パーティーを追放された俺は、隠しスキル《縁下》で世界最強のギルドを作る
第22話 最奥の化け物
リエンの方の十八禁光景は無視するとして、ゴーレムを詳しく確認してみるか。
「レアナ、こいつら魔法も効いてなかったが、アダマント鉱石にはそんな効果もあるのか?」
「ちょっと待って。……いえ、アダマント鉱石は、ただ硬い鉱石みたい。魔法が効かなかったのは、コアに仕掛けられてる魔法障壁のせいね。こっちも、全部の魔法を無効化する効果があるみたいよ」
レアナが《鑑定眼》で確認した内容を教えてくれた。
おっかねぇな……なんてゴーレムを作ってるんだ。リエンが気付いてくれなきゃ、今頃こいつらに全滅させられてる所だぞ。
「……恐らくだけど、こいつらは警備用のゴーレムね。不用意にこの館の物に触ったから、泥棒だと思ってゴーレムが作動したのよ」
「侵入時に作動しなかったのは、ここがダンジョンだからか?」
「そうね。ダンジョンは侵入されるのが常だから、その時は作動しないようになってるのかも」
Sランクダンジョンだと警戒させ、何もないと安心させる。そこで珍しいアイテムに触らせ、警報を鳴らし、慌てふためいてる所を一網打尽か……いやらしい事を考えるな。
「まだゴーレムが来るかもしれないわ。注意しましょう」
確かに、これだけで終わるとは思えない。もしかしたら、別のゴーレムがここに向かってるかもしれないしな……早急に進んだ方が良さそうだ。
「分かった。おいリエン、行くぞ」
「こ、これは獅子龍のたてがみ……!? どゅへへ」
「……おいリエン」
「へへ……へ? あ、はい。行きましょう行きましょう」
こいつ、絶対今の話聞いてなかったな。
「リエン。珍しいのは分かるが、俺達の目的は最奥だ。それまで我慢しろ」
「え〜。ちょっとくらい……」
「終わったら、好きな物持って行っていいから」
「さあ行きましょうみなさん! 最奥の扉はこの先です!」
……本当、現金な奴だな。
何となくレアナと顔を見合わせると、互いに苦笑いを浮かべた。
──────────
どうやらこのダンジョンのトラップは、人じゃない物には反応しないらしい。それをシノビは罠探知で場所を特定し、罠解除でその全てを無効化している。
更に、シノビとの視界を共有しているリエンが、ゆく先々で待ち構えているゴーレムを見つけては、それに鉢合わないように迂回して進む。
必要最低限、どうしても戦う必要がある場合は、蟲王ゴーレムを相手にして無理なく倒していく。
おかげで俺達の方の損害は、最初に戦ったゴーレムの時に十三体失っただけ。残ってるのは俺、レアナ、リエン、それとアンデッドが百十二体。これが今の戦力だ。
「大洋館も、まさかこんな風に攻略されるとは思わなかっただろうな」
「罠解除が出来るのは、罠に精通する職だけだものね。トラップ師、猟師が有名だけど、どっちもレベルが上がりづらい上に魔物との戦闘では役に立たないから、どうしてもSランクダンジョンには連れて行けないもの」
やっぱり、リエンの戦力は温存してよかった。もし守護森林で戦力を削られてたら、こんな簡単に進むことが出来てないだろうからな。
「……見えて来ました。あれが最奥の扉です」
リエンがいつになく真面目な声を出すと、突き当たりに見えた扉を指差した。
道中スルーしてきた扉と同じように、木で出来た小さな扉。だがその奥から漏れでる黒いオーラは、この館全体から漂う雰囲気とは一線を画しているように感じる。
「リエン。今のうちに、全員に補助魔法を掛けておいてくれ。今回は多分、素のままじゃキツそうだ」
「はい」
リエンのアンデッドマジシャンに、攻撃力アップ、魔法攻撃力アップ、防御力アップ、魔法防御力アップ、素早さアップなどの補助魔法を掛けてもらった。
この嫌な感じ、蟲王ゴーレムの比じゃない……全力で行かなきゃ、全員死ぬ。そう思わせられる程のオーラだ。
「先頭を俺。次にレアナ、アンデッド軍だ。リエンは絶対エタの側を離れないこと。エタがいれば、リエンに攻撃が届くことはないからな」
「了解よ」
「承知しました」
「よし……GO!」
廊下を駆け抜け、突き当たりの扉を体当たりで開ける。
瞬間、俺の体を真上からの圧が押し潰した。
「がっ……!?」
なん、だこれ……!?
目だけを動かして上を見る。だが、俺を押し潰してるのは何もない。ただの知らない天井だけが見える。
「アンデッドマジシャン! 魔法遮断障壁!」
十体のアンデッドマジシャンから半球状の結界が貼られ、俺を押し付けていた圧が消えた。
「ジオウ、大丈夫!?」
「かはっ! はっ、はっ、はっ……クソッ、何だこの魔法……!」
「分からない。だけど、あいつの仕業みたいよ」
あいつ?
