無能と呼ばれパーティーを追放された俺だが、「無能とはいったい何のことですか?」 俺は、精霊たちの力を使い無双し自分だけのハーレムを作り上げる!
第七話 呪いの少女4
門番であった骨の巨人に認められ大きな門を通った俺と呪いを受けた少女。
門の先にはかなり広い空間が広がっていた。
小さな村が入りそうなくらいだ。
その中心に一つ、宝箱が置いてある。
明らかな罠。
だがもしこの宝箱に癒しの薬草が入っていたらと思うとその宝箱へ足が向く。
少女のためにという気持ちからだろう。
だが十分に警戒は怠らない。
『探知』
周囲を探る魔法で宝箱を探るがモンスターなどの反応もなし。
その周囲にも同じくモンスターの反応はしない。
これなら大丈夫かと少し警戒を解く。
「まあ、何があっても大丈夫か!」
俺は軽い気持ちで宝箱へと近づいていく。
そして、後一歩で宝箱と言うところで目の前にあった宝箱が消えて部屋が赤く光り出す。
「一体何が!」
「ひぃ~~~~~~~」
小さな悲鳴を上げながら俺の足にしがみつく少女。
そして、地面の中から次々にスケルトンが湧いて出てくる。
その数は異常、その一言に尽きる。
既に百体は超えているが未だに増え続けている。
「おいおい、一体何体まで増えるんだよ~!」
少し泣き言を叫びたくなる。
しかも今回のスケルトンはダンジョンの入ってから戦闘を行ったのとは全く別個体。
剣を持つものや、、盾に弓、杖を持つやつもいる。
いわゆる上位種と呼ばれる種類のモンスターだろう。
それが故に、戦闘方法も普通のスケルトンものとは戦い方も違ってくる。
そして、やっとスケルトンが出てくるのが止まり探知を使い数を調べてみるとその数調べてみると、おおよそ千体。
そしてこの部屋の中に余裕で収まっているのにもびっくりだ。
「おえ~~~~」
嫌になるよこのダンジョン。
「フレイア行くぞ!」
火の精霊王の力を使うことに。
俺の使役する精霊王の中でもっとも攻撃力の高い魔法を放てるのがこのフレイアである。
だがなかなか扱いずらく、じゃじゃ馬。
「別にいいけどさ~」
などと言って俺に対してはかなり冷たい。
他の精霊王たちとは普通に話ているのになぜの俺にだけと思こともちょくちょく。
だが、取り合えずに力を貸してくれるようだ。
俺たちを取り囲むスケルトンたち。
後方にいる杖を持つスケルトンより大量の魔法が俺たちに向かって飛んでくる。
だがそれを、
「フレイムウォール」
俺と少女を覆う火のシールドを張る。
ドッカン! ドッカン!
俺の張った火のシールドによって防がれる魔法。
それに対して何も反応を示さずに、背を向けた俺の隙をつこうと前衛の剣を持つスケルトンが向かってくる。
それはそれに対して、
「フレイムフィールド」
俺と少女を囲むようにして炎を展開。
それにより最前列にいたスケルトンたちは消滅。
だが数体減った程度では何も変わらない。
こちらの隙を伺っているスケルトンたち。
目はないが俺たちのことをにらんでいるようにも見て取れる。
「なら、これでも試してみるか、爆炎神!」
火の上級魔法を使い火の神の化身を二体呼び出す。
呼び出した化身は爆撃系の能力を持ち、属性系の召喚魔法の中では最高峰とも呼ばれ使える者など、この世界に指で数えられるほどしかいないかもしれない。
「暴れろ」
俺は一言化身に命令を出す。
それにより動き出す化身二体。
次々に姿を消すスケルトンたち。
盾を持つスケルトンはどうにか化身の爆撃魔法を防ごうとするも威力が高すぎて盾ごとスケルトンを吹き飛ばし倒して行く。
「さすがに化身だけに戦わせとくわけにいかないよな」
俺も俺で、火魔法を使いスケルトンたちを倒して行く。
手も足も出ないスケルトンたち。
そして気が付くと千体もいたスケルトンたちは十体ほどにまで数を減らしていた。
「お兄さん凄すぎます! 天才です」
少女の声。
だが、その声に俺は反応出来なかった。
ある程度スケルトンの数が減ったところで化身は消滅。
そこからも俺の魔法で倒して行ったのだが、今かなりのやばめの気配が一つ、この部屋に生まれようとしている。
(おいおい、ここにいるスケルトンを倒したら最後じゃないのかよ)
心の中で愚痴を呟くも戦闘体勢に、先ほどよりも集中力を上げる。
「俺の後ろにいてね」
一言だけ少女に声を掛ける。
そして俺たちの目の前に現れたのは骨の巨大狼であった。
「ワォーーーーーーーーーーーン!」
遠吠え、それにより少女は体を縮こまらせて恐怖に体を震わせている。
精霊王たちのおかげで恐怖耐性を与えられている俺にとっては何の効果もない。
俺は少女に恐怖耐性を付与して頭を撫でてやる。
「もう怖くないから安心して」
それによって体の震えは止まり俺の背後に隠れる。
これで一安心。
俺は、身体強化をフルでかけて剣を片手に握る。
先に動きを見せるの骨の巨大狼、前足を使ってひっかき攻撃。
それを軽く避けて一撃、前足を砕く。
それにより一瞬体勢を崩すがこのダンジョンの効果で一瞬で治りなんもなかったかのようにぴんぴんしている。
「まじかよ」
普通今の一撃と次に決める一撃で終わりなのだが、本当に面倒なダンジョンだ!
