その華の名は
(32)学生生活の終わり
カテリーナ達の卒業の日。式典自体は厳粛に執り行われたものの、それが終了して卒業生が三々五々に散らばり始めると、カテリーナは剣術大会以降、自分の熱狂的なファンとなっている下級生達に囲まれた。
「カテリーナ様!」
「ご卒業、おめでとうございます!」
「近衛騎士団でのご活躍を、お祈りしておりますわ!」
それぞれ満面の笑みでの祝福の言葉に、この間の本音を言えば彼女達に多少閉口していたカテリーナも、笑顔で心からの礼を述べる。
「ありがとう。皆さんも残りの学生生活を楽しんで、充実したものにしてくださいね」
それからも入れ替わり立ち替わりやって来る下級生達に捕まり、あれこれと話しかけられていたカテリーナの様子を眺めながらティナレア達は苦笑いしていたが、頃合いを見て救出に向かった。
「声をかけに来てくれてありがとう。皆、悪い人では無いのだけどね」
騎士科生徒だけの打ち合わせがあるという名目で、無事に救出して貰った礼をカテリーナが述べると、ティナレアが多少心配そうに確認を入れてくる。
「それは良いけど……、カテリーナ。荷造りはちゃんと進んでいるの?」
「勿論。寮を引き払って、王宮の宿舎に移るのは明日なのよ? 終わっていなかったら大変だわ」
「それなら良いけど」
するとそこでエマが、しみじみとした口調で言い出す。
「それにしても……。本当にカテリーナまで、宿舎に入る事になるとはね」
「最初、冗談かと思っていたのに」
「れっきとした侯爵令嬢なのに、ご両親の許可が出るなんて凄いわ」
半分呆れながらの友人達の台詞を聞いて、カテリーナは笑みを深めながら言葉を返した。
「だけど五人全員、近衛騎士団に入団する事が決まって良かったわ」
「そうよね」
「これからも宜しく」
「こちらこそ」
そして連れ立って寮に向かって歩きながら、カテリーナは見慣れた校舎の並びを感慨深く眺める。
(本当に、あっという間の三年間だったわね。色々な予想外の出来事や、様々な人達との出会いがあったし)
そんな事を考えながらカテリーナは一度寮の自室に戻ってから、午後のそれほど遅くない時間に、寮を抜け出して隠し部屋へと向かった。
「あら……。三日ぶりに来てみたら、随分殺風景になったわね」
カテリーナが隠し扉を開けてみると、前回来た時にあった小型の机や椅子が無くなっていた。それに彼女がちょっと驚いていると、ナジェークが床に放置されていたクッションを回収しながら言葉を返す。
「卒業後はここに入れないから、一昨日から少しずつ運び出していね。散らかしたまま卒業するのは申し訳ないし」
「誰も見ているわけでは無いし、言ってくれれば手伝ったのに」
「気持ちだけありがたく受け取っておくよ。これで最後だし」
ナジェークが室内の物を全て隣室に運び出してから、カテリーナは改めて殺風景で手狭な空間を見回し、感慨深く呟く。
「いよいよ、ここともお別れね」
「なかなか有意義な時間を過ごさせて貰ったな」
そう言いながら隣室から戻って来たナジェークは、壁まで歩くと手に持っていた紙をピンで壁に留め始めた。
「何をしているの?」
「またここを発見する生徒が出るかどうかは分からないが、先輩としてメッセージを残していこうかと思って」
そう言いながらナジェークは身体をずらし、カテリーナに文面を見せた。
《ここを発見した後輩へ
君達の学園生活が、有意義なものである事を願う
ナジェーク・ヴァン・シェーグレン》
それを確認したカテリーナは、はっきりと呆れ顔になる。
「堂々と記名までするとはね……」
「君はしないかい?」
「そうね……。記念にさせて貰うわ。ここでの最後の秘密ね」
一瞬迷ったもののカテリーナは頷き、それを受けてナジェークは一度それを壁から外し、自分の名前の下にカテリーナがサインを終えてから再び壁にピンで留めた。それから隠し部屋を閉め切り、資料室も出た二人は廊下を歩き出す。
これまでは人目を気にして一緒に歩くのも避けていたが、明日には学園を離れるとの解放感からか、どちらも気にせずに並んで歩いた。
「ちょっとした楽しみができたな」
「何が?」
