ディスカウントショップで兄がわたしを18禁コーナーに連れていこうとしています。

雨野美哉(あめの みかな)

「おにーちゃんとえっちした(い)。④」

えっちなことをしている途中で泣いてしまったわたしを、おにーちゃんは優しく抱きしめてくれました。

抱きしめて、頭を撫でてくれて、いっぱいキスをしてくれて……

それから、

「あ、忘れてた」

と言って、わたしの耳をなめてきました。

「えっ!? ちょっと、おにーちゃん!?」

「あれ? みかなも耳をなめてほしいって言ってたよね?」

おにーちゃんが、耳をなめながらそんなことを言うから、なめられてるだけじゃなくて、吐息が耳にかかるだけで気持ちよくて……

「だからって……いま、しなくて……も……」

わたしはもう、それ以上何も言えませんでした。

おにーちゃんが、忘れていたのはたぶんほんとのこと。
おにーちゃん、天然だから。

でも、いつ思い出したのかはわからないけど、このタイミングでたまたま思い出したふりをして、耳をなめてきたのは……

きっと、わたしが泣いてしまったせいで、興がそがれたっていうのかな? それとも、萎えた? そんな風になってしまったんじゃないよ、ってわたしに教えてくれるためだったんだと思います。

もしかしたら、ぜんぶ、天然がなせるわざで、わたしの買いかぶりすぎかもしれないけど。

でも、そんなのどっちでもいい。

ううん、それどころじゃなかった。

おにーちゃんは、わたしの耳や、首をなめたり、吸ったりながら、背中や腕を撫でたりしました。

なめかただけじゃなくて、さわりかたもえっちで、わたしの体はどこをさわられても、気持ちよくてしかたがありませんでした。

おにーちゃんは、背中や腕だけじゃなく、手や指や、太ももの内側、わたしの体中をなでる終わると、

「ここと、ここと、あと、ここかな」

と、わたしの体の3ヶ所をもう一度、撫でました。
そのたびに、わたしは、えっちな声が出てしまいました。
まるで、わたしの体は、おにーちゃんの楽器みたい。

「まだ、他にもあるかもしれないけど、今のところは、ここと、ここと、あとここが、みかなの性感帯だね」

おにーちゃんはそう言いながら、今度は、わたしの感じやすいところを舐めたのでした。

「おにーちゃんのえっち……」

わたしは、もう、そんな風にしか返せないくらいになっていました。

おにーちゃんは、そんなふうにして、わたしが泣いてしまったことをなかったことにしてくれると、さっきまでのつづきをしてくれました。

だけど、おにーちゃんは、乳首に触れるか、触れないか、という感じで、わたしの乳輪に舌をはわせて、もう片方のおっぱいも、指で同じようにして……

「おにーちゃん……焦らしちゃ、やだ……」

まるで、わたしがそんな風におねだりするのを待っていたみたいに、舌と指で同時に乳首を……

「おにーちゃん……気持ちいい……気持ちいいよぅ……」

なめたり、軽くかんだり、つまんだり……

わたしは、気づくとおにーちゃんの頭を抱きしめていました。

「もっと……いっぱいして……いっぱい、みかなのこと、きもちよくして……」

わたしが、合間合間にあえぎながらそう言うと、おっぱいをさわっていたおにーちゃんの手が、わたしのスカートの中に入ってきました。

もう、すっかり下着まで濡れていたわたしのあそこを、下着の上から形を確かめるように指でなぞると、

「みかな、すごい濡れてるね。ぼくより、みかなのほうがえっちだね」

そんなことを言いました。

「お……おにーちゃんの……せい、でしょ……」

「そうかなぁ?」

おにーちゃんはそんな風にとぼけたふりをして、下着をぬがさずに、指ですこしだけ下着をずらして、わたしのとろとろに濡れてるところを、今度は直接指でさわりました。

そこは、乳首や、おにーちゃんが見つけた性感帯を、さわられたり、なめられたりするのとは、まったく違っていました。

わたしは、おにーちゃんがさわりやすいように、ううん、もっとちゃんとさわってほしくて、もうほとんど力が入らない体で、抱きしめていたおにーちゃんの頭を離すと、スカートをたくしあげて、脚を開きました。

おにーちゃんは、わたしの下着を脱がせると、片足だけわたしのニーハイにひっかけたままにして、

「おっぱいだけじゃなくて、みかなのここもすごくきれいだよ」

おにーちゃんが、いつわたしを抱いてくれてもいいように、毎日お手入れをしてたその場所を見られてしまうのは、思ってた以上に恥ずかしくて……

おにーちゃんが、その場所をなめてくれるのは、それ以上に恥ずかしかったけれど、そんなのどうでもよくなるくらいに、気持ちよくて……気持ちよすぎて……

なめられながら、クリトリスちゃんを指でさわられた瞬間、


わたしの頭は、真っ白になりました。


          

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