レアナの向いている方を向くと、魔法遮断障壁の外側に、巨大な何かがいた。
ゴーレムと同じく、体全体をアダマント鉱石で覆っている百足のような体。全長は二〇メートルくらいだろうか。
それと、まるで人間の骨のような形の、異様に長い腕。
無表情の女性のような仮面と、仮面の下から覗かせる無数の鋭い牙。
簡単に言えば、全長二〇メートル人面百足、と言ったところか。
「……きもっちわるっ」
「あれは私も嫌悪感を覚えるわ……というか生理的に無理」
「私も、あんな生物の死骸があってもときめきませんね……むしろ燃やし尽くします」
分かるぞその気持ち。あれが仲間になりたそうにこっちを見てても、間違いなく拒否する。
人面百足が真上から俺達を覗き見る。
『……出て、いって……私達の家から……出て、イケェ!』
「っ! アンデッドマジシャン! 出力最大!」
リエンの指示で結界が分厚くなる。
それでも、結界がミシミシと音を立てはじめた。
「レアナ、今のうちに鑑定だ!」
「もうやってるわ!」
よしっ、なら俺は……!
「リエン! 俺をあいつの真上に飛ばせ!」
「えっ!? わ、分かりました!」
エタの時空間魔法で、結界から人面百足の真上まで瞬間移動した。
思った通り、こいつの真上は魔法の効力がない。恐らくピンポイントで、レアナ達のいる場所に魔法を掛けてるんだろう。
何の魔法かは知らないが、喰らわなければ良いだけの話だ。
だが、こうデカくてうねうね動かれると、コアを探すなんて……!
「ジオウさん!」
「っ!」
リエンがギリギリで物理遮断障壁と魔法遮断障壁を貼るが、思い切り殴られて壁まで吹き飛ばされた。
あっぶねぇ。あともう少し遅かったら、直撃だった……完全に死角にいたつもりだったが、もしかして俺のいた場所を感知したのか?
「助かった、リエン! 俺の方は大丈夫だ!」
「無茶しないでくださいね!」
「ああ!」
全速力で人面百足の背後に回ろうと走るが、ぐるんと仮面が俺の方を向いた。
「っ、こちらの魔法が切れました! 攻撃を仕掛けます!」
「あーもー! まだ鑑定終わってないのに!」
魔法遮断障壁が解除されると、レアナとアンデッド軍が一斉に人面百足に向かって突っ込む。
『……邪、魔……私達の、家……家……家えええええええええええええええ!!!』
くっ、なんつー馬鹿でかい声だ……!
威嚇とも取れる声に一瞬怯んでしまった。その隙を逃さず、人面百足は体を限界まで捩り、次の瞬間には体を鞭のようにしならせ、暴れ回った。
「速すぎ……!」
俺でも躱すのが精一杯だ……! レアナとリエンは……!?
「このぉ!」
レアナの方を見ると、鞭の嵐のような体当たりを剣捌きで確実に防ぎ切っていた。やっぱSランクとして認められるだけあって、半端じゃないな。
対してリエンは、エタの時空間魔法で攻撃を全て別の場所に飛ばしていた。あっちは心配無さそうだ。
しばらくすると攻撃が止んだ。
ここで攻撃しても全て弾かれる。ゴーレムと同じ構造なら、魔法も効かないだろう。ならコアを探すしかないんだが……どこだ、どこにあるんだ……!?
アンデッド軍も少しずつ攻撃しながら、コアを探す。だが数十体は、さっきの体当たり攻撃で押し潰されたみたいだ。
『……生き、てる……生きて、る……生きてる、生きてる、生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてるるるるるるるるるるるるるるるぁぁぁぁぁあああああ!!!』
「っ! 皆さん、口からレーザーが放出されます! 蟲王ゴーレムと同じ属性です!」
まずいっ、これ以上アンデッド軍を削られる訳には……!
「こんのおおおおおお!」
「レアナ!?」
レアナが人面百足の顎下を思い切り蹴りあげ、連続して剣で斬り付けると、レーザーが天井に向かって放たれた。
……レアナのパワー、えげつな……。
「だが、助かった……」
「まだよ!」
「っ。あ、ああ!」
そうだ、まだ倒してはないんだ……!
『……なん、で……何で……ナンデ……生きてる? 旦那、さま……うそついた? うそついた……旦那様、嘘つき……嘘つき、嘘つき……死なない、死んでない、生きてる……死ねああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!』
くそっ、また威嚇……!
「例の魔法来ます! 魔法遮断障壁!」
っ! あの圧力が掛かる魔法!
