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あらすじ
※※※これは追放系ではなく、魔王軍にスカウトされて出ていく話です※※※
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タンクは、冷遇されていた。
敵の注意を引き付け、攻撃の殆どを自分に向けるよう仕向ける防御職、タンク。
過去には、タンク一人が入れば状況を変えるとまで言われるほどの職であった。
が……時代は移り変わり、攻撃こそが最大の防御と呼ばれるようになったため、タンクという職が冷遇されるようになった。
だがレト・タンカーは、どんなに足蹴にされようと、どんなに冷遇されようと、タンクを見放さなかった。
そして──その日は、突然訪れた。
「第五代魔王メネットと申します。レト・タンカーさん、貴方をスカウトに参りました」
は? スカウト? 誰が魔王の手下に──。
「衣食住完備、完全週休二日制、初日から有給二〇日付与、月収五〇万ゴールド、賞与あり。更に──あなたの欲している弟子をお付けします」
「行きましょう」
これは、タンクに生き、タンクの為に死ぬと豪語しているタンク馬鹿の、タンク復興物語である。
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