“異世界転移”スキルを増やしながら正義の力も悪の力もなんでも使う現代軍事国家を作り目指せ!ファンタジー世界最強の帝国!!

ノベルバユーザー514108

6話『ZEKE』

とある海に面した場所...
ここにはファンタジー世界には似合わない現代風の大都市が建っていた

建物が建ち並び、20世紀初期の自動車が走り、プロペラの航空機まで飛び交う。海には客船や漁船などが行き交う
とある建物内
日本海軍の軍服を着た男が言う
「ミカドリムとの国交はどうだ。」
それにスーツを着た男が答え
「えぇ、順調です。大臣自ら王女様を救出した功績は大きいと」
それに軍人の男が答える
「そうか、このまま続けてくれ」

「御意」
そういうとスーツの男は部屋から出て行った

「そういえば、ここに来てもう一ヵ月か」
その言葉に同じ部屋にいる魔法使いの様な服装の女性が答える
「うん。一ヵ月でこんな国作るなんて、優一は凄いよ!それに鉄砲でお姫様を助けるなんて」
「いや、あれは異世界物だとお約束だぞ。それからヒロインになるんだ」
「え?ヒロイン?優一、浮気は許さないよ!」
優一「大丈夫だよ。由紀の事も愛してるし、それに由紀の魔法で僕の兵器も、パワーアップしたんだし」
由紀「それならいいけど...でも私、本当はファンタジー世界をもっと楽しみたい。魔法使いとして仲間作ってドラゴンとか魔王とかを倒す様な。ユニコーンとかにも会いたいし」
優一「そうか、でもこの辺はあらかた探索し尽くしたしなぁ...そうだ!この際だから海の方に行ってみよう。何か見つかるかもしれない」
由紀「うーん。何で行くの?船?」
優一「いや、実は零戦の複座型があるんだ。由紀のお陰で1万キロも飛べる様になったそれにレーダーも付けたから何かあれば発見できるからそれで行こう」
由紀「零戦かぁ。そういえば私、乗った事無かった」
優一「良い機会だから乗ろう」
由紀「うん!優一と大空デート!それも零戦で!」
そして、優一専用の滑走路に複座型の零戦が出される
由紀「これが零戦かぁ。」
優一「よし行くぞ!」
由紀「うん!」
そして2人の乗った零戦は出力を上げ、滑走路を進むそして飛び立ち海の向こうへと飛んでいく




それから次の日...
現在10時
僕「もう一週間も航行してるのに何もないなぁ」
ロゼッタ「えぇ、島ひとつ無いなんて...」
その時、電子偵察機から通信が入る
E2「こちらホークアイ004からヴィクトリアへ」
僕「こちらヴィクトリア。何かあったのか?」
E2「はい。レーダーに感あり、本機の西側380km地点、方位205、機数1、速力553、高度3,000、027方向へ向けて飛行中。このまま行くと艦隊とぶつかります」
僕「了解!貴機はまだ飛べるか?飛べるなら視認位置まで飛び確認頼む」
E2「了解!これより視認位置まで飛行する」
僕(またドラゴンかぁ。やめてくれよ。いっその事ここで停船して通り過ぎるのを待つのもいいな)

それからしばらくしてまた交信が入る
E2「こちらホークアイ004...目標視認...コードネーム“ジーク”」
僕「え!?ジークって!?あのジークか!?」
E2「はい!零です!複座型の」
僕「そうか、確か機数は1だったよな?」
E2「はい。一機です」
僕「了解した。代わりの機体をよこす。貴機は帰投せよ」
E2「了解!ホークアイ004...母艦に帰投する」
僕「監視役でE2を発艦させよ」
ロゼッタ「了解!」
僕「それからスクランブル用意。接触までまだまだ時間はある丁寧にな...そうだ。あの機はまだ飛んでてよな?」
ロゼッタ「あの機?...ですか?」
僕「あぁ、あの2人...」
ロゼッタ「あの2人...あぁ空軍の...」
僕「ちょうどいいから、元帥自ら勧告させよう」
ロゼッタ「まさか!あの2人にスクランブルですか!?」
アイリス「あの...2人というのは?」
僕「あぁ、アイリスは見たことないね。空軍の元帥だよ。このスクランブルの後対面させよう...まぁ降りてくるかは知らんが...」
僕「よし、ゴーストとデストロイヤーを呼び戻せ。補給、武装をさせ、目標に向かわせる」
ロゼッタ「了解...」

