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アビシニアンと狡猾狐

篠原皐月

第10話 回避中

 職場を出て歩き始めた和臣は、携帯を取り出して幸恵の番号にかけてみたものの、見事に応答がない事に若干気落ちした風情を見せた。
「やっぱり繋がらないか……」
 そして役に立たなかったそれを元通りしまい込みながら、愚痴っぽく呟く。
「彼女が怒るのも無理無いんだがな。まさかあの場面で、あんな風にバレるとは夢にも思っていなかったし」
 しかし深刻な表情で悩んだのはほんの少しの間で、和臣は自嘲的に笑った。
「……まだまだ未熟者って事だろうな」
 そう呟いた後は素早く意識を切り替えたらしく、和臣は最寄駅に向かっていつも通り歩き出した。


「さて、どうするか……。綾乃には手伝って貰う事にしても、他にも口添えして貰わないとな……」
 和臣の中では手伝わせる前提の綾乃が聞いたら「お願いだから、これ以上巻き込まないで!」と悲鳴を上げる事確実の事を考えていると、ふと斜め後方辺りから違和感を感じて振り返った。
「……うん?」
(どこからか、見られてる?)


 父親が代議士の関係から、昔から散々友好的非友好的問わず、色々な視線を投げかけられてきた和臣は、その手の気配には敏感だった。加えて大学入学に合わせて上京してからは、ガードが堅い地元の兄や妹よりも醜聞を掴みやすいだろうと、父と対立している陣営の息のかかったゴシップ誌の記者に纏わり付かれた経験もあり、それで鍛えられた観察眼と意識を周囲に走らせる。しかしすぐに不穏な気配は感じ取れなくなった為、和臣は緊張をほぐす様に、軽く息を吐いた。
「……気のせいか。最近は政局も安定してるし、親父の足を引っ張ろうって言う、底抜けの馬鹿か気概のある奴は、一頃と比べると随分減ったみたいだしな」
 自分自身に言い聞かせる様にそう呟いてから、和臣は再度周囲を確認してから、自宅マンションに向かって歩き出した。


 ※※※


 仕事中、事務職の女性が自分の机まで運んできた代物を見た弘樹は思わず眉を寄せ、次いで包装を解いて長方形の箱中身を確認してから深い溜め息を吐いた。正直な所、見なかった事にしたかった弘樹だったが、そうも出来ない為箱を抱えて立ち上がり、部下の席に歩み寄る。
「荒川」
「何でしょう? 係長」
 幸恵が仕事の手を止めて見上げてくると、弘樹は箱からクッキーが詰め合わされた透明なセロファン袋を取り出し、彼女の机に置いた。
「食え」
 そのあまりにも端的な物言いに、幸恵の片方の眉が上がる。


「……意味が分かりません。毒入りですか?」
「どうしてお前に毒を盛らなきゃならないんだ」
 呆れた様に抱えた箱の中を幸恵に見せながら、弘樹は心底嫌そうに告げた。
「和臣さんからこの部署宛てに、送られて来たんだよ。『職場の皆さんで召し上がって下さい』の俺へのメッセージ付きで。どう考えてもお前に食わせる為に、寄越したんだろう。俺達はおまけだおまけ」
「受け取りを拒否して送り返せば良いだけの話でしょうが。そんな不愉快な物に口も手も付けるつもりはありません」
 小分けされた袋を持ち上げて箱に戻し、素っ気なく言い返した幸恵に、弘樹は尚も食い下がった。


「あのな、荒川。和臣さんと何があった? 喧嘩したらしいのは、先週のエレベーターホールでの騒ぎで耳にしてるが」
 綾乃相手に思わず人目のある所で切れてしまった事を思い出し、幸恵は途端に渋面になった。
「喧嘩以前の問題です。とにかく存在自体がムカつくし、姿が視界に入ろうものなら穴を掘って埋めたくなりますし、声を耳にしようものならその口にタバスコとマスタードとわさびを問答無用で投入したくなるんです。もう金輪際、係わり合いになりたくありません」
「本当に何があったんだ……」
 自分の心情をこれでもかと語ってみせた幸恵だったが、それを聞いた弘樹は真顔で言い聞かせてきた。


「だがな、荒川。いつまでも我を張ってると後悔するぞ? お前、今までだって気の強さが災いして、何度も男と別れてきただろ?」
「……あら、華麗な女性遍歴の持ち主の係長に比べたら、私のそれなんて些細なものですわ」
「皮肉を言うな。何に腹を立てているかは知らんが、向こうが悪いと思ってるんだから、ここは一つ可愛らしく『私も悪かったわ』ってにっこり笑えば一件落着だろ。アラサーなんだし、ちょっとは引く事を覚えろ」
「にっこり……、だぁ? 誰に物言ってんのよ、このお気楽男!」
 そこで幸恵がいきなり椅子から立ち上がり、怖い顔で詰め寄ってきた為、その迫力に押されて弘樹は箱を抱えたまま後退した。


