なわけである
遺伝で魔法の属性が決まるためこのようになるらしい
もちろん国境を超えて結婚する人たちもいる
そのような人たちの子供は両親の両方の属性を使える場合もあるし、あるいは片方の親だけの魔法しか使えない場合もあるという
アリスの母親は氷の国セイラードの出身、父親は水の国アイリス出身であるためアリスは水と氷の属性を使うことができる
ちなみにアークは火と風の属性であるが魔力が生まれつき少なく魔法は全然使えないらしい
おそらく私はアリスの氷と水の魔法を受け継いだのだろう
「アース、魔法のイメージ力がたりてないわ、もっと集中して」
「はい」
魔法の基本は詠唱とイメージだ、しかしその中でもイメージは格別に大事である
もしイメージ力が足りなかった場合魔法の威力は格段に落ちてしまうのだ
「もっと指先に魔力が集中するようにイメージするのよ」
魔力を指先に・・・
いまいちイメージがわかない
どうすれば・・・
いや
100年以上の人生を思い返せ
何かイメージに使えるものがあるに違いない
そのとき病室の風景が頭に浮かんだ
静かで真っ白な部屋
聞こえるのは自分の心音
右手のつながっているのは点滴
それがポツポツと落ち血管に入り、血流で流されていく
そうだ血管よりさらに深く血液の中に含まれる魔力をこの指先に・・・
カチッと歯車の噛み合う音がする
いける・・・
「水の精霊よ岩をも打ち砕く水の力を与えたまえ 『ウォーターショット』」
身体中から集中させた魔力が水の弾丸となり的へと発射された
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「・・・あらあら、もう中級魔法まで使えるようになるなんて」
「アース・・・、ウォーターショットで上級魔法でも耐えることのできる魔法訓練用の的を粉々に砕ききるなんて相当な魔力量じゃないとできないぞ・・・」
そうだ言い忘れていた
どうやら初回の魔法訓練以降判明したが、私の魔力量はとてつもないらしい
この歳にして元一級魔法士のアリスと同等かそれ以上らしい
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アリスもアークも驚いている様子だ
「そうだアーク中級魔法が使えるようになったんだ、教会で魔法属性の鑑定を受けてきたらどうだ?」
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