錬金令嬢は幸せになりたい!
錬金術師クリス・アーメント
「え~と、確か此処に······」
私、クリス・アーメントは山の中を歩いていた。
主に木の根本を中心にある物を探していた。
「う~ん、前来た時は見つかったんだけどなぁ······、アレが無いとポーションが出来ないんだよねぇ」
大声で独り言を言いながら歩く私は端から見ればおかしな人に見られるだろう。
しかし、そんな他人の目なんて気にしない。
何せこの山は私が買い取った所有物なのだから。
勿論人なんていないし私の許可無く立ち入る事も出来ない。
そもそも辺境にあるから人が来ない。
だから、全然大丈夫なのだ。
「あっ、あった!」
私は漸く目的の薬草を見つけて背中に背負っている籠の中に入れていく。
「これだけあれば上質のポーションができるわ♪」
私は疲れなんか気にせずスキップしながら山の中にある自宅へと戻った。
「さて、始めますか」
自宅に帰って来た私は早速作業に取りかかる事にした。
錬金術用の大釜の中に水を入れて火をかける。
グツグツと沸いた所に採ってきた薬草を始めとした材料を投入、ゆっくりとかき混ぜて色が変化してきたら完成だ。
「今回の出来はどうかな~、『鑑定』」
出来上がったポーションをスキルの1つである鑑定で見てみた。
「やった! 上ポーションだっ! これは高く売れるわ♪」
ポーションは成功したのでガッツポーズをした。
私はすぐに出来上がったポーションを小瓶に積めた。
「全部で100杯かぁ、ギルド長喜ぶだろうなぁ」
木箱にポーションを入れて床に設置してある魔方陣の真ん中に置いて転送した。
これで今日の仕事は終わりだ。
こんな日々をもう3年位続けている。
「今頃は王都では学院の卒業式が行われているのよねぇ······」
窓から見る青空を見ながら呟いた。
クリス・アーメント18歳、錬金術師としての顔を持ちエタナル王国のアーメント公爵家の令嬢としての顔も持っている。
そんな私が何故山奥で暮らしているのか。
それには深い訳があるのだ。
私、クリス・アーメントは山の中を歩いていた。
主に木の根本を中心にある物を探していた。
「う~ん、前来た時は見つかったんだけどなぁ······、アレが無いとポーションが出来ないんだよねぇ」
大声で独り言を言いながら歩く私は端から見ればおかしな人に見られるだろう。
しかし、そんな他人の目なんて気にしない。
何せこの山は私が買い取った所有物なのだから。
勿論人なんていないし私の許可無く立ち入る事も出来ない。
そもそも辺境にあるから人が来ない。
だから、全然大丈夫なのだ。
「あっ、あった!」
私は漸く目的の薬草を見つけて背中に背負っている籠の中に入れていく。
「これだけあれば上質のポーションができるわ♪」
私は疲れなんか気にせずスキップしながら山の中にある自宅へと戻った。
「さて、始めますか」
自宅に帰って来た私は早速作業に取りかかる事にした。
錬金術用の大釜の中に水を入れて火をかける。
グツグツと沸いた所に採ってきた薬草を始めとした材料を投入、ゆっくりとかき混ぜて色が変化してきたら完成だ。
「今回の出来はどうかな~、『鑑定』」
出来上がったポーションをスキルの1つである鑑定で見てみた。
「やった! 上ポーションだっ! これは高く売れるわ♪」
ポーションは成功したのでガッツポーズをした。
私はすぐに出来上がったポーションを小瓶に積めた。
「全部で100杯かぁ、ギルド長喜ぶだろうなぁ」
木箱にポーションを入れて床に設置してある魔方陣の真ん中に置いて転送した。
これで今日の仕事は終わりだ。
こんな日々をもう3年位続けている。
「今頃は王都では学院の卒業式が行われているのよねぇ······」
窓から見る青空を見ながら呟いた。
クリス・アーメント18歳、錬金術師としての顔を持ちエタナル王国のアーメント公爵家の令嬢としての顔も持っている。
そんな私が何故山奥で暮らしているのか。
それには深い訳があるのだ。
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