「あ、いや、ちょっと待て、荒川」
「どうして、私が、あいつに、お愛想、振り撒かなきゃ、いけないん、ですかっ!?」
 一語ずつ区切って強調してきたた幸恵に、弘樹は半ば開き直って言い募った。
「だってお前、貴重だぞ? お前の気の強さを物ともせず、悪態吐いても愛想尽かさずに言い寄ってくれる男なんて。加えて稼ぎも良い筈だし、見た目も良いし、実家だってちゃんとしてるし、次男だし、もう文句の付けようが無いだろうが。お前あれを逃したら、一生結婚できないかもしれんぞ?」
 あまりにも直接的な物言いに幸恵は僅かに顔を引き攣らせたが、その怒りを増幅する囁き声が室内のあちこちから伝わってきた。


「そうだよな。夏の懇親会の時にやってきた人だろ?」
「そうそう。噂の君島って子の兄貴で、荒川の従兄弟なんだよな」
「女共が陰できゃあきゃあ言ってて、やかましかったよな~」
「そんなのに言い寄られて、何が不満なんだ?」
 そんな意見を打ち消す様に、幸恵は弘樹に向かって声を張り上げた。
「誰がどう言おうと、私にしてみればあれと遭遇したのは人生最大の汚点ですから。ええ、消せるものなら綺麗さっぱり抹消したい気分なんです!」
 頑なな態度を崩さない幸恵に、弘樹は「お手上げ」とでも言いそうな顔付きになった。


「分かってたけどお前、相当な頑固者だよな……。本気で嫁き遅れるぞ?」
「そんな心配は無用です」
「どうして?」
「既に星光文具と結婚してます」
「…………」
 真顔でキッパリと言い切った幸恵に、弘樹を初めとして室内全員が黙り込んだ。そして数秒経過してから、弘樹が幸恵から微妙に視線を逸らしながらしみじみと呟く。
「……うん、社員としては天晴れな心意気なんだがな。そこまで女を捨てるなよ」
「人の勝手です。じゃあそれを持って行って下さい。仕事の邪魔です」
「はいはい、仰せのままに」
 手で追い払う真似をした幸恵に、弘樹はそれ以上食い下がるのは諦め、箱を抱えて移動した。そして部下の机に小分けされた袋を配り始めたが、その一部始終を目撃していた同僚達が、声を潜めて囁き合う。


「うわ、駄目だなありゃあ」
「係長、暫く放っておいた方が良いですよ」
「まあ、男と付き合おうが別れようが、これまで荒川は仕事に支障をきたした事は無いしな」
「でも、係長が言うように、今回を逃したら、彼女本当に結婚出来ないんじゃないですか?」
(ゴチャゴチャ五月蝿いわね、全部聞こえてるわよ! って言うか、人の噂話してないで、さっさと仕事しなさいよ!?)
 同僚達の呆れと憐れみが半々に混じった視線を浴びつつ、その日幸恵は苛立ちながら仕事をする羽目になったのだった。
 それから数日後。帰宅しようと社屋ビルを出た所で、幸恵は今度は問題の当人に遭遇した。


「幸恵さん、こんばんは」
「…………」
 愛想良く和臣が声をかけてきたが、幸恵は綾乃が声をかけてきたいつぞやの様に、徹底的に無視を決め込む。
「師走に入って、急に寒くなったね」
「…………」
 無言で家路を辿る幸恵に、和臣も並んで歩きながら、めげずに話し続けた。
「この前の事を謝りたいから、都合が良ければ今日これからちょっと付き合ってくれないかな? 美味しい鍋料理のお店を……」
 そこでいきなり和臣は喋るのと足を止め、ゆっくりと背後を振り返った。
(何だ? 今、誰か……。俺を見ていたか?)
 その様子を、さすがに不審そうに幸恵が眺める。


「……何?」
「いや……、ちょっと」
(俺だけか? しかし彼女も見られたとしたら、色々厄介かも……。確認してみるか?)
 曖昧に頷いて考えを巡らせた和臣に、幸恵は興味を失った様に短く言い捨てて再び歩き出した。
「そう。それじゃあね」
「ちょっと待った!」
 我に返った和臣が慌てて幸恵の腕を捕まえ、車道に向かって歩き出す。それに対して幸恵は怒りの声を上げた。


「何するのよ! 離しなさいよ!」
「良いから。付いて来て」
「ふざけないでよ。何する気!?」
 幸恵の抗議もなんのその、和臣は手を上げてタクシーを拾うと、有無を言わせずそれに幸恵を押し込んだ。そして続けて乗り込んで運転手に指示を出す。
「すみません、取り敢えず真っ直ぐ行って下さい」
「はい」
 客に余計な詮索などしない運転手は、素直に発進させて真っ直ぐ走り始めた。しかし当然幸恵は納得できず、和臣に食ってかかる。