俺は、動きを止めるために、
「アイスフィールド」
正面の地面を凍らして骨の巨大狼の足を止める。
凍り付いた足を必死で解こうとするがびくともしない。
「こんなものか」
骨の巨大狼の背後に回り込み首の骨に一撃を与えて砕く。
骨系のモンスターの弱点を疲れれば一撃で倒すことが出来る。あの門番でもない限り復活などありえないだろう。
首の骨を砕かれた骨の巨大狼はびくともしなくなり消滅した。
その後も復活する様子もなく無事に討伐終了となった。
そして、部屋の中に残るは数体のスケルトン。
残党は瞬殺。
「終わったー!」
さすがにこれだけの数のモンスターとの戦闘は骨が折れる。骨だけにってね。
なんて冗談を言いつつ俺は戦利品であるアイテムを回収する。
いつもなら空間魔法を使い一瞬で回収しているが今回は数が数だけにそうもいかず二十分ほどかけてしまった。
「よっし、これで収集も完了だ」
俺は、戦利品を見て当分の間は余裕で生活出来るなどと考えていた。
「お兄さんどこも怪我無いですか?」
「ないよ。この程度のモンスターがいくら出てこようと俺にかかれば朝飯前さ!」
「かっこいいです」
「そうか?」
「はい!」
照れるじゃないか。
少し勘違いしかけたぞ。
などとやり取りをしながここで一旦休憩を入れることにした。
門の先にはかなり広い空間が広がっていた。
小さな村が入りそうなくらいだ。
その中心に一つ、宝箱が置いてある。
明らかな罠。
だがもしこの宝箱に癒しの薬草が入っていたらと思うとその宝箱へ足が向く。
少女のためにという気持ちからだろう。
だが十分に警戒は怠らない。
『探知』
周囲を探る魔法で宝箱を探るがモンスターなどの反応もなし。
その周囲にも同じくモンスターの反応はしない。
これなら大丈夫かと少し警戒を解く。
「まあ、何があっても大丈夫か!」
俺は軽い気持ちで宝箱へと近づいていく。
そして、後一歩で宝箱と言うところで目の前にあった宝箱が消えて部屋が赤く光り出す。
「一体何が!」
「ひぃ~~~~~~~」
小さな悲鳴を上げながら俺の足にしがみつく少女。
そして、地面の中から次々にスケルトンが湧いて出てくる。
その数は異常、その一言に尽きる。
既に百体は超えているが未だに増え続けている。
「おいおい、一体何体まで増えるんだよ~!」
少し泣き言を叫びたくなる。
しかも今回のスケルトンはダンジョンの入ってから戦闘を行ったのとは全く別個体。
剣を持つものや、、盾に弓、杖を持つやつもいる。
いわゆる上位種と呼ばれる種類のモンスターだろう。
それが故に、戦闘方法も普通のスケルトンものとは戦い方も違ってくる。
そして、やっとスケルトンが出てくるのが止まり探知を使い数を調べてみるとその数調べてみると、おおよそ千体。
そしてこの部屋の中に余裕で収まっているのにもびっくりだ。
「おえ~~~~」
嫌になるよこのダンジョン。
「フレイア行くぞ!」
火の精霊王の力を使うことに。
俺の使役する精霊王の中でもっとも攻撃力の高い魔法を放てるのがこのフレイアである。
だがなかなか扱いずらく、じゃじゃ馬。
「別にいいけどさ~」
などと言って俺に対してはかなり冷たい。
他の精霊王たちとは普通に話ているのになぜの俺にだけと思こともちょくちょく。
だが、取り合えずに力を貸してくれるようだ。
俺たちを取り囲むスケルトンたち。
後方にいる杖を持つスケルトンより大量の魔法が俺たちに向かって飛んでくる。
だがそれを、
「フレイムウォール」
俺と少女を覆う火のシールドを張る。
ドッカン! ドッカン!
