唯一無二の最強テイマー 〜世界最強の種族をテイム出来るのは俺だけです。俺の力を認めず【門前払い】したのはそっちでしょう。俺を認めてくれる人の所で楽しく過ごすつもりなので、今更戻るつもりはありません。〜
ファンタジー

完結:1話

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唯一無二の最強テイマー 〜世界最強の種族をテイム出来るのは俺だけです。俺の力を認めず【門前払い】したのはそっちでしょう。俺を認めてくれる人の所で楽しく過ごすつもりなので、今更戻るつもりはありません。〜

  • あらすじ

      テイマーという職業は、魔物をテイムし、使い魔として使うことの出来る職業。
      それがテイマー。
      それが、主人公コハクの天職である。
      ただコハクは、普通の魔物をテイムすることが出来ない。
      そのため【無能】のレッテルを貼られ、どこのギルドでも【門前払い】されていた。
     
      しかし彼は、ある特殊な魔物だけテイム出来る特異体質だった。
      強力だがこの世で最も数が少なく、人前には姿を現すことのない幻の種族。
     
      幻獣種《ファンタズマ》。
     
      それが彼のテイム出来る唯一の魔物であり──彼は幻獣種《ファンタズマ》に愛される【聖なる魂】の持ち主だった。
      ターコライズ王国の全てのギルドで【門前払い】を受けたコハクは、他国に移住することを決意する。
      すると、そのことを知ったターコライズ王国に集っていた幻獣種《ファンタズマ》も、コハクについて移住を決意した。
     
     
      神として崇められていた幻獣種《ファンタズマ》も。
      英雄に力を与えていた幻獣種《ファンタズマ》も。
      王国を守護していた幻獣種《ファンタズマ》も。
     
     
      その数、千にも及ぶ幻獣種《ファンタズマ》が一斉にターコライズ王国を離れた。
      そのせいで、経済力も武力も一気に衰退するターコライズ王国。
      しかし彼らは知らない。
      それが1人の少年が移住したことで起こった悲劇であることを。
      少年の力を理解しようとせず、少年を【門前払い】したツケであることを。
      彼らは破滅への道を歩んでいることを……この時はまだ、誰も知らなかった。

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