「は? あんた一体、何を考えてるわけ!?」
「静かに!」
「…………」
 背後を振り返って様子を確認していた和臣に鋭く一喝され、幸恵は苛立たしげな顔付きながらも黙り込んだ。
「次の交差点を左にお願いします」
 そんな気まずい空気の中、和臣は矢継ぎ早に指示を出して角を曲がらせ、普段幸恵が使っている路線の二つ先の駅の出入り口の前に、タクシーを停めさせた。


(付いて来てはいないか? 気のせいにしては……)
 そこで再度後続車を確認しつつ、和臣は神妙に幸恵に頭を下げた。
「ごめん、急に付き合わせて」
「全く、何考えてるのよ! 人を馬鹿にするのもいい加減にしてよね!」
 いきなり連れ回されたと思ったら、電車二駅分のドライブだったと言うオチに、幸恵は完全に腹を立ててタクシーから降り、足早にその場を立ち去って行った。その姿が階段の向こうに消えてから、和臣は真顔で考え込む。


「益々怒らせたな……、だが……」
 懸念が晴れない顔付きの和臣は、運転手に自宅マンションの住所を告げてから、父親の私設秘書である青山に電話をかけ始めた。
「もしもし、青山さん? ちょっと教えて欲しいんだけど、親父のスケジュールって近々空いてる所はあるかな?」
 旧知の間柄の相手に気安く声をかけると、電話越しに若干戸惑う声が返って来る。
「近々と言うか……。実は今日、これから綾乃さんのマンションに晩ご飯を食べに行く予定になっていますが」
「それは好都合。俺も混ぜてくれるかな?」
 早速食い付いた和臣に、青山が苦笑して釘を刺してきた。


「構いませんが、綾乃さんにはそちらから連絡を入れて下さい。急な人数変更など、作る方には迷惑以外の何物でもありませんから。綾乃さんに恨まれるのは御免です」
「了解。俺から伝えるよ」
 そして満足そうに会話を終わらせた和臣は、続けて妹の番号を選択した。
「タイミングが良かったな。早速綾乃に連絡するか。嫌がられそうだがな」
 その予想に違わず綾乃には嫌な顔をされたが、いつも通り難無く丸め込み、行先を変更してその足で綾乃のマンションに向かった。そして殊勝に綾乃を手伝っているうちに、青山を連れた父親が来訪し、和やかに食事を開始する。
 しかしそんな穏やかな空気は、食事が終了するまでだった。


「……と言うわけで、永田町界隈でまことしやかに広がっている噂が幸恵さんの耳に入ってしまって、彼女に激怒された挙げ句、今現在門前払い状態だったりするんだ」
「…………」
 食べ終えて落ち着いてから、来訪の理由を告げる為に和臣が幸恵との問題のやり取りを包み隠さず披露すると、君島は無言で頭を抱え、青山は和臣から視線を逸らして溜め息を吐いた。そして綾乃は盛大に困った兄を叱りつける。


「『するんだ』じゃ無いでしょ、ちぃ兄ちゃん! そんな事が有ったわけ? この間幸恵さんとは話が出来なかったから、全然知らなかったわよ! それは幸恵さんだって怒るわよ! おかげで私まで幸恵さんから半径十メートル以内立ち入り禁止令が出てるのよ! どうしてくれるの!?」
「それはともかく、俺はどうしてそんな噂が広がったのか、確認したいんだけど」
「どういう意味だ?」
 妹を無視して尋ねてきた息子に、君島は怪訝な顔をした。それに小さく肩を竦めてから、和臣が詳細について説明する。


「虚実入り乱れてるから、信憑性が増して余計に広まったと思うんだ。当時荒川家と疎遠になってたのは、うちと少しでも付き合いのある人は知ってたし。……冷静な第三者の目から見て、そこら辺どう思う? よっちゃん」
 にこりと笑って兄の親友でもある青山に話の矛先を向けると、相手は渋面になりながらも律儀に答えた。
「だからよっちゃん言うなと言ってるだろ……。つまり、お前はこう言いたいわけか? 荒川嬢を必要以上に悪者に仕立て上げて、噂を流した人物が存在すると?」
 和臣の言いたい事を推察してみせた青山に、綾乃は驚いた顔を向けた。
「え? 誰が、どうしてそんな事をするわけ!?」
 それに青山は苦笑いしつつ、砕けた口調で解説してみせた。