「君との子供が生まれて、その子がこの学園に入る事になったら、ここの事を教えようと思って。残してきたあれがそのままあるか、誰かが発見して無くなっているか、賭けてみないか?」
まるで子供のようにわくわくしながら提案してきたナジェークに、カテリーナは笑って応じた。
「随分、気の長い話ね。誰にも見つけられ無いまま、残っているんじゃない? あなたみたいに過去の設計図を引っ張り出して、しつこく調べる人が何人もいるとは思えないもの」
「そうかな? 目敏い人間の一人や二人、十年か二十年の間にはいそうな気がするけどね。私は無くなっている方に賭けるな」
そんな事を上機嫌に述べるナジェークを横目で見たカテリーナは、(確かにこの人と私の子供だったら、人一倍好奇心旺盛な子供になりそうだわ)と、少々照れくさそうに視線を逸らした。
  ※※※
「ここまでが、私達がクレランス学園を卒業するまでの話だね」
そう告げてからナジェークが冷めきったお茶を一口飲むと、エセリアが呆然としながら呟く。
「あの一回目の剣術大会の裏で、そんな事が繰り広げられていたとは、夢にも思っていませんでしたわ……」
「あの時は、本当に色々あり過ぎたな」
ナジェークが苦笑すると、彼女が少々恨みがましく続ける。
「大会時のカテリーナ様の活躍ぶりは、鮮明に記憶しておりますが……。お兄様との関係など、微塵も疑っていませんでした。しかも王妃様は、その時点で本当にお兄様達の事をご存じでしたの? 私、欠片もお伺いしていないのですけど」
「王妃様は例え当事者の親兄弟と言えども、軽々しく話すような迂闊な事はなさらないさ。それに自分だけの秘密として静観の構えを取られて、時折それについてからかわれていたよ。後から聞いたら、カテリーナも同様だったらしい」
「それ位、致し方ありませんわね。ですがサビーネに続いて、王妃様にまで内密にされていたなんて……。本当に人間不信になりそうです……」
肩を落として項垂れた妹を見て、さすがに気の毒になったナジェークは、困ったように彼女を宥めた。
「エセリア、そう落ち込まずに。王妃様は私達がどう問題を解決するのか、興味津々で経過を観察していただけで、誓って悪気は無かったんだ」
「そう信じたいですわね。心の平安の為にも」
「王妃様のお話では、ガロア侯爵とバスアディ伯爵はクレランス学園で同学年で、在学中にある事でかなり揉めたらしい。それ以降険悪な仲で、互いに関わりのある人物や物まで憎悪の対象になっていたらしくてね」
それを聞いたエセリアが、溜め息まじりに問い返す。
「それでお二人は、アーロン殿下派と王太子派に分かれていたと?」
「そういう事。ガロア侯爵は悪い人では無いのだが短絡的、いや、少々一本気な方でね。バスアディ伯爵が筆頭の王太子派の貴族は気に入らないという態度だったから、私がカテリーナと結婚するには両派の融和を画策するだろうと王妃様は考えて、敢えて静観していたんだよ」
そこでエセリアは、鋭く突っ込みを入れた。
「お兄様……。今、さりげなく未来の舅に失礼な事を口走りましたわね? しかもそんな王妃様のささやかな希望を、真っ向から打ち壊したのですよね?」
「可愛い妹の希望を優先したら、偶々婚約破棄みたいな破滅的な結末を迎えてしまっただけなのだが」
「さりげなく私に責任転嫁するのは止めていただけませんか!?」
「責任転嫁はしていないよ。共同責任だと思っているから」
「全くもう……。我が兄ながら、どこまで真面目に口にしているのやら……」
ナジェークの白々しい物言いにエセリアが頭を抱えていると、彼がさりげなく腰を浮かせながら言い出す。
「さて、それでは話に一区切りついたし、今日のところはこれで休ませて貰おうか」
「お兄様。何をふざけた事を言っておられますの? 夜はまだまだこれからですわ」
しかしすかさずエセリアがらストップをかけられたナジェークは、僅かに顔を引き攣らせながら反論しようとした。
「……エセリア。私は生憎と、明日は朝から通常勤務」
「ご安心ください、お兄様。私は婚約破棄がなされて以降、当面の予定が全て白紙になっておりますから」
満面の笑みで自身の主張を遮られたナジェークは、すぐに抵抗を諦めた。
「分かった……、エセリア。今夜は、気の済むまで付き合うよ」
