おっさんの異世界生活は無理がある。
第83話
眼鏡美人に挨拶されて軽く戸惑っていると、マホが俺の背後から顔を出して元気な声で挨拶を返した。
「おはようございます!今日はよろしくお願いしますね!」
その声を聞いてハッと意識を戻した俺は、平常心を保ちつつ会釈をして馬車に乗り込んだ・・・へぇ、結構広いし暖房もしっかりしてるみたいだな。とりあえず荷物は奥の方に置いて・・・美人さんの斜め向かい側に座るとするか・・・うん。
俺のすぐ後にロイドとソフィも入ってきて奥の方に荷物を置くと、それぞれ空いている席に座った。それから少し後、馬車が発進し始めると美人さんが姿勢正しく俺達に向かって微笑みかけてきた!
「どうも初めまして。『フラウ・レジアント』です。」
「あぁどうも、九条透です。そして一緒に乗って来たのが・・・」
「初めまして、マホと言います!どうもよろしくお願いしますね!」
「えぇ、よろしくお願いしますね。マホさん。」
「私はロイド・ウィスリム。以後お見知りおき、素敵なお姉さん。」
「あら、ありがとうございますロイドさん。」
「ソフィ・オーリア。よろしく。」
「ソフィさんですね。よろしくお願いします。」
俺は皆が自己紹介をしている最中ずっとフラウさんの事を眺めていた・・・うん、喋り方はおっとりしているけど何か色気を感じるし、笑い方が上品で素敵だな!
それに灰茶色の髪は綺麗なストレートだけど毛先だけゆるふわなのが良いね!
後、眼鏡も似合ってるけど素顔も美人なんだろうな・・・でも、それ以外にも
フラウさんの魅力がバッチリと丸わかりな場所が存在している・・・それはやっぱりあの凄い胸だよな!厚手のローブを羽織ってるのにそれでも分かるあの大きさ!
いやぁ感動だな!こんな素晴らしい物を間近で見られるなんて!生きてて良かっ
「ふんっ!」
「ぐふっ!い、いきなり何しやがるマホ・・・!」
「おじさん、目線の先がバレバレです。セクハラですよ。」
「・・・え?」
マホの言葉にハッとして周囲を見渡してみると、ロイドはやれやれと言った感じで俺の事を見ていて、ソフィは無表情のままジッと俺の事を見つめていた・・・そしてフラウさんはと言うと・・・・
「あ、あはは・・・すみません、お見苦しい物をお見せしてしまって・・・」
胸を両腕で隠して恥ずかしそうに身を縮めて苦笑いを浮かべていた・・・うん、
分かってる。こんな時にやる行動は1つしかないよね!俺はバッと立ち上がると
フラウさんに向かって土下座をして精一杯の謝罪をする!謝るならこれしかない!
「本当にすみませんでしたっ!チラ見ならバレないだろうなとか思ってすみません!あまりにも魅力的だったので目を奪われていましたすみません!何か気持ちよさそうだなとか思ってすみませんでした!許してくださいお願いします!」
「許します!許しますから大きな声でそんな事言わないでください!聞いてるこっちが恥ずかしいですから!」
「は、恥ずかしい?もしかして俺はまた不快な思いをさせてしまいましたか!?
すみませんすみません!その美しくも可愛らしい顔を羞恥で染め上げてしまって本当にすみませんでした!」
「あの、お願いですから話しを聞いてください!」
それからも必死に謝った結果、心優しいフラウさんは俺の事を許してくれた!
感謝を胸に抱きながら頭を下げて席に座った俺は、大きく安堵のため息を吐いた。
「ふぅ、良かったぁ・・・・ん、どうしたんだマホ?俺の顔に何かついてるか?」
「いえ・・・よくもまぁあんな恥ずかしい事を大声で言えたなぁーと思って・・・」
「え、恥ずかしい事?・・・俺、何言ってた?」
「え、覚えてないですか?あんだけ大声で謝ってたのに?」
「あ、あぁ・・・チラ見しているのがバレてそれを自覚した瞬間、罪悪感とか色んな物に押しつぶされてな。そっから謝ろうって思った所までは記憶があるんだが、その先がいまいちうろ覚えと言うか・・・」
あまりの情けなさにどんどん声が小さくなっていく俺を見て、マホがこれみよがしにため息を吐いた・・・けっこう傷つくんだが・・・
「はぁ・・・おじさんは本当にクソザコメンタルですね。それしきの事で心が折れるなら最初から見ない様にしなきゃダメじゃないですか。フラウさんにも失礼ですからね。」
「いや、本当におっしゃる通りです・・・・で、結局俺は何て謝ってたんだ?」
「はいはい今教えますよ。えっとですね、さっき謝っていた内容は」
「や、止めてくださいマホさん!お願いですから!もう一度聞くなんて恥ずかしくて耐えられませんから!」
その後、フラウさんの説得によりマホは俺がどんな事を言っていたのか話すのを
止めてしまった・・・いや、そんな慌てられると物凄い不安なんですけど・・・!
