トラブル遭遇率120%ダメダメ男がメチャモテ青春を送るために主人公を目指す
出会い2
「えっと...主人公?っていうのはなりたくありません。」
少年...勝也は銀髪の女性イブから差し出された手を断った。
「俺は今日から楽しい楽しい高校生活が始まるんです......可愛い彼女を作って普通な楽しい青春を過ごしたいんです!!」
勝也は少し恥ずかしそうに話した。
「血だらけで入学式に参加して保健室で1日を過ごしてた男が普通な青春だなんて」
「黙りなさい、ナナ!!」
悪態をついてくるナナを抑止するイブ。
ナナはやってしまったと口を紡ぐ。
「勝也様...今日はご挨拶のつもりでお伺いいたしました。我々はあなたをサポートするのが役目です。あくまでも主役はあなたなのですから。」
淡々と話を続けるイブ。
「主役って言われてもね〜」
困惑している勝也。
「勝也様、あなたは候補者であるとともに危険対象としても認識されています。365日24時間我々が監視していることを忘れないでくださいね」
「えっ!?ずっとですか?」
さらに困惑する勝也と落ち着いているイブ。2人の佇まいは対極的である。
「俺にプライベートってものはないんですか?」
「ありません」
「シャワーや1人でのお楽しみタイムもあなたたちに見られてるってことですか?」
「正式には私たちHMPTが監視していますので、私たちではありません」
勝也はあまりの絶望に何も考えることは出来なくなってしまっている。
「姉様にはあなたの粗末な物は見せられないからね〜」
後ろから茶髪の少女が声をかけてくる。
「ナナ」
少女を静止しようとする銀髪の女性イブ
「てめ〜、クソガキが俺のビッグマグナムは粗末な物なんかじゃねぇ!!」
直感的にカチンと来た勝也が反論する。
「見果てたセクハラね......捕まればいいのに」
勝也の反応が面白いのかさらに悪態を続けるナナ
「アッタマきた!!泣かす!!」
ナナに対して歩み寄っていく勝也。
「あんたみたいな訓練も受けてない一般人に私が負けるわけないじゃない!!逆に泣かしてあげるわ!!」
返り討ちにしてやろうと笑みを浮かべるナナ。
「ナナ、いい加減にしなさい!!」
瞬間、空間にとてつもなく冷たい空気が作り上げられた。背筋が凍りそうになるくらいの寒さを感じるような、まるで死そのものような。
「コホン」
咳払いをし、何事もなかったかのように取り繕うイブ。
「この子は初めての任務でして、多数のご無礼をこの子に代わりお詫び申し上げます」
深々と頭を下げるイブ。
「申し訳ございません」
それを真似て頭を下げるナナ。
「初めての任務なら、仕方ありませんね!!いや〜、俺も子供だったかな〜」
人に下手に出られるのが苦手な勝也は咄嗟に自分も謝る。
「今日は勝也様とお話しが出来て良かったです。主人公になりたくなった時はいつでもお呼びください」
イブはまたもや淡々と話を続ける。
「主人公ねぇー......気が向いたら連絡します」
まだまだ全然納得していない勝也は適当に返事をする。
「ナナ、アレを」
「はい、姉様」
ナナがスーツのポケットをゴソゴソと漁っている。
「勝也様これはささやかながら贈り物です」
ナナの手から小さな箱が勝也に渡される。
「これは?」
箱を受け取った勝也は何かわからず困惑しとりあえずカバンに入れた。
「開けてからのお楽しみです。先ほどまでの無礼大変失礼致しました」
先ほどまでの少女のような態度ではく、大人びた態度で言葉を発するナナ。
「べ...別に気にしないでください」
 連られて敬語になる勝也。
「それでは私たちは失礼します。送り先は自宅前でよろしいでしょうか?」
「あ、はい」
瞬間、勝也は自宅前にいた。
「なんだったんだろ...今のは...夢?」
勝也の脳の処理は限界を超えていた。
「でも......あのイブって人めちゃくちゃ可愛かったな〜」
「ナナって子はロリすぎだけどな〜」