俺の張った火のシールドによって防がれる魔法。
それに対して何も反応を示さずに、背を向けた俺の隙をつこうと前衛の剣を持つスケルトンが向かってくる。
それはそれに対して、
「フレイムフィールド」
俺と少女を囲むようにして炎を展開。
それにより最前列にいたスケルトンたちは消滅。
だが数体減った程度では何も変わらない。
こちらの隙を伺っているスケルトンたち。
目はないが俺たちのことをにらんでいるようにも見て取れる。
「なら、これでも試してみるか、爆炎神!」
火の上級魔法を使い火の神の化身を二体呼び出す。
呼び出した化身は爆撃系の能力を持ち、属性系の召喚魔法の中では最高峰とも呼ばれ使える者など、この世界に指で数えられるほどしかいないかもしれない。
「暴れろ」
俺は一言化身に命令を出す。
それにより動き出す化身二体。
次々に姿を消すスケルトンたち。
盾を持つスケルトンはどうにか化身の爆撃魔法を防ごうとするも威力が高すぎて盾ごとスケルトンを吹き飛ばし倒して行く。
「さすがに化身だけに戦わせとくわけにいかないよな」
俺も俺で、火魔法を使いスケルトンたちを倒して行く。
手も足も出ないスケルトンたち。
そして気が付くと千体もいたスケルトンたちは十体ほどにまで数を減らしていた。
「お兄さん凄すぎます! 天才です」
少女の声。
だが、その声に俺は反応出来なかった。
ある程度スケルトンの数が減ったところで化身は消滅。
そこからも俺の魔法で倒して行ったのだが、今かなりのやばめの気配が一つ、この部屋に生まれようとしている。
(おいおい、ここにいるスケルトンを倒したら最後じゃないのかよ)
心の中で愚痴を呟くも戦闘体勢に、先ほどよりも集中力を上げる。
「俺の後ろにいてね」
一言だけ少女に声を掛ける。
そして俺たちの目の前に現れたのは骨の巨大狼であった。
「ワォーーーーーーーーーーーン!」
遠吠え、それにより少女は体を縮こまらせて恐怖に体を震わせている。
精霊王たちのおかげで恐怖耐性を与えられている俺にとっては何の効果もない。
俺は少女に恐怖耐性を付与して頭を撫でてやる。
「もう怖くないから安心して」
それによって体の震えは止まり俺の背後に隠れる。
これで一安心。
俺は、身体強化をフルでかけて剣を片手に握る。
先に動きを見せるの骨の巨大狼、前足を使ってひっかき攻撃。
それを軽く避けて一撃、前足を砕く。
それにより一瞬体勢を崩すがこのダンジョンの効果で一瞬で治りなんもなかったかのようにぴんぴんしている。
「まじかよ」
普通今の一撃と次に決める一撃で終わりなのだが、本当に面倒なダンジョンだ!
俺は、動きを止めるために、
「アイスフィールド」
正面の地面を凍らして骨の巨大狼の足を止める。
凍り付いた足を必死で解こうとするがびくともしない。
「こんなものか」
骨の巨大狼の背後に回り込み首の骨に一撃を与えて砕く。
骨系のモンスターの弱点を疲れれば一撃で倒すことが出来る。あの門番でもない限り復活などありえないだろう。
首の骨を砕かれた骨の巨大狼はびくともしなくなり消滅した。
その後も復活する様子もなく無事に討伐終了となった。
そして、部屋の中に残るは数体のスケルトン。
残党は瞬殺。
「終わったー!」
さすがにこれだけの数のモンスターとの戦闘は骨が折れる。骨だけにってね。
なんて冗談を言いつつ俺は戦利品であるアイテムを回収する。
いつもなら空間魔法を使い一瞬で回収しているが今回は数が数だけにそうもいかず二十分ほどかけてしまった。
「よっし、これで収集も完了だ」
俺は、戦利品を見て当分の間は余裕で生活出来るなどと考えていた。
「お兄さんどこも怪我無いですか?」
「ないよ。この程度のモンスターがいくら出てこようと俺にかかれば朝飯前さ!」
「かっこいいです」
「そうか?」
「はい!」
照れるじゃないか。
少し勘違いしかけたぞ。
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