「宜しくお願いします」
座り直したナジェークにエセリアは笑みを深めながら頷き、兄と同様に冷めたお茶を飲みながら、話の続きを促したのだった。
「カテリーナ様!」
「ご卒業、おめでとうございます!」
「近衛騎士団でのご活躍を、お祈りしておりますわ!」
それぞれ満面の笑みでの祝福の言葉に、この間の本音を言えば彼女達に多少閉口していたカテリーナも、笑顔で心からの礼を述べる。
「ありがとう。皆さんも残りの学生生活を楽しんで、充実したものにしてくださいね」
それからも入れ替わり立ち替わりやって来る下級生達に捕まり、あれこれと話しかけられていたカテリーナの様子を眺めながらティナレア達は苦笑いしていたが、頃合いを見て救出に向かった。
「声をかけに来てくれてありがとう。皆、悪い人では無いのだけどね」
騎士科生徒だけの打ち合わせがあるという名目で、無事に救出して貰った礼をカテリーナが述べると、ティナレアが多少心配そうに確認を入れてくる。
「それは良いけど……、カテリーナ。荷造りはちゃんと進んでいるの?」
「勿論。寮を引き払って、王宮の宿舎に移るのは明日なのよ? 終わっていなかったら大変だわ」
「それなら良いけど」
するとそこでエマが、しみじみとした口調で言い出す。
「それにしても……。本当にカテリーナまで、宿舎に入る事になるとはね」
「最初、冗談かと思っていたのに」
「れっきとした侯爵令嬢なのに、ご両親の許可が出るなんて凄いわ」
半分呆れながらの友人達の台詞を聞いて、カテリーナは笑みを深めながら言葉を返した。
「だけど五人全員、近衛騎士団に入団する事が決まって良かったわ」
「そうよね」
「これからも宜しく」
「こちらこそ」
そして連れ立って寮に向かって歩きながら、カテリーナは見慣れた校舎の並びを感慨深く眺める。
(本当に、あっという間の三年間だったわね。色々な予想外の出来事や、様々な人達との出会いがあったし)
そんな事を考えながらカテリーナは一度寮の自室に戻ってから、午後のそれほど遅くない時間に、寮を抜け出して隠し部屋へと向かった。
「あら……。三日ぶりに来てみたら、随分殺風景になったわね」
カテリーナが隠し扉を開けてみると、前回来た時にあった小型の机や椅子が無くなっていた。それに彼女がちょっと驚いていると、ナジェークが床に放置されていたクッションを回収しながら言葉を返す。
「卒業後はここに入れないから、一昨日から少しずつ運び出していね。散らかしたまま卒業するのは申し訳ないし」
「誰も見ているわけでは無いし、言ってくれれば手伝ったのに」
「気持ちだけありがたく受け取っておくよ。これで最後だし」
ナジェークが室内の物を全て隣室に運び出してから、カテリーナは改めて殺風景で手狭な空間を見回し、感慨深く呟く。
「いよいよ、ここともお別れね」
「なかなか有意義な時間を過ごさせて貰ったな」
そう言いながら隣室から戻って来たナジェークは、壁まで歩くと手に持っていた紙をピンで壁に留め始めた。
「何をしているの?」
「またここを発見する生徒が出るかどうかは分からないが、先輩としてメッセージを残していこうかと思って」
そう言いながらナジェークは身体をずらし、カテリーナに文面を見せた。
《ここを発見した後輩へ
君達の学園生活が、有意義なものである事を願う
ナジェーク・ヴァン・シェーグレン》
それを確認したカテリーナは、はっきりと呆れ顔になる。
「堂々と記名までするとはね……」
「君はしないかい?」
「そうね……。記念にさせて貰うわ。ここでの最後の秘密ね」
一瞬迷ったもののカテリーナは頷き、それを受けてナジェークは一度それを壁から外し、自分の名前の下にカテリーナがサインを終えてから再び壁にピンで留めた。それから隠し部屋を閉め切り、資料室も出た二人は廊下を歩き出す。
これまでは人目を気にして一緒に歩くのも避けていたが、明日には学園を離れるとの解放感からか、どちらも気にせずに並んで歩いた。
「ちょっとした楽しみができたな」
「何が?」
「君との子供が生まれて、その子がこの学園に入る事になったら、ここの事を教えようと思って。残してきたあれがそのままあるか、誰かが発見して無くなっているか、賭けてみないか?」