「レアナ、直ぐに鑑定を!」
「ええ!」
どこか……どこかに絶対隙があるはずだ……!
見逃すな……絶対、皆でこいつを倒す!
「レアナ、こいつら魔法も効いてなかったが、アダマント鉱石にはそんな効果もあるのか?」
「ちょっと待って。……いえ、アダマント鉱石は、ただ硬い鉱石みたい。魔法が効かなかったのは、コアに仕掛けられてる魔法障壁のせいね。こっちも、全部の魔法を無効化する効果があるみたいよ」
レアナが《鑑定眼》で確認した内容を教えてくれた。
おっかねぇな……なんてゴーレムを作ってるんだ。リエンが気付いてくれなきゃ、今頃こいつらに全滅させられてる所だぞ。
「……恐らくだけど、こいつらは警備用のゴーレムね。不用意にこの館の物に触ったから、泥棒だと思ってゴーレムが作動したのよ」
「侵入時に作動しなかったのは、ここがダンジョンだからか?」
「そうね。ダンジョンは侵入されるのが常だから、その時は作動しないようになってるのかも」
Sランクダンジョンだと警戒させ、何もないと安心させる。そこで珍しいアイテムに触らせ、警報を鳴らし、慌てふためいてる所を一網打尽か……いやらしい事を考えるな。
「まだゴーレムが来るかもしれないわ。注意しましょう」
確かに、これだけで終わるとは思えない。もしかしたら、別のゴーレムがここに向かってるかもしれないしな……早急に進んだ方が良さそうだ。
「分かった。おいリエン、行くぞ」
「こ、これは獅子龍のたてがみ……!? どゅへへ」
「……おいリエン」
「へへ……へ? あ、はい。行きましょう行きましょう」
こいつ、絶対今の話聞いてなかったな。
「リエン。珍しいのは分かるが、俺達の目的は最奥だ。それまで我慢しろ」
「え〜。ちょっとくらい……」
「終わったら、好きな物持って行っていいから」
「さあ行きましょうみなさん! 最奥の扉はこの先です!」
……本当、現金な奴だな。
何となくレアナと顔を見合わせると、互いに苦笑いを浮かべた。
──────────
どうやらこのダンジョンのトラップは、人じゃない物には反応しないらしい。それをシノビは罠探知で場所を特定し、罠解除でその全てを無効化している。
更に、シノビとの視界を共有しているリエンが、ゆく先々で待ち構えているゴーレムを見つけては、それに鉢合わないように迂回して進む。
必要最低限、どうしても戦う必要がある場合は、蟲王ゴーレムを相手にして無理なく倒していく。
おかげで俺達の方の損害は、最初に戦ったゴーレムの時に十三体失っただけ。残ってるのは俺、レアナ、リエン、それとアンデッドが百十二体。これが今の戦力だ。
「大洋館も、まさかこんな風に攻略されるとは思わなかっただろうな」
「罠解除が出来るのは、罠に精通する職だけだものね。トラップ師、猟師が有名だけど、どっちもレベルが上がりづらい上に魔物との戦闘では役に立たないから、どうしてもSランクダンジョンには連れて行けないもの」
やっぱり、リエンの戦力は温存してよかった。もし守護森林で戦力を削られてたら、こんな簡単に進むことが出来てないだろうからな。
「……見えて来ました。あれが最奥の扉です」
リエンがいつになく真面目な声を出すと、突き当たりに見えた扉を指差した。
道中スルーしてきた扉と同じように、木で出来た小さな扉。だがその奥から漏れでる黒いオーラは、この館全体から漂う雰囲気とは一線を画しているように感じる。
「リエン。今のうちに、全員に補助魔法を掛けておいてくれ。今回は多分、素のままじゃキツそうだ」
「はい」
リエンのアンデッドマジシャンに、攻撃力アップ、魔法攻撃力アップ、防御力アップ、魔法防御力アップ、素早さアップなどの補助魔法を掛けてもらった。
この嫌な感じ、蟲王ゴーレムの比じゃない……全力で行かなきゃ、全員死ぬ。そう思わせられる程のオーラだ。
「先頭を俺。次にレアナ、アンデッド軍だ。リエンは絶対エタの側を離れないこと。エタがいれば、リエンに攻撃が届くことはないからな」
「了解よ」
「承知しました」
「よし……GO!」
廊下を駆け抜け、突き当たりの扉を体当たりで開ける。
瞬間、俺の体を真上からの圧が押し潰した。
「がっ……!?」
なん、だこれ……!?
目だけを動かして上を見る。だが、俺を押し潰してるのは何もない。ただの知らない天井だけが見える。
「アンデッドマジシャン! 魔法遮断障壁!」
十体のアンデッドマジシャンから半球状の結界が貼られ、俺を押し付けていた圧が消えた。
「ジオウ、大丈夫!?」
「かはっ! はっ、はっ、はっ……クソッ、何だこの魔法……!」
「分からない。だけど、あいつの仕業みたいよ」
あいつ?
