ディスカウントショップで兄がわたしを18禁コーナーに連れていこうとしています。

雨野美哉(あめの みかな)

「おにーちゃんとえっちした(い)。⑥」

「みかなを、おにーちゃんの彼女にしてください」

わたしは、おにーちゃんにずっとずっと言いたかったことを、ようやく言えました。


おにーちゃんは、わたしの初恋の人でした。

わたしは小学5年生のときから10年間、おにーちゃんにずっと片想い(途中から両想いだったみたいだけど)してきました。

10年間想い続けてきたわたしの気持ちは、どれだけ言葉を紡いでもたりないくらいだったけど(たぶん京極夏彦先生の本よりも分厚くなる)、それはきっとおにーちゃんには言わなくても伝わってるはず。たぶん。
ちょっと伝わってるかどうか怪しい気もしないでもないけど……むしろ怪しいな……深く追及しないでおこ。

ずっとずっと言いたかったことを、やっと言葉にすることができたわたしは、また泣いてしまっていました。

おにーちゃんは、告白をしただけでまた泣いてしまったわたしを優しく抱きしめてくれました。

「ずっと待たせちゃってごめんね」

頭を撫でてくれて、キスをしてくれました。

「10年は……待たせ過ぎ……だよ……」

「ごめんね。
それから、ありがとう。
みかながあんな風にぼくの理性を壊していってくれなかったら、ぼくはたぶん、一生自分の気持ちを隠し続けていたと思うから……隠しきれてなかったみたいだけど」

そして、おにーちゃんも、

「ぼくもずっとずっと、みかなのことが大好きでした。ぼくの方こそお願いします。ぼくの彼女になってください」

わたしにちゃんと告白をしてくれました。

「おにーちゃん……」

わたしは、おにーちゃんのその言葉が本当にうれしくて、また泣いてしまいました。


9月25日、おにーちゃんとわたしは、彼氏彼女になりました。




それから、3日が過ぎた今日、9月28日。

わたしはおにーちゃんと、あるものを買いに電車で名古屋にきていました。


もしかして、今、何で急に3日後? って思った?

この三日間のことは、できれば聞かないでほしいんだけど……言わなきゃだめかな……

えっと、えーっとね、……わかった。言う。

この3日間、わたしとおにーちゃんは、ずっとえっちなことばかりしていました! ごめんなさい!!


あのね、これには深い理由があって……

幼なじみのびっちの佳代ちゃんから教えてもらったんだけど……

女の子ってほとんどの子が、男の子とえっちしてるときに、おちんちんでイッたりしないんだって!

彼氏はとっかえひっかえだし、好みじゃなくても誰とでもすぐに寝ちゃうようなびっちの佳代ちゃんでも、おちんちんが中に入ってるときにイッたことないんだって!

でもねでもね、わたしはイッたの!

おにーちゃんとのはじめてのえっちで!

おにーちゃんのおちんちんで!

そう、ざびえるで!!


ざびえるはね、こっそり定規で図ってみたんだけど、長さは14センチくらい。
これは、日本の成人男性のおちんちんの大体平均くらいみたい。

でも、ざびえるは、長さは普通なんだけど、すごく太いの!!

わたしがいっぱい濡れてても、ざびえるが入ってくるときは、まだすごく痛くて、裂けちゃうんじゃないかってくらい。

だから、おにーちゃんは、ゆっくりゆっくり入ってきてくれるんだけど、それでもやっぱり痛くて……だからね、おにーちゃんはざびえるが奥まで入ったら、わたしが痛くなくなるまで待っててくれるの。

わたしの彼、ちょーやさしいでしょ?
あ、もちろん、言わなくてもちゃんとゴムはつけてくれてるよ?

でも、太いからいいってわけじゃなくて、えっと、なんだったかな、ボルシチじゃなくて……ポルチオ? あそこの奥にある、まーるい形をしたものらしいんだけど、ざびえるが奥まで入ってくると、そこに当たって、すっごく気持ちいいんだぁ……

それから、ざびえるは角度もいいみたい。

よく、開いた手の指を使って、親指が十代、人差し指が二十代、中指が三十代って、おちんちんが大きくなったときの角度を例えたりするでしょ?

おにーちゃんは二十代後半だけど、ざびえるは十代なの!

せいじょーいだと、おにーちゃんが動く度に、ざびえるはわたしのあそこの中の、お腹の方の壁って言ったらいいのかな……そこに当たって、それがすごく気持ちよくて……そのあとポルチオちゃんに当たるの!

それが、わたしは本当に気持ちよくて、気づいたらだいしゅきホールドしてるし、声がいっぱい出ちゃうし……すぐにイッちゃうんだぁ……

おにーちゃんは、わたしのあそこが気持ちよくないわけじゃないでは決してない!みたいなんだけど、ちょっとイキにくいみたいで(ひとりで、手でしすぎたみたい)、わたしがイク前にひとりでイッたりとかは絶対なくて……

おにーちゃんがイッちゃうまでの間に、わたしは大体5回くらい必ずイッちゃうの!

だからね、おにーちゃんがイッちゃうまでの間に、わたしはせいじょーいで2回はイッちゃって、そのあとばっくで1回、きじょーいで1回、それから最後におにーちゃんがそろそろってなるとまたせいじょーいにもどって、最後はわたしといっしょにイッてくれるの!!

だからね、わたし、今えっちが、すごくたのしくてしかたないんだぁ……

こうやって思い出してるだけで濡れてきちゃうし……

ざびえるを手で気持ちよくしてあげたり、お口で気持ちよくしてあげたりしてあげたくなっちゃうし……

わたしはもう、おにーちゃんといっしょにいるときは、ざびえるをにぎにぎしてないと不安なくらい。

にぎにぎしてたら、おにーちゃんが我慢できなくなってわたしにえっちなこといっぱいしてくれるし。

出かける前にもいっばいえっちしてきたけど、もっとしたいの! 今すぐしたい!! たくさん人がいるけど別に見られたっていいし……

わたしは、これからおにーちゃんとお買い物なんだけど、

「お買い物が終わったら、ホテルでみかなといっぱいえっちしよ?」

高島屋のエスカレーターに並んで乗ってるときに、おにーちゃんの耳元でささやいちゃった!!

          

コメント

コメントを書く

「恋愛」の人気作品

書籍化作品