それからまた時間は経ち
零戦視点
優一「今で約2000km、普通の零戦ならもう落ちてもおかしくないな」
由紀「そうなの?」
優一「あぁ、零戦の航続距離は2200kmぐらいだからな」
優一「しかし何もないなぁ。一面の海」
由紀「でも綺麗よね」
優一「あぁ、誰も汚してないんだな」
その時
前から2機が物凄い速度来て通過していった
由紀「なに今の!?」
優一「分からない!一瞬で過ぎ去ったぞ!」
優一が後ろを振り返るとさっき過ぎて行ったであろう白銀の機体と黒の機体の2機のジェット戦闘機が零戦の後ろに来ていた
その2機は零戦の左右に付く
相手のパイロットは何か言っている様だ。手を動かしている
由紀「なんて言ってるの?」
優一「分からない。こんな事なら勉強しておくべきだったな」
優一「一か八か無線で通じるか」
優一が無線をオンにする
優一「あなた達なんなんですか」
と言うと繋がったのか相手のパイロットの声が聞こえる
白銀パイロット「あら、無線使えたのね。それなら手っ取り早いわ。あなた達、この先は危険よ。引き返しなさい」
パイロットは女性の様だ
優一「なにを言ってるんだ?この先にはなにもないだろ?それとも何かあるのか?」
白銀パイロット「それは教えられないわ。でもお姉さんの言う事は聞くものよ?坊や」
黒パイロット「大人しく指示に従わないようなら、こちらは貴機を撃墜します」
優一「ここはお前らだけの空じゃないだろ!こっちは知ってるんだぞ。この空域はどこの国のものでも無いって!」
由紀「優一、もういいよ。帰ろう」
優一「いや、我が者顔で主張してるこいつらに負けたく無い」
白銀パイロット「あら、かなり若い坊やと思ったら一丁前なこと言うじゃ無い。」
優一「それはどうも。で、この先にはなにがある」
白銀パイロット「私達の秘密...ふふ...」

ヴィクトリア
ロゼッタ「本当に大丈夫なんですか?」
僕「うーん。エカテリーナは相手を煽る癖があるからなぁ。最悪撃墜して帰ってくるかもな」
ロゼッタ「撃墜する事前提なんですね。しかしあの機体見せても大丈夫なんですか?」
僕「SU35とMIG35か?」
ロゼッタ「えぇ」
僕「大丈夫だろ、生きてたら拉致るだけだし」
ロゼッタ「...」




空軍元帥
エカテリーナ・エレシア
白銀の長い髪でかなりのナイスボディ
良いお姉さんタイプなのだがS気質が強い。更に相手を煽る癖がある
ソ連軍のm69軍服を着ている(青い礼服)
戦闘機操縦時はフライトスーツ

SU35(艦載機)
エカテリーナ専用機
色は白銀
SU35をベースに
前のカナード翼やSU33同様のエアブレーキ、艦載機として必要な装備を戻した
このSU35は推力変更ノズルや人工知能、最新のレーダー機器が搭載され、見た目はSU33、中身はSU35という変t...傑作艦載機になった。
(結局SU35もSU27もSU30もSU33(SU27の艦載用)もSU37も全て見た目はほぼ変わらない)
(カナード翼と推力変更機能のおかげで、機動は変態だが...まぁそこはロシア機だし、多少はね?ロシアバイアス...ロシアバイアス...うん。みんなニュータイプみたいになれるよ!)
因みに史実の37の様に壊れたり要らない子になったりはしません