レアナの向いている方を向くと、魔法遮断障壁の外側に、巨大な何かがいた。
ゴーレムと同じく、体全体をアダマント鉱石で覆っている百足のような体。全長は二〇メートルくらいだろうか。
それと、まるで人間の骨のような形の、異様に長い腕。
無表情の女性のような仮面と、仮面の下から覗かせる無数の鋭い牙。
簡単に言えば、全長二〇メートル人面百足、と言ったところか。
「……きもっちわるっ」
「あれは私も嫌悪感を覚えるわ……というか生理的に無理」
「私も、あんな生物の死骸があってもときめきませんね……むしろ燃やし尽くします」
分かるぞその気持ち。あれが仲間になりたそうにこっちを見てても、間違いなく拒否する。
人面百足が真上から俺達を覗き見る。
『……出て、いって……私達の家から……出て、イケェ!』
「っ! アンデッドマジシャン! 出力最大!」
リエンの指示で結界が分厚くなる。
それでも、結界がミシミシと音を立てはじめた。
「レアナ、今のうちに鑑定だ!」
「もうやってるわ!」
よしっ、なら俺は……!
「リエン! 俺をあいつの真上に飛ばせ!」
「えっ!? わ、分かりました!」
エタの時空間魔法で、結界から人面百足の真上まで瞬間移動した。
思った通り、こいつの真上は魔法の効力がない。恐らくピンポイントで、レアナ達のいる場所に魔法を掛けてるんだろう。
何の魔法かは知らないが、喰らわなければ良いだけの話だ。
だが、こうデカくてうねうね動かれると、コアを探すなんて……!
「ジオウさん!」
「っ!」
リエンがギリギリで物理遮断障壁と魔法遮断障壁を貼るが、思い切り殴られて壁まで吹き飛ばされた。
あっぶねぇ。あともう少し遅かったら、直撃だった……完全に死角にいたつもりだったが、もしかして俺のいた場所を感知したのか?
「助かった、リエン! 俺の方は大丈夫だ!」
「無茶しないでくださいね!」
「ああ!」
全速力で人面百足の背後に回ろうと走るが、ぐるんと仮面が俺の方を向いた。
「っ、こちらの魔法が切れました! 攻撃を仕掛けます!」
「あーもー! まだ鑑定終わってないのに!」
魔法遮断障壁が解除されると、レアナとアンデッド軍が一斉に人面百足に向かって突っ込む。
『……邪、魔……私達の、家……家……家えええええええええええええええ!!!』
くっ、なんつー馬鹿でかい声だ……!
威嚇とも取れる声に一瞬怯んでしまった。その隙を逃さず、人面百足は体を限界まで捩り、次の瞬間には体を鞭のようにしならせ、暴れ回った。
「速すぎ……!」
俺でも躱すのが精一杯だ……! レアナとリエンは……!?
「このぉ!」
レアナの方を見ると、鞭の嵐のような体当たりを剣捌きで確実に防ぎ切っていた。やっぱSランクとして認められるだけあって、半端じゃないな。
対してリエンは、エタの時空間魔法で攻撃を全て別の場所に飛ばしていた。あっちは心配無さそうだ。
しばらくすると攻撃が止んだ。
ここで攻撃しても全て弾かれる。ゴーレムと同じ構造なら、魔法も効かないだろう。ならコアを探すしかないんだが……どこだ、どこにあるんだ……!?
アンデッド軍も少しずつ攻撃しながら、コアを探す。だが数十体は、さっきの体当たり攻撃で押し潰されたみたいだ。
『……生き、てる……生きて、る……生きてる、生きてる、生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてる生きてるるるるるるるるるるるるるるるぁぁぁぁぁあああああ!!!』
「っ! 皆さん、口からレーザーが放出されます! 蟲王ゴーレムと同じ属性です!」
まずいっ、これ以上アンデッド軍を削られる訳には……!
「こんのおおおおおお!」
「レアナ!?」
レアナが人面百足の顎下を思い切り蹴りあげ、連続して剣で斬り付けると、レーザーが天井に向かって放たれた。
……レアナのパワー、えげつな……。
「だが、助かった……」
「まだよ!」
「っ。あ、ああ!」
そうだ、まだ倒してはないんだ……!
『……なん、で……何で……ナンデ……生きてる? 旦那、さま……うそついた? うそついた……旦那様、嘘つき……嘘つき、嘘つき……死なない、死んでない、生きてる……死ねああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!』
くそっ、また威嚇……!
「例の魔法来ます! 魔法遮断障壁!」
っ! あの圧力が掛かる魔法!
「レアナ、直ぐに鑑定を!」
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