俺は一体、どんな事を言って謝ったって言うんだ?!
「おはようございます!今日はよろしくお願いしますね!」
その声を聞いてハッと意識を戻した俺は、平常心を保ちつつ会釈をして馬車に乗り込んだ・・・へぇ、結構広いし暖房もしっかりしてるみたいだな。とりあえず荷物は奥の方に置いて・・・美人さんの斜め向かい側に座るとするか・・・うん。
俺のすぐ後にロイドとソフィも入ってきて奥の方に荷物を置くと、それぞれ空いている席に座った。それから少し後、馬車が発進し始めると美人さんが姿勢正しく俺達に向かって微笑みかけてきた!
「どうも初めまして。『フラウ・レジアント』です。」
「あぁどうも、九条透です。そして一緒に乗って来たのが・・・」
「初めまして、マホと言います!どうもよろしくお願いしますね!」
「えぇ、よろしくお願いしますね。マホさん。」
「私はロイド・ウィスリム。以後お見知りおき、素敵なお姉さん。」
「あら、ありがとうございますロイドさん。」
「ソフィ・オーリア。よろしく。」
「ソフィさんですね。よろしくお願いします。」
俺は皆が自己紹介をしている最中ずっとフラウさんの事を眺めていた・・・うん、喋り方はおっとりしているけど何か色気を感じるし、笑い方が上品で素敵だな!
それに灰茶色の髪は綺麗なストレートだけど毛先だけゆるふわなのが良いね!
後、眼鏡も似合ってるけど素顔も美人なんだろうな・・・でも、それ以外にも
フラウさんの魅力がバッチリと丸わかりな場所が存在している・・・それはやっぱりあの凄い胸だよな!厚手のローブを羽織ってるのにそれでも分かるあの大きさ!
いやぁ感動だな!こんな素晴らしい物を間近で見られるなんて!生きてて良かっ
「ふんっ!」
「ぐふっ!い、いきなり何しやがるマホ・・・!」
「おじさん、目線の先がバレバレです。セクハラですよ。」
「・・・え?」
マホの言葉にハッとして周囲を見渡してみると、ロイドはやれやれと言った感じで俺の事を見ていて、ソフィは無表情のままジッと俺の事を見つめていた・・・そしてフラウさんはと言うと・・・・
「あ、あはは・・・すみません、お見苦しい物をお見せしてしまって・・・」
胸を両腕で隠して恥ずかしそうに身を縮めて苦笑いを浮かべていた・・・うん、
分かってる。こんな時にやる行動は1つしかないよね!俺はバッと立ち上がると
フラウさんに向かって土下座をして精一杯の謝罪をする!謝るならこれしかない!
「本当にすみませんでしたっ!チラ見ならバレないだろうなとか思ってすみません!あまりにも魅力的だったので目を奪われていましたすみません!何か気持ちよさそうだなとか思ってすみませんでした!許してくださいお願いします!」
「許します!許しますから大きな声でそんな事言わないでください!聞いてるこっちが恥ずかしいですから!」
「は、恥ずかしい?もしかして俺はまた不快な思いをさせてしまいましたか!?
すみませんすみません!その美しくも可愛らしい顔を羞恥で染め上げてしまって本当にすみませんでした!」
「あの、お願いですから話しを聞いてください!」
それからも必死に謝った結果、心優しいフラウさんは俺の事を許してくれた!
感謝を胸に抱きながら頭を下げて席に座った俺は、大きく安堵のため息を吐いた。
「ふぅ、良かったぁ・・・・ん、どうしたんだマホ?俺の顔に何かついてるか?」
「いえ・・・よくもまぁあんな恥ずかしい事を大声で言えたなぁーと思って・・・」
「え、恥ずかしい事?・・・俺、何言ってた?」
「え、覚えてないですか?あんだけ大声で謝ってたのに?」
「あ、あぁ・・・チラ見しているのがバレてそれを自覚した瞬間、罪悪感とか色んな物に押しつぶされてな。そっから謝ろうって思った所までは記憶があるんだが、その先がいまいちうろ覚えと言うか・・・」
あまりの情けなさにどんどん声が小さくなっていく俺を見て、マホがこれみよがしにため息を吐いた・・・けっこう傷つくんだが・・・
「はぁ・・・おじさんは本当にクソザコメンタルですね。それしきの事で心が折れるなら最初から見ない様にしなきゃダメじゃないですか。フラウさんにも失礼ですからね。」
「いや、本当におっしゃる通りです・・・・で、結局俺は何て謝ってたんだ?」
「はいはい今教えますよ。えっとですね、さっき謝っていた内容は」
「や、止めてくださいマホさん!お願いですから!もう一度聞くなんて恥ずかしくて耐えられませんから!」
その後、フラウさんの説得によりマホは俺がどんな事を言っていたのか話すのを
止めてしまった・・・いや、そんな慌てられると物凄い不安なんですけど・・・!
俺は一体、どんな事を言って謝ったって言うんだ?!
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