まるで子供のようにわくわくしながら提案してきたナジェークに、カテリーナは笑って応じた。
「随分、気の長い話ね。誰にも見つけられ無いまま、残っているんじゃない? あなたみたいに過去の設計図を引っ張り出して、しつこく調べる人が何人もいるとは思えないもの」
「そうかな? 目敏い人間の一人や二人、十年か二十年の間にはいそうな気がするけどね。私は無くなっている方に賭けるな」
そんな事を上機嫌に述べるナジェークを横目で見たカテリーナは、(確かにこの人と私の子供だったら、人一倍好奇心旺盛な子供になりそうだわ)と、少々照れくさそうに視線を逸らした。
  ※※※
「ここまでが、私達がクレランス学園を卒業するまでの話だね」
そう告げてからナジェークが冷めきったお茶を一口飲むと、エセリアが呆然としながら呟く。
「あの一回目の剣術大会の裏で、そんな事が繰り広げられていたとは、夢にも思っていませんでしたわ……」
「あの時は、本当に色々あり過ぎたな」
ナジェークが苦笑すると、彼女が少々恨みがましく続ける。
「大会時のカテリーナ様の活躍ぶりは、鮮明に記憶しておりますが……。お兄様との関係など、微塵も疑っていませんでした。しかも王妃様は、その時点で本当にお兄様達の事をご存じでしたの? 私、欠片もお伺いしていないのですけど」
「王妃様は例え当事者の親兄弟と言えども、軽々しく話すような迂闊な事はなさらないさ。それに自分だけの秘密として静観の構えを取られて、時折それについてからかわれていたよ。後から聞いたら、カテリーナも同様だったらしい」
「それ位、致し方ありませんわね。ですがサビーネに続いて、王妃様にまで内密にされていたなんて……。本当に人間不信になりそうです……」
肩を落として項垂れた妹を見て、さすがに気の毒になったナジェークは、困ったように彼女を宥めた。
「エセリア、そう落ち込まずに。王妃様は私達がどう問題を解決するのか、興味津々で経過を観察していただけで、誓って悪気は無かったんだ」
「そう信じたいですわね。心の平安の為にも」
「王妃様のお話では、ガロア侯爵とバスアディ伯爵はクレランス学園で同学年で、在学中にある事でかなり揉めたらしい。それ以降険悪な仲で、互いに関わりのある人物や物まで憎悪の対象になっていたらしくてね」
それを聞いたエセリアが、溜め息まじりに問い返す。
「それでお二人は、アーロン殿下派と王太子派に分かれていたと?」
「そういう事。ガロア侯爵は悪い人では無いのだが短絡的、いや、少々一本気な方でね。バスアディ伯爵が筆頭の王太子派の貴族は気に入らないという態度だったから、私がカテリーナと結婚するには両派の融和を画策するだろうと王妃様は考えて、敢えて静観していたんだよ」
そこでエセリアは、鋭く突っ込みを入れた。
「お兄様……。今、さりげなく未来の舅に失礼な事を口走りましたわね? しかもそんな王妃様のささやかな希望を、真っ向から打ち壊したのですよね?」
「可愛い妹の希望を優先したら、偶々婚約破棄みたいな破滅的な結末を迎えてしまっただけなのだが」
「さりげなく私に責任転嫁するのは止めていただけませんか!?」
「責任転嫁はしていないよ。共同責任だと思っているから」
「全くもう……。我が兄ながら、どこまで真面目に口にしているのやら……」
ナジェークの白々しい物言いにエセリアが頭を抱えていると、彼がさりげなく腰を浮かせながら言い出す。
「さて、それでは話に一区切りついたし、今日のところはこれで休ませて貰おうか」
「お兄様。何をふざけた事を言っておられますの? 夜はまだまだこれからですわ」
しかしすかさずエセリアがらストップをかけられたナジェークは、僅かに顔を引き攣らせながら反論しようとした。
「……エセリア。私は生憎と、明日は朝から通常勤務」
「ご安心ください、お兄様。私は婚約破棄がなされて以降、当面の予定が全て白紙になっておりますから」
満面の笑みで自身の主張を遮られたナジェークは、すぐに抵抗を諦めた。
「分かった……、エセリア。今夜は、気の済むまで付き合うよ」
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