ナターシャ・エレシア
エカテリーナの妹で
黒髪ロングで少しアジア風の感じも入っている。かなり真面目な性格である。しかし、かたいわけではなく。緩くなったりもする
姉妹はかなり仲がいい
服装は姉と同じ

MIG35(艦載機)
ナターシャ専用機
色は黒
MIG35をベースに
MIG29kの艦載機装備とMIG29についていた補助インテーク、チャフフレアディスペンサーが付いている
こっちも...まぁ、推力偏向機能がついている
形こそMIG35だがエアブレーキはMIG29同様上下に開く仕様
レーダーも最新のものがついている
姉のSU35とデータを共有できる




とりあえずこの姉妹...変態である...性格でも操縦でも両方の意味で...

エカテリーナはゴーストという名のとうり相手はエカテリーナを一度も見ることなく撃墜されるからである。物凄い速度そして変態的な機動で相手の死角から離れず、ミサイル、機銃で仕留める
そしてなんとエカテリーナはミサイルより機銃を使用する、乱戦状態の中、100機の敵機相手に誰にも見られず目立たず、全機機銃で仕留める亡霊

ナターシャもエカテリーナと同じ様に戦うのだが、ナターシャ機はMPBMなどを装備し、対空対地対艦全てにおいて完膚なきまでに叩きのめすという。ナターシャ機を見たら死ぬと言われている死神である
30機近くの編隊を交戦前に全滅させる
死神であり破壊者である

この姉妹、機首を後ろに向けた飛行やユ◯風の様な垂直飛行もお手の物だ
空中ドリフトしたりトンネル内を2700kmで飛行したり空中ドリフトしながら橋の下を越え柱の間をロールしながら抜けていくという変態機動を楽々こなす。更には相手のパイロットなどを先読みし、動けるという一種のニュータイプ姉妹である
(姉妹に戦い方は...エ◯コン5のT◯Sプレイである。気になる人はニコニコにあるから観てね)
もちろんミサイルはロックオンせず、速射。(ロックオン涙目)もちろん外す事はない
人間じゃねえわ...
更には姉妹同士の連携も凄いから100%逃げられない
最終的にパイロットより機体が心配である。2機とも安全の為に鳴り止むことのない警告装置をつけている(皮肉)
(ただでさえ変態的機動が出来るロシア機にこんな姉妹乗せたら...頭おかしくなる。物理法則が変わる瞬間である。あれ?お前らの機体前進翼だっけ?)




エカテリーナ「ふふ...言う事は聞けない悪い子は...司令官...やっちゃっていいわよね?」
僕「あぁ、くれぐれも殺すなよ」
エカテリーナ「分かってるわ」
ナターシャ「了解!」
そういうと2機は後ろへ回る
そして機銃のトリガーに手をかけた時
ナターシャ「!!」
ナターシャ「お姉様!回避!」
その声に反応、いやナターシャが気付くと同時にエカテリーナは回避行動を取る
そしてSU35の数センチ横を青白いレーザーが走る
幸いレーザーに当たった者はいない
優一「なんだ!今の!」
由紀「凄い魔力感じた...早く帰ろう!」
優一「え?」
前を見るとアクアドラゴンがこちらに向かってくる
エカテリーナ「せっかくいいところだったのに...」
ナターシャ「この前のドラゴンと遭遇!戦闘に入る!」




僕「え!?ちょ!おい!」
僕「あいつらほんと自由だな。」
アイリス「止めなくて大丈夫なんですか?」
僕「あぁ、無理だと思う。あのドラゴンのことまだ分かって無いがミサイルじゃ倒せないだろ...戦艦の主砲じゃ無いと...」
僕「うん?主砲?」
ロゼッタ「どうかしたんですか」
僕「あ、あいつ...レールガンついてたわ」
2人「え?」

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