「当時、先生は立ち上げたばかりの新党を、選挙で大勝させて大躍進させただろ? 幹事長として采配を振るって、その豪腕ぶりに心酔する人も多かったが、必要以上に恐れて萎縮したり、党内外から反感を買う事も大きかった筈なんだ」
「あの……、それと幸恵さんとの噂に、どういう繋がりが……」
 益々訳が分からないと言う様な表情になった綾乃に、青山は噛んで含める様に説明を続ける。
「つまり、あの君島議員が墨汁まみれにされた挙げ句、女の子に投げ飛ばされたと事を聞くだけで、いい気味だと陰で笑い物にして鬱憤晴らしをした連中も居ただろうし、そんな扱いを受けても子供には手を出さなかったのは、流石に道徳心と義侠心のある人物だと、強面のイメージを和らげるのに一役買ったんじゃないかと思うんだ」
 ここまで聞いて、流石に綾乃は顔色を変えた。


「ちょっと待って下さい、青山さん。まさかお父さんのイメージ戦略の為に、わざと幸恵さんが酷い事をした様に周囲にふれ回ったなんて事は……」
「当時の私設第一秘書の蓼原さんに聞けばはっきりするかな? その場に居合わせた数少ない人物だし」
 しれっと綾乃にそんな事を言ってから、青山は君島に向き直り、すこぶる真面目な表情で告げた。
「少し前に引退した、当時の公設第一秘書の市川さんと組んで、水面下で色々されていたのではと、俺は推察しているんですが」
「市川、蓼原……。あいつら、俺の知らない所で余計な事を……」
 予想もしていなかった事を告げられた君島は憤怒の形相で呻き、それを見た他の三人は揃って同じ事を考えた。
(市川さんは引退してて助かったな。蓼原さん、ご愁傷様です)
 そして微妙に空気が重くなった所で、和臣が話を元に戻した。


「それで部下の監督責任って事で、今回幸恵さんに詫びを入れるのに、親父に付き合って貰いたいんだ」
「噂が変に広まったのが秘書のせいなら、私が頭を下げるのは道理だな。分かった。スケジュールは何とか調整するから、後から連絡をよこせ」
「助かるよ」
 ここで和臣はホッとした様な顔を見せたが、綾乃は怒りが収まらなかったらしく文句を言った。
「全くもう、何を考えてたのよ市川さんも蓼原さんも。お母さんに知られたら激怒されるだけじゃ済まないわよ?」
「綾乃、これは夢乃には内緒だ」
「分かってるよな?」
「お願いします」
「……分かりました」
 すかさず男三人から念押しされ、綾乃は不承不承頷いた。そこで和臣が父親に意味ありげな視線を送る。
(さてと……、ここからはあまり綾乃には聞かせたくないんだが……)
 そして息子からの視線の意味を即座に読み取った君島は、さり気なく綾乃を遠ざける為の措置を取った。


「綾乃、茶を貰えるか?」
「あ、俺も。俺は珈琲ね」
 図々しく付け加えてきた兄を、立ち上がった綾乃が怒りの表情で見下ろす。
「うもぅ~っ! 何勝手な事言ってるのよ! 飲むならちぃ兄ちゃんは出がらしよ!」
「綾乃……」
「……ちょっと待っててよ?」
 些か哀れっぽく訴えてきた和臣に、なんだかんだ言っても頑としてはねつけられない綾乃は、諦めて待つように告げて台所に消えて行った。すると即座に男達の密談が始まる。


「どうした?」
「最近、公私どちらかで揉めてる事は?」
「大きな物は無い」
「いつも通りってとこだ」
 互いに無駄な言葉を省いた会話をしてから、和臣は理由を説明した。
「最近、偶に変な気配に遭遇するもので。親父の弱味を掴みたい、セコい連中がまた纏わりついたかと」
 それを聞いた君島は、軽く眉を寄せた。


「取り敢えず直接の心当たりは無いがな。お前自身は?」
「親父の傷にならないよう、常に身辺は綺麗にしてるつもりだけどね。……それで、この前幸恵さんに会いに行った時も何となく視線を感じた様な気がして」
「それを早く言え」
「そんなにヤバそうなのか?」
 瞬時に顔付きを険しくした父親とその秘書を宥めつつ、和臣は話を続けた。
「いや、俺の気のせいかもしれない。タクシーを使ったら、追って来る気配は無かったし」
「微妙だな……。変に彼女に目を付けてたら厄介だが、確証が無いときてるし。 綾乃ちゃんには今でも軽く護衛兼監視は付けているが……」
 難しい顔で考え始めた青山に、和臣は多少申し訳ない気持ちになりながら弁解がましく続けた。


「ああ。だからそれでわざわざ人を動かすのも躊躇われて。でも気になるから念の為、ちょっと用意して欲しい物が有るんだ。俺はそっちの方面には詳しく無いから」
「何だ? 言ってみろ。お前は家族で一番勘働きが良いからな。大至急手配してやる」
 即座に応じてくれた父親に感謝しつつ、和臣は遠慮無くその品物の手配を依頼したのだった。



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