そう言って勝也は自宅に入って行った。
少年...勝也は銀髪の女性イブから差し出された手を断った。
「俺は今日から楽しい楽しい高校生活が始まるんです......可愛い彼女を作って普通な楽しい青春を過ごしたいんです!!」
勝也は少し恥ずかしそうに話した。
「血だらけで入学式に参加して保健室で1日を過ごしてた男が普通な青春だなんて」
「黙りなさい、ナナ!!」
悪態をついてくるナナを抑止するイブ。
ナナはやってしまったと口を紡ぐ。
「勝也様...今日はご挨拶のつもりでお伺いいたしました。我々はあなたをサポートするのが役目です。あくまでも主役はあなたなのですから。」
淡々と話を続けるイブ。
「主役って言われてもね〜」
困惑している勝也。
「勝也様、あなたは候補者であるとともに危険対象としても認識されています。365日24時間我々が監視していることを忘れないでくださいね」
「えっ!?ずっとですか?」
さらに困惑する勝也と落ち着いているイブ。2人の佇まいは対極的である。
「俺にプライベートってものはないんですか?」
「ありません」
「シャワーや1人でのお楽しみタイムもあなたたちに見られてるってことですか?」
「正式には私たちHMPTが監視していますので、私たちではありません」
勝也はあまりの絶望に何も考えることは出来なくなってしまっている。
「姉様にはあなたの粗末な物は見せられないからね〜」
後ろから茶髪の少女が声をかけてくる。
「ナナ」
少女を静止しようとする銀髪の女性イブ
「てめ〜、クソガキが俺のビッグマグナムは粗末な物なんかじゃねぇ!!」
直感的にカチンと来た勝也が反論する。
「見果てたセクハラね......捕まればいいのに」
勝也の反応が面白いのかさらに悪態を続けるナナ
「アッタマきた!!泣かす!!」
ナナに対して歩み寄っていく勝也。
「あんたみたいな訓練も受けてない一般人に私が負けるわけないじゃない!!逆に泣かしてあげるわ!!」
返り討ちにしてやろうと笑みを浮かべるナナ。
「ナナ、いい加減にしなさい!!」
瞬間、空間にとてつもなく冷たい空気が作り上げられた。背筋が凍りそうになるくらいの寒さを感じるような、まるで死そのものような。
「コホン」
咳払いをし、何事もなかったかのように取り繕うイブ。
「この子は初めての任務でして、多数のご無礼をこの子に代わりお詫び申し上げます」
深々と頭を下げるイブ。
「申し訳ございません」
それを真似て頭を下げるナナ。
「初めての任務なら、仕方ありませんね!!いや〜、俺も子供だったかな〜」
人に下手に出られるのが苦手な勝也は咄嗟に自分も謝る。
「今日は勝也様とお話しが出来て良かったです。主人公になりたくなった時はいつでもお呼びください」
イブはまたもや淡々と話を続ける。
「主人公ねぇー......気が向いたら連絡します」
まだまだ全然納得していない勝也は適当に返事をする。
「ナナ、アレを」
「はい、姉様」
ナナがスーツのポケットをゴソゴソと漁っている。
「勝也様これはささやかながら贈り物です」
ナナの手から小さな箱が勝也に渡される。
「これは?」
箱を受け取った勝也は何かわからず困惑しとりあえずカバンに入れた。
「開けてからのお楽しみです。先ほどまでの無礼大変失礼致しました」
先ほどまでの少女のような態度ではく、大人びた態度で言葉を発するナナ。
「べ...別に気にしないでください」
 連られて敬語になる勝也。
「それでは私たちは失礼します。送り先は自宅前でよろしいでしょうか?」
「あ、はい」
瞬間、勝也は自宅前にいた。
「なんだったんだろ...今のは...夢?」
勝也の脳の処理は限界を超えていた。
「でも......あのイブって人めちゃくちゃ可愛かったな〜」
「ナナって子はロリすぎだけどな〜」
そう言って勝也は自宅に入って行った。
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